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平成28年2月号

query_builder 2016/02/01
サプライ通信

岡社長の今月のアドバイス
『オンとオフ』
『思考は実現する』
『竹原慎二のボコボコ相談室』
診断士 松下が見た
『多くの経営者との出会いから見たもの』
事業承継「大丈夫ですよね!オーナー経営者様」
『第1回 起こるべくして発生した事業承継トラブル』
労務最新NEWS
『改正特許法が施行されます』
セミナー参加者のお声を紹介します
『職場の安全衛生管理講座』、
『生き残る中小企業は“人事組織体制とビジネスの仕組化”で決まる』 他
関西事務所便り No12
『本年もよろしくお願い致します』
労務の寺子屋
『「助成金や奨励金」をもっと活用してみませんか?』
今月のご縁むすび
『格闘家 大山 峻護 様』
セミナーのご案内
『ファイトネス!体感セミナー』
『将来に渡る「勝ち残りの体制構築」セミナー』
『新入社員ビジネスマナー研修』

≪オンとオフ≫

先日、弊社お客様の新年会兼経営計画発表会に参加させていただきました。最新技術の発表もあり、会社の将来に大いに期待できる、社員や取引先に夢を与える素晴らしい発表会でした。その運営の一コマで、昨年入社された新入社員の方の決意表明があり、若い精悍な男性(19歳位)が思いの丈を発表しました。

内容については非常に前向きでしたが、ここ一年の私の修得した感覚の中で一つだけ違和感を感じたフレーズが、その社員の男性が発言した「オンとオフ」を使い分けて・・・・・でした。

仕事とプライベートを分けて、両方とも頑張っていきたいというものでした。以前の私であれば全く問題視しないことですが、ここ数年の労働問題全般への対応から、どうもこの「オンとオフ」という区分が、労働者の悩みの多くにつながっていくのではないかと考えており、自分なりに研究しております。

厚生労働省の発表にもありますが、全産業で労働時間は短縮され、職場環境は改善されてきています。ブラックな会社はつるし上げられ、世間に叩かれて改善させられるような風潮があり、私が社会人になった1986年前後と比較すると雲泥の差です。にもかかわらずメンタルで休職する労働者は増える一方です。厚生労働省は早くこの事実を検証し、更に原因を深堀し、実効性のある対策を打つべきと考えます。

私の現在の仮説は、

「仕事は苦しんでやってはならない。まずは仕事を好きになる努力をすること、更に楽しんで仕事をすることによってメンタル問題は大きく改善する」

です。手っ取り早く説明すると仕事が好きになり、楽しむことができるようになると毎日が<オフ>になるということです。わざわざオンとオフを分ける必要はないのです。

成功者の研究をしておりますと分かってきたことですが仕事を楽しんでいる人は成長が著しく、早く一人前になり、やがてプロフェッショナルになっていきます。仕事を嫌々やっている人は、いつまでたってもぶら下がり社員、アマチュア社員、挙句はブラック社員予備軍になっていきます。

会社の命令で奴隷のように働く人を社畜と言います。マスコミでは度々取り上げられる言葉です。この社畜という言葉を度々使う人はどちらかというと左翼的な視野の持ち主が多いようです。

不幸なことに柔軟性がなく、一視眼的に物事を見て判断するタイプの人にとっては、損得の感情が強く、一所懸命に目の前の仕事に全力を尽くす人を、会社のために無理やり働かされている気の毒な人と見えてしまうようです。もしその人が会社のためでもあるが、自分のためにも働く人であるのなら、その人は周囲からどう見えようと社畜ではありません。むしろワーキングハイ状態で本人は疲れも感じずに仕事もプライベートも楽しんでいることでしょう。

どちらが夢の実現をするかといえば社畜を楽しんでできる人です。私は多くの人を見てきた経験上このことを断言できます。この世で生きていくことは恐らく魂レベルでは、すべて自己責任なのです。

一方肉体レベルでは、この3次元世界で不自由な肉体の中に閉じ込められて人生を送る身にとってみれば、自らが選択してきた自己責任の法則を思い出せず、つい楽な選択肢に惹かれていき、その結果自分は悪くない、他者が悪い、会社が悪いとなってしまうのではないでしょうか。

“生きている”ということは 誰かに借りを作ること

“生きていく”ということは その借りを返していくこと

誰かに借りたら 誰かに返そう

誰かにそうして貰ったように 誰かにそうしてあげたい

当社の応接室に掲げている、ある優れた経営者の方からいただいた書に描かれた言葉です。
この世に生まれて、親(育ての親・産みの親)の庇護の下で成長し、やがて自分が親の立場を知ることとなります。人は一人では生きてゆけません。必ず誰かの助けを得て生きているのです。
最高の幸福感は他者貢献の後にやってきます。やらされ感や被害者意識を持ったままでは決して幸福感は得られません。
「とにかく何かを始めよう・・・LET’S BEGIN(飛び出せ青春)」の村野武範の昭和47年当時(私が小学3年生)流行した懐かしい言葉です。いつも心の中でつぶやいていました。
皆さま、魂が震えるようなことを、とにかく始めませんか!

≪思考は実現する≫

最近の私は右脳が全開状態です。勝手なイメージですが、恐らくコンサル時には9:1くらいで右脳が働くようになりました。そうなると「どうぞ私をお使いください!」の状態になります。
特にコンサル時や相談会等においては、相手の頭の中の景色を読み取るように、自然と思考が相手軸となってきます。
ビジネス全般で言えることは、いかにして目の前の人の思考やニーズ、ウォンツを読み取れるか、ではないでしょうか。面白いことに自己に焦点を当てると全く見えず、また感じられないことが、相手軸でものを考えると見事に伝わってくるのです。
私が提唱している「ヒアリング営業」とは相手のことを「聞く力」です。
相手が今何を考え、何に不安を感じ、表面上の望みは何で、隠れた望みは何なのか。そして何をすれば喜んでくれるのかを徹底的に探り、理解することです。
相手をよく観察し、徹底して、しかも嫌味なく質問することでようやく得られるものです。

“彼(敵)を知り、己を知らば百戦して危うからず”です。

自己実現をされる方は、実に多くの方が観察力、分析力、実行力をお持ちです。その中でも観察する力のある方は映像で自分と他者を比較し、不明点を分析していきます。そして不明のままにはせず、質問をして明確にしていきます。更に実行に移すことで自己実現を図っていくのです。

私は、その根底にあるのは、普段の日常生活において“思考が実現する”という法則が働くことを知っているからではないかと考えています。
一方で、この法則の発動方法を知らない人は、益々悪い方向にいってしまいます。
幸福な人には更なる幸福が・・・。不幸な人には更なる不幸が・・・。どうもこれが現実のようです。

仕事柄、私が以前からよく相談を受けるのが、「転職」についてです。 
本当に転職で悩む人が多いと感じます。せっかく入った会社でも、何か辛いことが有ると、どんな人でも一度は転職を考えると思います。私は転職1回で起業しました。
多くの人は、常に転職を考えながらも、そのまま定年になるまで在職されるのが、現実の選択となるのではないでしょうか。そう、現実はそう甘く無いようです。

思考が実現する法則を知らないと、「転職したい」という思いが、“したい”状態のままで実現してしまいます。生殺し状態です。更に現実からの逃避がその根本である場合は失敗することが多いようです。
このような状態で本当に転職した場合、

①一から信用を積み重ねなければならない
②当然新人扱いとなり年下が上司となる場合もある
③収入は一般的に下がることに
④高齢での転職の場合、不況の際にはリストラも覚悟が必要
⑤退職金は長期勤務の者が優遇されるケースが多く、老後が不安になる
⑥人間関係で悩んだ末の解決策であったにもかかわらず、どこにでもいる嫌な上司・部下
⑦家族の理解が得られず、家族関係にひびが入ることも

等さまざまな問題が生じます。その時に辞めなければよかったと後悔するものです。
転職して起業するなら別(それはそれでリスク満載)ですが、現実からの逃避で転職しない方がいいと思います。何故なら「思考は実現する」からです。転職の際には、以前本通信で申し上げたことがありましたが、「辞め時」を理解することです。「辞め時」とは簡単に言えば、転職の意思決定する際に「この会社でやるべきことは全部達成してしまい、辞めるに際して一片の後悔もない状態」です。
まだやり残したことがある場合は、それを達成してから辞めることをお勧めします。

新規で一から丁稚奉公する大変さがどれだけの苦しみを伴うのかをよく考えて、素晴らしい職業生活を送っていただきたいと思います。

≪竹原慎二のボコボコ相談室≫

今から7年近く前、株式会社ブレイン・サプライを設立して間もない頃に、この相談コーナーに出会いました。 竹原慎二さんは元世界ミドル級チャンピオンで、日本人では絶対に無理と言われた最も層の厚い階級(72kgは欧米人・黒人で最も運動神経が発達した人の平均サイズ)で世界を制した人物です。引退後ジム経営の傍ら事業を展開し、様々な苦労をされている実業家でもあります。(詳細は下記のアドレスご参照)

このコーナーではよく腹を抱えて笑ったものですが、久しぶりに読み返してみても厳しい本音のトークは色褪せません。まさに正論です。著作権の問題はあるものの、是非皆様に「経営者の思い」を知っていただきたいとの考えから、本通信の読者の皆様限定でお届けします。

https://code-g.jp/bokoboko/

<今月の悩めるサラリーマン>

ヒルズ族とかに腹が立つ。
文具メーカー勤務:Kさん(53歳)
私は勤続30年、仕事一筋で生きてきました。しかし、ヒルズ族と 呼ばれている人たちをはじめ、最近の金持ちはラクをして私が到底手に入れることのできない大金を稼いでいます。
私のように一生懸命働いてきたものが報われず、株などのギャンブルで簡単に稼ぐ者がいい思いをしているこの世の中に、腹が立っています。竹原さんもこんな世の中おかしいと思いませんか?

【竹原氏の答え】

別におかしかねーだろ!
世の中にはな、使う側と使われる側の人間がいるんだよ。
あんたは30年も使われる側として安泰な身分でのうのうと生きてきただけ。
なに寝ぼけたこと言ってんだ?
あんたも住宅ローンとか車のローンとかは、組んだことあるかもしれん。
でも、仕事をするために銀行から金を借り入れるなんて事してねーだろ? 
働けば、必ずお金がもらえる有り難い生活を営んできたはずだ。
ローリスクで生きてこられてよかったじゃねーか。
使う側の人間、大金をつかむ側の人たちはリスクを負ってんの。
冒険せにゃあかんのよ。
俺もな、そんなに大袈裟なもんじゃねーけど商売やってるから分かる。
店ひとつ出すんだって脳味噌から汗をダラダラ流して考えるさ。
怖くて尻込みすんだよ。
何千万?何億円もの投資を何年で回収するかって。
いや本当に回収できるのかどうかの保証もねーんだから。
未来の事なんて誰にも分からない。イチかバチかだ。
その賭けに勝った人だけが相応のリターンを得る。あたりまえじゃねーか。
何がおかしいんだよ?賭けに負けた人たちは大勢自殺してんだぞ。
命を張って勝負した結果なんだよ。そこんとこ分かってんのかコラ。
上っ面だけ見てんじゃねーよ。
チャンスは、全ての人間に平等にあるはずだ。
あとは考えるか、そして行動に移すかどうかだけ。
なんも冒険せずに平々凡々と生きてきて、陰でグチャグチャ言うなや、ボケ。

私は上記の中で、「チャンスはみな平等にあるはずだ。あとは考えるか、行動に移すかだ・・・」と、最後の、「陰でグチャグチャ言うなや、ボケ。」のフレーズが大好きです。

人は「不平不満」「愚痴」「悪口」「泣き言」「文句」を言い始めたら際限が無くなります。
自分の心に大きな傷を残すことになります。人は自分の見たいものだけを見る習性があります。
そして自分と比較して不満を募らせるのです。中途半端に生きているなと思われる人ほどその傾向は強いようです。

労使間のトラブルが多い職場を訪問し、社員面談をしますと、大概の方が「不平不満」「愚痴」「悪口」「泣き言」「文句」を仰います。会社の悪口や社長や上司に対する不満や愚痴等、その方の思いを全て受け止めた後、冷静になったタイミングで私が申し上げることは、「社長の負ってるリスクをご存知ですか?」、「会社の借金の保証人は社長であって、社員さんはノーリスクですよ!」、「よかったら社長の債務保証を肩代わりしてあげたらどうですか、きっと昇進・昇格・昇給させてくれると思いますよ!」などのフレーズです。
 その時社員さんは初めて知ったという顔をします。そうです、社員さんは会社のリスクや社長のリスクを知らずに「不平不満」「愚痴」「悪口」「泣き言」「文句」を言っているのです。
 経営に携わる方は、普段から正直に社内の実情を分かり易く伝えることも必要です。
経営の見える化(可視化)は社員に安心感を与えます。

「そんなもの見せたら社員は全員辞めてしまうかも知れない。」

そのようにお考えの経営者の皆さんは、是非当社にご相談ください。
ブレインをサプライします。


診断士 松下が見た

「“多くの経営者との出会いから見たもの”」


今まで2000社近い企業のお手伝い、ご相談をしていると様々な局面にであうことがあります。“会社は生き物”と言われる中、あるきっかけから会社がよくなること、逆に転落に進んでいることも多数みています。その違いは何か、実は本当に些細なボタンの掛け違いが多い気がします。

例えば、10数年前にお会いしたA社。よく事例でもお話しますが、私が保険会社時代を行ったにもかかわらず、当事者の二代目の社長は会うなり、“私は聞いてもわからないので総務部長に話をしてください”、そして総務部長は、“この会社はもうすぐダメになります、私の退職金がでればよいので”という無責任な二人。目の前で何も知らない従業員が働いている姿は今も忘れはしません。この企業の場合、簡単にいえば“当事者意識が全く欠けている”ことがすべてです。実は、この“当事者意識が低い企業”こそ、これから厳しい状況に追い込まれるのではないでしょうか。

 “営業予算ができないのは環境のせいにする”
 “人材不足といいながら自分にあわない社員を退職に追い込む”
 “今のままでよいといって、何の策も出さない”
 “社長は高級車を乗り回し、会社に来ないで旅行三昧”

こうしたことの責任はすべて経営者といって他ならない。さらにこの数年見られるのは、こうした動きが経営幹部や担当者にまで見られるのである。

B社は経営者が正直“ボンクラ”。仕事はしないでいつもネットサーフィン。こうした経営者はいなくともよいのは確かである。実際B社の場合、社長は交代になった。しかし、“仲良しクラブ”になってしまうと今度は中小企業の場合、“何もしなくなる”か“社長のイエスマン”ばかり増える結果になってしまう。B社の場合、まさに後者である。

元々経営という観点で考えたことのない社長が就任すると、その中で“仲間”を作り出す。仲間で前向きに決定できるようになれば最高であるが、逆に“仲間だから役員にする”という風潮が高まりだすと、他の真面目に取り組む社員が嫌気をさして会社を去ることがある。さらに、何もしない幹部を置いておくとさらにおかしなことになる。
 C社には、仕事をしない“名ばかり役員”がいる。命令だけは行うが実際に自分で行うことはない。お客様のところにはいかず、会社の中におり暇さえあれば女性社員にちょっかいを出している。そうした人間に限って“社長のイエスマン”なので、社長には素晴らしい報告を行う。この場合、社員からの告発を聞いた経営陣が襟をただし、役員に退任してもらいましたが。

一方、逆に若手経営者には模範になる取り組みを行う方もいます。

D社の専務は私が尊敬する経営陣の一人です。常に従業員目線で相手の話を聞きながらも、問題が発生すると従業員に対し“自分だったらどうするか”と常に問いかけを行われます。自分で考える力を付けさせることで、指示待ちを防ぐとともに、“主役は従業員、経営者は方向性を決める船頭”の考え方をされています。守りが得意なD社でしたが、専務が6年前に回りの反対を押し切って始めた事業が、今会社の大きな収益をあげています。それも専務の現場で起こっている問題からのビジネスニーズでした。

E社は一代で会社を成長、経営者も幹部もまだ若手が多い企業です。この会社の経営者も常に現場で考えさせる訓練を行なっております。この会社では幹部社員に研修を行うことが多いのですが、常に誰かが大きな成長をされている姿が目に入ってきます。そして経営者に聞くと、“彼はこの1か月で大きく伸びた”ということが度々あります。人数の少ない中小企業、ベンチャー企業では常に社員1人1人の成長を考え指導することが重要です。

F社の経営者は現場のたたき上げ職人。失礼ないい方かもしれませんが、経営者というよりは、“中小企業のおやじ”というのがぴったりな経営者。常に現場を回り品質改善につとめるとともに、社員には殆ど怒ることなく常に笑顔で接されています。そのF社の経営者の大きなこだわりは、“最高品質の商品を提供すること”。職人気質なので営業などはどちらかというと苦手な方ですが、自社の商品については絶対的な自信がみなぎっています。そのF社に片腕として幹部が入社、苦手な営業を幹部が行うことで会社の業績もアップ。決して表に出るのは苦手な経営者ですが、全面的に幹部を信用し任せている結果かもしれません。

他にもGさん、Hさん、Iさん。色々な経営者の顔が浮かびます。その中で、経営者が前面に立って突き進んでいる企業もあれば、逆に職人気質の経営者の場合は他の幹部が前面にでているケースもあります。よく“経営者になる資質”みたいなことを聞かれますが、私はどのようなタイプの経営者であっても、“自分が責任をもって行う”気持ちがあれば色々な難局があっても、結果として企業はうまく回る気がします。

(松下 卓蔵)


第1回 起こるべくして発生した事業承継トラブル

ある地方都市の中小企業で起きた事例をご紹介します。
この企業は先代社長(故人)が創業された繊維の染色をされている会社で、現在は二代目が後を継いで業績は順調に推移しています。しかし、先代社長の相続・事業承継の際に廃業も考えたほどの大きなトラブルに見舞われました。

まず、経営者一族の家族構成をご覧ください。


先代社長夫妻は、3人の子供さんに恵まれ、家族仲は良好でした。
ところが、次期社長候補であった長男が先代社長の経営に異を唱えて、喧嘩別れしてから状況は一変しました。長男の離反に、やむなく先代社長は次男を社長に据え、長女を次男の補佐役として経理・総務を担当させ、自身は会長に退きましたが経営への関与は変わらず。また、会長に退いた後も自社株式を70%所有したまま(その他は、長女10%、長男10%、次男10%)でした。そして数年が過ぎ、遺言を残さないまま、会長は健康を害して他界しました。

納骨後、夫人、長女、長男、次男の相続人が集まり、法定相続分にしたがって相続することが決まり、遺産協議書に署名捺印し円満な協議で終わったかに見えましたが、騒動は直後に起きたのです。長男の配偶者が合意された遺産協議書を見た瞬間に「何で長男のあなたの取り分が少ないの?納得できない!」と怒り出してしまったのです。さらに分割協議書をビリビリに破き、遺産分割協議のやり直しを夫である長男に強硬に申し入れたのです。長男は配偶者の勢いに負けて、その他の相続人に遺産分割協議のやり直しを申し入れましたが、全員の同意は得られず遺産は未分割のまま相続税の申告期限を迎え、各相続人は未分割状態での納税申告を行わざるを得ませんでした。そのため、納税者にとって有利になる、配偶者の税額軽減や小規模宅地の評価減などの相続税法上の特例は使えず、かなり高額な相続税を納めることになりました。
その後も分割協議はまとまらず、調停も不調に終わり、家庭裁判所で審判を仰ぐことになったのですが、遺産の範囲についてまたもや揉めてしまったのです。そうなりますと、いったん地方裁判所で遺産の存在や範囲を確定した後に再度、家庭裁判所で分割の審判となります。結論は法定相続分にしたがって遺産を分割するという、至極当たり前の判決が下されたのですが、長男はこれを不服として高等裁判所に上告して、騒動が収まったのは会長の相続開始から10年後でした。

経営者一族間の争いによって、この会社はいつまでもつのだろう?という従業員のささやきや動揺は次第に大きくなり、一人また一人会社を去って行きました。狭い町ですので取引先やメインバンクにも、遺産分割をめぐる争いの噂は瞬く間に拡がり、日常の取引にも影響が出てしまい、業績が急激に悪化していったのは想像に難くありません。私がこの企業とお付き合いを開始しましたのは、そのような時期でした。ご挨拶に伺うと、涙ながらに長女がこれまでのいきさつを話してくれたのです。

中小企業では、経営トップにすべてのことが集中してことが多く、特に創業者は死ぬまで経営者でありたいという強い願望があります。このような特性を持つ経営者を頂く中小企業はでは「いつ、誰に、どのように経営を任せるのか」、そして「どのようなリスクが存在して、どう対処するのか」、上記の事例をみてもお分かりの通りスムーズな事業承継に失敗するケースは少なくありません。

今回紹介しました事例について「事業承継が上手くいかなかった原因」を分析してみましょう。

ü 原因その1:親子間と親族間の不仲

円満だった経営者家族でも状況はいつ変化するか分かりません。ワンマン経営者と後継者の意見の相違、親子関係の悪化が事の発端です。また、相続財産の規模が大きくなると、相続後に親族間の利害が対立しがちです。家族間のいざこざが、お家騒動へと拡大して、結果として企業の活力が失われ衰退してしまうことになります。

ü 原因その2:事業承継計画が無かった

後継者は次男に決めましたが、会長は相続開始まで実権を保持したかったため、次男に経営権を譲らず、かつ自社株の大半を保有していました。合理的で計画的な事業承継計画を立てることに抵抗はあるでしょうが、事業の承継はいずれ訪れるものです。出処進退は経営者の美学と言われています。会社の永続を考えて先延ばしせずに計画を立てたいものです。

では、今回のようなケースでは、どのようなことが事業承継のポイントになるのでしょうか。

Ø 事業の承継とはどんな事なのか考える

事業承継は「会社の永続」と、家族同様の「従業員の雇用を守る」ことと言えます。そのためには、「後継者」、「ノウハウ」、「自社株」、「相続財産」をどのようにしたいのか、考えの「たな卸」などをしておくことが大切です。


Ø 事業承継のマイルストーンを押さえる

「どこから」、「何を」、「どのように」手を付けたら良いのか分からないという方は少なくありません。殊にご自身の相続の事や財産については、お身内を含めて「誰にも知られたくない」という心理が働きがちです。そのため、検討の機会を逸してしまうケースは多いと思われます最近のご相談のお客様の平均年齢は70歳代後半から80歳代が多くなっています。このようになりますと、相続・事業承継対策は時間との闘いになってきます。

事業承継対策を講じる上で、検討することはたくさんありますが、簡単に示すと次のようになります。「会社の人、モノ、金、情報や後継者候補の現状を確認する」→「親族内継承、従業員への継承、M&Aなどの承継方法を決める」→「従業員、仕入先、販売先、メインバンクなどの関係者の理解、後継者教育、株式や財産の分配を検討する」→「事業承継計画を作る」→「実行する」→「進捗状況を確認する」→「計画の見直しを行う」→「再度実行する」
このような順序で考えていきますと、漠然としたことが良く見えてきます。先を見据えた効果的な対策につながるといえます。



次回は、事例を交えながら上記のマイルストーンごとのポイントについてお伝えします。

(岩井 良輔)


「改正特許法が施行されます」

「特許法等の一部を改正する法律」が平成27年7月に公布されていましたが、いよいよ平成28年4月1日から施行される予定です。

この法改正の大きなポイントは「職務発明制度」に関するものです。職務発明制度とは、従業員が職務上した発明について、会社が特許権を取得した場合の権利やその対価(報酬)について定める制度のことをいいます。

我が国の「職務発明制度」は、①特許を受ける権利は発明者に帰属し、会社が特許出願をするには、その権利を譲り受けなければならない(いわゆる「発明者帰属」)。②発明者は、特許を受ける権利を会社に承継させた場合、その対価を請求できる(いわゆる「対価請求権」)、というものでした。

もし発明者である従業員が、特許を受ける権利を会社に譲渡する対価として、莫大な金銭を要求してきた場合に、会社は対抗しにくい法構成でした。

今回の改正は、有名な現カルフォルニア大学教授中村修二氏(2014年ノーベル物理学賞受賞)が、勤めていた日亜化学工業を発明の相当対価を求めての訴えた事件がきっかけといわれています。この訴訟は「青色発光ダイオード訴訟(裁判)」とも呼ばれ、一審の東京地方裁判所は相当対価を604億円と認定し、被告企業に対し原告が請求した約200億円の支払いを命じる判決を下しました。控訴審の東京高等裁判所では、2004年12月に裁判所が和解勧告を出し、2005年1月に原告被告とも受け入れて訴訟が終了。その和解金は6億円(実際は延滞損害金も加えた約8億円)でした。

改正特許法は ①職務発明に関するもの ②特許料等の改正 ③特許法に関する国際条約の加入といった内容ですが、企業にとって即刻対処を求められるのは①の職務発明に関してのもの(就業規則の見直し)です。

職務発明に関して特許法35条が、次のように改正(概要)されました。
35条3項 従業者等がした職務発明については、契約、勤務規則その他の定めにおいてあらかじめ使用者等に特許を受ける権利を取得させることを定めたときは、その特許を受ける権利は、その発生した時から使用者等に帰属するものとすること(原始帰属)。

35条4項 従業者等は、契約、勤務規則その他の定めにより職務発明について使用者等に特許を受ける権利を取得させた場合には、相当の金銭その他の経済上の利益を受ける権利を有するものとすること。

35条6項 経済産業大臣は、発明を奨励するため、産業構造審議会の意見を聴いて、相当の金銭その他の経済上の利益の内容を決定するための基準の策定に際して使用者等と従業者等との間で行われる協議の状況等について指針を定めるものとすること。

従来からも、就業規則の「職務発明規定」において、発明特許の帰属を会社としていた場合には、特許を受ける権利は、発明したときから会社に独占的に帰属させることができました(原始的帰属)。改正法は、このことを法律により追認したということができます。改正法はさらに、相当の金銭その他の経済上の利益を発明した従業員が会社に求めることもできるとし、その対価について、国が一定の基準を示すとしたのです。

なお、従業員が職務上発明した特許について、社内規定がなかった場合、会社はまったく関与できないのかというと、そうではありません。今回改正されていない法35条1項(概要)は次の通りです。

35条1項 使用者等は、従業者等が職務発明について特許を受けたとき、その特許権について通常実施権を有する。

すなわち、職務上の発明に関する社内規定がなかった場合でも、会社は職務発明に対して通常実施権(単に発明を使用する権利)は有していたのです。しかし、就業規則等で職務発明である特許の帰属を会社とあらかじめ定めていない限り、発明者である従業員に特許は帰属し、その従業員から特許権が譲渡されない限り会社は特許権者として排他的独占権(専用実施権)を持つことができなかったことから問題が生じていたのです。

今回の35条の改正は、就業規則等で定めておけば、職務発明による特許は当初から会社に帰属し、その代わりに当該従業員に相応のインセンティブを与えることを法律で改めて認めたと考えることができます。

従って、職務発明による特許を会社に帰属させるためには、あらかじめ以下のような規定を就業規則に設けておかなくてはなりません。

<法35条3項を直接適用する規程例>
1.職務発明については、その発明が完成した時に、会社が発明者から特許を受ける権利を取得する。ただし、会社がその権利を取得する必要がないと認めたときは、この限りでない。
2.会社は、発明者に対して国のガイドライン沿ったインセンティブを与える。

<法35条3項を直接には適用しない規程例>
1. 発明者は、職務発明を行ったときは、会社に速やかに届け出るものとする。
2.会社が前項の職務発明に係る権利を取得する旨を発明者に通知した時に、
会社は当該職務発明に係る権利を取得する。
3.会社は、発明者に対して国のガイドラインに沿ったインセンティブを与える。

このような規定がない限り、職務発明の特許は従業員に帰属し、会社が特許権者として排他的独占権(専用実施権)を取得するためには、従業員と個別の交渉を余儀なくされます。
従って、職務発明に関する規定がない場合には、早急に策定する必要があります。弊社も就業規則の見直し等について、引き続きお手伝いさせて頂きます。

なお、実用新案権と意匠権も改正法35条が適用されます(就業規則で定めておけば、権利は会社に帰属させることができる)。4月1日施行予定の改正特許法等について詳しくお知りになりたい方は、特許庁のホームページを併せてご参照ください。

https://www.jpo.go.jp/torikumi/kaisei/kaisei2/tokkyohoutou_kaiei_270710.htm

(田畑 壽邦)


弊社主催のセミナーを開催いたしました。参加された皆様の感想をご紹介いたします。

1月19日『職場の安全衛生管理講座』

・安全衛生管理の全体像が把握できた。
・「衛星管理者」の資格試験を受ける際の参考になった。
・会社での衛生管理体制の整備に生かしたい。

1月27日『2016年 生き残る中小企業は“人事組織体制とビジネスの仕組化”で決まる』

・今後の組織作りに役立たせたい。
・人事評価に関して参考になった。
・成功事例をもっと聴きたい。
・当社に生かせる情報を抽出し、検証してみたい。

2月5日『誰も教えないナンバー2の心得と実践』

・労務・雇用等管理の重要性を再認識することができた。
・“清潔な人ほど仕事ができる”等興味深いお話だった。
・社員とのコミュニケーションの取り方の指針にしていきたい。
・チームワークの良い会社にしていけるよう実践したい。
・“報告書を書くことで情報を共有する”、“負の情報を伝達することで早期の解決を図る”ことを再認識した。

◎今後も皆様のお役に立てるセミナーを企画してまいります。ご期待ください。


本年もよろしくお願い致します。
初詣では、おみくじをひかれましたか?弊社では6日に神田明神にお参りし、大半の社員がおみくじをひかせて頂きました。

今年の干支の丙申は、60年に一度の組み合わせだそうです。
60年に一度と聞くと何となく有難く良い年にしたいなと引き締まります。

丙申の年は、「形が明らかになってくる」「実が固まっていく」年。
頑張ってきた企業様、社長様、従業員さま、みなさまの努力が形になって行く、まさに成長の年です。
そのために関西事務所からご支援できることを今まで以上にご提案させていただく所存です。
みなさまとの接点強化のために「セミナー」も定期的に開催し、情報発信にも努めて参ります。

メンバーも新たに2名加わりましたのでご紹介させていただきます。
新メンバー共々、一丸となって女性らしい視点と心遣いで業務に取り組んで参ります。
宜しくお願い致します。

*************   はじめまして。  *****************

自称「元気充電器」こと阪上です。人を「元気」にするのが、楽しみです。
社長様、従業員さまが「元気」が出ないときは、関西事務所にお越しください。
お会いした瞬間に「笑顔」になっていただけます。宜しくお願い致します。

(阪上文子)

新しく関西事務所に仲間入りしました、永井真琴です!
只今、大学卒業を目指し通信大学に通っています。未経験ですが、一生懸命頑張ります!
皆さま よろしくお願い致します。

(永井真琴)

(関西事務所:阪上文子・田宮チヱミ・佐藤多栄・小山菜穂子・中村千紗・永井真琴)


「助成金や奨励金」をもっと活用してみませんか?

当事務所では北九州のA社の「地域雇用開発奨励金」を申請中であります。
この奨励金は求人の少ない地域おいて雇用を増やした事業主に対して支給する奨励金です。
概ね下記の4項目が支給対象要件です。

① 求職者数に対し、雇用機会が著しく不足している地域及び若年層等の流出が著しい地域において、
② 事業所を設置・整備し、その地域に居住する求職者を雇入れた場合。
③ 設置・整備に要した費用と増加した人数に応じて、一定の金額を助成するもの。
④ 対象労働者の定着状況などを考慮の上、設置・整備完了した日から最大3回(3年間)支給。

また今回の場合は ① 設置費用、設備費用が5,000万円以上。 ② かつ対象労働者が7人の場合で申請です。 ※計画通り進めば、200万円×3期=計600万円 受給可能な奨励金。

昨年末、新規事業を立ち上げることを聞き、設置場所、投資金額や雇用人数等情報を聞き、当事務所は福岡労働局と近距離にあり、このような「助成金等の申請」には好立地であります。
前職時代からこのような助成金の申請で経験を積み、ちょっとしたコツを会得しています。
ポイントして普段から、複数「雇用」する場合と「新規事業等で投資」がある場合はご連絡を。とお願いしていました。
今回は見事に合致しているようでしたので、申請にこぎつけました。今回の申請のポイントをまとめると下記の通りです。
(1)雇用は無期雇用(パートタイマーでも無期の契約を締結すること)
(2)雇用保険適用事業所番号の取得(新規事業設立時に別途申請)
(3)支払関係は必ず銀行振り込み(後日、お金の動きの実査があります)
(4)雇用する方で親族の方は対象外。
(5)まずは計画書を提出し、その後に「採用」や「金銭の支払い」の動きがあることが重要なポイント。すなわち事後処理は不可です。
(6)助成金センターには足繁く通い、質問すること(ミスの起こらないよう)や事前に書類のチェックを依頼することも重要なポイント。

以上「助成金の申請等」のご弊社におまかせください。

(福岡事務所 上田 幸俊)


~格闘家 大山 峻護 様~

昨年秋、初めてお会いした際に、
『現役を引退しまして社会人白帯なのですが仕事が楽しいです!真っ直ぐに頑張ります!』と最高の笑顔で仰って頂いた大山さん。今月は、大山さんについてお伝えしたいと思います。
今年1月新年早々に 大山さんを、ブレインサプライ岡社長にご紹介のところ、その場で『2月のご縁結びのコーナーは、大山さんのお話を書いて下さい!そして3月はブレインサプライ社主催で大山さんのファイトネスの体感会をやりましょう!』と即断即決でした。
 体感会についてまた後半でお伝えしたいと思います。その岡さんもグローブを付け、大山さんがミットを構え、数発のチャレンジするだけで、言葉で言い表しがたい何かを感じ取る。
私も同様の体感でした。


☆大山さんとの出会い

 ご紹介者は、大山さんの奥様である、桜香純子さんとIT会社を営む秋場さん。お二人がレインボータウンFMの番組のパーソナリティをされている所に、第5回目のゲストが私でありました。またその番組の企画段階から、秋場さんに番組の相談をたまたま頂いていたのも私であったのがご縁の始まり。余談ですが、その番組の第1回目のゲストが大山さんであります。これもご縁ですね。
 この番組は、リスナーの皆さんとリアルな場面を設けるところを意図した企画であり、出演したゲストが、リアルな場面でリスナーと対話できるということで、ミニ交流会を銀座のバーで行っています。その交流会に私も参加した際に、初めて大山さんにお会いすることになりました。

☆大山さんの想いをお聞きして

 前述のバーで大山さんを、純子さんと秋場さんからご紹介を受け、2014年12月6日にラストマッチで完全燃焼をしたお話、今後は格闘家から第二の人生をビジネスの世界で開花させていきたい、また後進の道をも切り開きたい、格闘家の持てる力が、チームビルディング、コミュニケーションの向上に必ず役立つものである事等々お話を伺い、今一度お会いし私なりに何ができるか整理をし、大山さんに意味あるお繋ぎをしていきたいと思った次第でした。

 【格闘家が強いのは体だけではない】まさにそう思いました。
格闘家の厳しい環境、体も心もボロボロになっても這い上がる強いメンタル、人間本来持ち合わせる闘争心は、今の企業人の中でも必要性を感じ入りました。

 下記がラストマッチの映像です。
 http://www.youtube.com/watch?v=Za2Oh78wcUs

☆全盛期のピーターアーツに30秒で勝ったお話を

 私の自宅では、既にテレビが無い生活が15年ほどになるのですが、テレビがまだ有る頃の記憶の中に、格闘技番組がテレビの中で盛り上がっていたこと、結構詳細は知らないまでも、かじりついて見ていたことを思い出します。その中でも、ピーター・アーツって凄いなと感じていましたが、この大山さん、たった30秒で 全盛期のピーター・アーツに1本勝ちされています。
 その時のお話を伺ったのですが、試合当日の9日前まで戦う予定には無かったそうなんです。でも、全く対戦相手にもならない可能性の中、この年(2005年)の年頭から、『俺は絶対、今年年末の【Dynamite!!】でピーター・アーツに戦って必ず勝つ!』を目標設定し、その事以外は全く考えず、試合をイメージした練習に鍛錬に日夜明け暮れたそうです。全く、対戦候補に選ばれていなかったとしても。本来の対戦相手が急遽辞退した結果、大山さんに打診。まさに想いは通じる、その時『二つ返事で ハイ!出ます。』
 どんな場面でも準備の大切さ、メンタリティーの大切さを教えて頂けた実話だと思いました。結果、イメージ通り、全くピーター・アーツに試合をさせずに30秒で…
素晴らしいですね。格闘技について全く素人で、批評、評価する立場に無いのですが、大山さんの普段の笑顔を拝見していると、【ヒーローになりたかった少年】が今もそこにいる感じ。
 非常な部分も必要な場面の格闘シーンには本来合わないにも関わらずも、ここぞという場面では、本来持ちあわせた実力を爆発的に成果結果を残される心優しい人ではないかと。(あくまで個人的感想です。)

☆格闘家として社会との接点を持っていくために

 2014年末引退してから、ご本人も、周りから見ても【我武者羅】という言葉が当てはまるほど、いろんな声掛けがあれば、出向き、何ができるかを模索する1年だったそうです。
 その頃に私もお会いさせて頂き、思ったこと。
 【大山さんがやろうとしたいことを広げてくれる人を紹介したい】と思いました。ご自身が広める活動に終始するより、大山さんの素晴らしさを世に広めて頂ける方々を私がご紹介することで大山さんは、ファイトネスの内容のレベルアップ、大山さんの後進の発掘~教育に集中できる時間を創出できればと。


 そう思った瞬間に、研修会社、組織運用をされているIT企業、そして、人材面で企業をバックアップされているブレインサプライの岡社長をご紹介するに至りました。岡さんも私も、当日は岡さんの社員の皆さんも、ファイトネスの一端をほんの数発体感させていただくだけで、この活動を世の中に広げていきたい、広げていくべきと思い感じました。


 http://shungooyama.spo-sta.com/
 ※上記ファイトネスのサイトです。

3/17にこのファイトネスの体感会を、東京は表参道で夜に行います。詳細については、ブレインサプライ社から。


企業家、またこのファイトネスを世に広めて頂ける方に是非、当日は集って頂きたいと思っています。
勿論私も参加いたします!

大山さんとの楽しい時間を共有できる楽しい夜に!

代表世話人株式会社 杉浦 佳浩


お知らせ

福岡での開催も予定しています!!

4月4日 10:00~16:00  福岡事務所 4Fセミナールーム
(申込み/お問い合せ:TEL:03-6273-7437  担当:木村・島村)

※詳細については、Weekly News にてお知らせいたします。









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