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平成26年10月号
岡社長の今月のアドバイス『第2回アメリカ旅行!』『規範作りの重要性!』『ブラック企業大賞』『マジック ジョンソンが黒人の子供たちに贈った言葉』他
診断士 松下から見た『大企業にみるこれからの賃金体系の在り方』
BS海外コラム『媽祖信仰−その2』
労務の寺子屋【お知らせ編】10月から最低賃金が変わります。
ブレイン・サプライよりセミナーのお知らせ 産業医がズバッと解説!~会社と社員と経営を守る~メンタル事例から学ぶ産業医の役割と会社の対応ポイント セミナー
ブレイン・サプライよりセミナーのお知らせ “簡単にできる”中小企業が続々と採用する賃金制度 セミナー
≪第2回アメリカ旅行!≫
2年ぶりに行ってきましたアメリカ旅行! 前回は男二人旅で、英語を使えない私は何かと不自由を感じましたのが、今回はカナダ留学経験のある長女を引き連れての安心の旅となりました。
今回もメインはパワースポット巡り中心のスケジュールとなり、セドナ、モニュメントバレー、グランドキャニオン、ザイオン、ブライスキャニオン、アンテロープキャニオン、ラスベガス(ここは買い物中心!)、サンフランシスコetc・・・と、同行の木暮税理士の弟さんがサンフランシスコ在住で旅行関係のお仕事をされていることに全面的に甘え、全ての行程の手配をお願いし、10日間のアメリカ旅行を満喫してきました。 道中8日間くらいは日の出、日の入りを経験、平均睡眠時間4時間、レンタカーの走行距離2500km、中々きつ目の行程となりましたが、お陰様でさらにパワーアップして帰ってまいりました。 出発前の2週間くらいは体調不良で、腹痛、腰痛、頭痛に酷い肩こり、前日の蕁麻疹(じんましん)など満身創痍のスタートとなりましたが、アメリカ到着後は日が経つにつれて回復していき、睡眠不足にもかかわらず、体調は全快しました。 特にセドナの四大ボルテックス(写真①②:ベルロック、エアポートメサ、カセドラルロック、ボイントンキャニオン)は圧巻で、ここから受ける気のエネルギーは最高でした。 皆さん、是非セドナへ行って、エネルギーを吸収してください。価値観が変わることを保証します!(ただし「ピンク・ジープ・ツアー)にはご注意を。胃の中を空っぽにして乗車したので助かりましたが、ハードな岩場を2時間ぶっ通しで走ってくれました。食後ならゲロッていたと思います。写真④⑤)
不思議経験として、セドナからグランドキャニオンに移動の際、レンタカー運転中に時速80kmでブッシュに突っ込みかけました。 車はカーチェイスのように蛇行を繰り返し、何とか停止することが出来ました。 運転中にこのような事態に陥ったのは初めての体験です。 偶々(たまたま)前後に車がなく、事なきを得ました。 その後首からぶら下げていた私のお守りのブラッドストーンという石を飾ったストラップが金属の部分から外れて無くなっていることに気が付きました。 直観的に「私の身代わりになってくれた」と感じました。
このブラッドストーンは、その3週間前にも助けられており、お譲りいただいた方との面談時に、「今日はお飲みになりますね。この石があなたに付いていきたいと伝えてきています。今日は岡さんに大変なことが起きるようです。」と言われ、何故その日の夜に飲むことが分かったのか不思議でしたが、その石を胸ポケットに入れて講演を行いました。 その後の懇親会の帰りの電車で、急に目の前が真っ白になり、意識が無くなりかけたその時、石の存在を思い出し、手のひらにその石を握っていたところ、体調が回復してきました。 (飲み会後の粗相は5~6年経験していません。) 私はエネルギーの受信体質のようで、そのような体験を数多くしていますが、このひと月で2度も助けていただいたその石:ブラッドストーンには大感謝です。今回も必ず持っていくようにお譲り頂いた方からわざわざメールをいただいていましたのですが、本当に驚きです。
今頃、パワースポットであるセドナの地でゆっくりとしていることでしょう。 有難いことです。 皆さんも年に1度とまではいかないまでも、数年に1度は肉体と魂の充電に行かれては如何でしょうか。 日本だけでなく海外にも、「気」の充満したパワースポットが、まだまだ沢山あります。
私が過去体験させていただいた国内外のパワースポットに、次回は是非一緒に行きませんか!
≪日本の国益を阻害した朝日新聞の罪②!≫
今新聞の存在価値そのものが変わろうとしています。 昔から情報の伝達は重要であり、口頭で伝えられていたものが瓦版等の紙媒体になり、印刷技術の発達、交通網の発達により新聞へと発展してきました。 明治維新後、150年にわたって新聞は情報発信源となり、人々を啓蒙してきました。ところが現代はインターネットの時代になり、スピード化の時代となってきました。人々は世界中の動きをタイムリーに知りたいという欲求のもと、出来るだけ多くの情報を正確に集められる媒体を望み、それをIT業界が支えているのです。 ご存知の通り、億万長者といわれる人々の多くがIT業界出身です。現代は人を喜ばせた数が多ければ多いほどお金が儲かる仕組みになっており、ITビジネスがその先端を走っています。
新聞社を中心としたマスコミは、この現状を十分に把握しているとは到底思えません。 先の朝日新聞の誤報問題はその最たるものです。 国民を啓蒙する目的で、情報操作をし、誤った情報を発信し続けたこの新聞社を、恐らく国民は許さないでしょう。 既に900万部とも言われた朝日新聞の発行部数は激減し、正味は300万部相当程度の顧客しか残っていないとも言われているようです。 今後朝日新聞は読者不在で嘘を垂れ流し、日中、日韓関係を誤った方向に導いたツケを払うことになるでしょう。
新聞記者は昔のように、取材をして裏を取り、記者の憶測や脚色を極力押さえて事実を正確に伝えるといった姿勢が必要です。 任天堂社長のインタビュー捏造事件など、報道に携わる人間としての資質が問われていますが、どうもこの1カ月強の動きを見ていると、自浄作用も働かないようで、残念です。 独週刊誌シュピーゲル社は100名体制で「迅速な事実確認」を行っています。その内正規雇用のジャーナリストだけで80人、他にフリーランスの30名で合わせて100名強と、世界最大の事実確認体制といわれているようです。
世の中はうまくできています。 「嘘は必ずばれる」のです。 目先の損得にとらわれ、功名心にかられ、嘘の報道をしてしまうと、忘れた頃にそのしっぺ返しを食らうことになるようです。
以前にも申し上げたかと思いますが、日本は「土下座文化」です。 そして潔さを求めてきます。
土下座して、やり直すことを誓い、ほとぼりが冷めるまでは真摯な態度を貫き、一から出直すことを宣言すれば、多くの国民は支持してくれます。 潔さのかけらもなく、自らのプライドの高さを前面にだして開き直ってしまったらお終いです。
朝日新聞社の姿を見て思いました、「人のふり見てわがふり直せ」 。
20年後にはこの世から新聞が無くなっているかもしれません。 新聞業界は今が正念場です。
≪規範作りの重要性!≫
過去に「海賊と呼ばれた男」のモデルになった大企業の関連会社のルール作りのお手伝いをしたことがあります。 その企業は創業者が素晴らしい方で、「社員は家族」であり、「就業規則なし」、「出勤簿なし」、「定年なし」、「馘首(クビ)なし」、「労働組合を作られるようであれば会社清算し社員に配分」などを掲げ、実行し、一騎当千の強力な社員を育成し、日本の国益に多大な貢献をされ、発展してきました。 当社との契約の前に、本体企業の人事部門から同社の就業規則を提示され(なんと数ページしかありませんでした)、厳しい就業規則は当社グループには望ましくない旨の回答をいただきました。 私の大学時代、親友の兄が同社の札幌支店に在籍していることから、同社の札幌の独身寮に3日ほど無料で宿泊させていただきましたが、石狩鍋を食べさせていただいたり、イクラを好きなだけ食べさせていただいたりと、全く見ず知らずの学生に対して本当に寮内の皆さんに親切にしていただいたことを記憶しております。当時損保会社に就職が決まっていましたが、出来ることならこのような社員さんがいる会社で働きたいと思ったことを、昨日のことのように覚えています。 そのことを思い出しながらも、私は「御社の関連会社も、本社と同じ基準で採用されていますか。関連会社の社員さんもすべて新卒で採用され、教育研修を実施しているのでしょうか。」と質問させていただきました。 その後すぐに当社案が採用されました。 決断の速い会社でした。
私は普段厳しいルール作りをお勧めしている立場の人間ですが、本来はどの会社も社員さんには方向性だけ示し、後は社員自身が判断して行動を起すことがベストと考えております。 できればルールなどない方が望ましいです。 ただしその前提は、社員全員が会社の方針や経営者のビジョンを十分理解し、その実行に向けて迷いがなく、情熱をもって行動することが前提となります。
価値観が多様化していて、時間経過が加速化している現代では、一般家庭における親子のコミュニケーションが著しく減少し、時間は共有しているけれども、対面で価値観を照らし合わせての会話時間も減少し、本来受けるべき躾(しつけ)も疎かな状態で社会に出てきます。
従って、家庭で疎かになった社会人としての常識や躾を、会社で実施していかなければならない時代となってきてしまったのです。 特に最近の労働者像で顕著になってきたのが、「損・得」の概念です。 この「損・得」の概念を強く持つ社員は労働問題を起しやすい傾向があります。しかも厄介なことにそのような問題社員は客観的に自己を見つめる訓練もできていない人が多く、話し合いも困難な人が多いようです。
私は全国各地に呼ばれて、人事労務関連のセミナーを実施しておりますが、上記のような問題(ブラック)社員対策、抑止策として、「未来型のルール作り」 を提唱しております。 入社のタイミングが最も効果的です。 どのような邪(よこしま)な心を持った人でも、初対面や入社の際には本能的にその邪な心は封印してきます。 そのタイミングできっちりと 「ワクチンを注射」することで、多くの場合、その邪な心を押さえることが出来るのです。
昨年暮れ頃から、景気が回復し、採用が困難になってきました。 そのような状況下では「来た人は皆採用」 といった会社も出てきます。この採用が困難な状況下でフィルターにかからずに入社してきた社員の中に多くの問題(ブラック)社員が入り混じっているのです。 そして好況下では余り問題が顕在化しませんが、不況になり、労働条件を変えざるを得なくなるタイミングでウィルスが活動を開始し始めます。 経営者、採用担当の皆さんは入社前のチェックを疎かにせず、入り口でウィルスの侵入を阻止してください。 入口で手を抜くと、出口で10倍苦しみます。(10倍返しの法則と呼びます)
是非下記の14のチェックを行って、良い人材採用をしてください。
最近⑬と⑭を追加しました。 本通信の4月号に掲載した 「きらきらネーム」 のチェックと、最近の、メールによる退職の意思表示の防止 です。前者は非常識社員やモンペ(モンスターペアレンツ)の突撃予防に役立ちます。 (きらきらネーム:黄熊(ぷう)、泡姫(ありえる)、光宙(ピカチュウ)など通常読めない名前、非常識な名前)。 後者は、いきなり、「今日付けで辞めさせていただきます。なお今後のお問い合わせは弁護士を通じてください。直接のご連絡はお断りします。」 などのメールを送付してきて、一切の連絡を絶ち、権利のみを主張してくる社員対策です。
非常識なブラック社員によって会社をかき回されないための規範作りをご検討ください。
ルールは「厳しく作って、優しく運営」が基本です。
≪ブラック企業大賞≫
「ブラック企業大賞」にヤマダ電機、 緊急ノミネートのすき家に「要努力賞」
弁護士ドットコム 9月6日(土)19時2分配信
ブラック企業大賞の授賞式。受賞企業の代理として、実行委員会のスタッフが賞状を受け取った
長時間労働やパワハラなどで悪質だとされる企業を選出する「第3回ブラック企業大賞」の発表会が9月6日、東京千代田区で開かれ、「大賞」に従業員の過労自殺をめぐる訴訟が起きている「ヤマダ電機」が選ばれた。
ブラック企業大賞は、労組やNPO法人、弁護士、ジャーナリストらによる実行委員会が企画。第3回となる今年は、7月に9組10社がノミネートされ、9月に「不二ビューティ」と「ゼンショーホールディングス」の2社が追加ノミネートされた。
大賞のほか、各賞も発表された。セクハラヤジ問題で話題を呼んだ東京都議会が「特別賞」を受賞。アニメ制作会社のA-1Picturesと、「たかの友梨ビューティクリニック」を展開する不二ビューティの2社に「業界賞」がおくられた。牛肉チェーン「すき家」を運営するゼンショーホールディングスは「要努力賞」となった。
●「過労自殺を繰り返し、反省の色が見られない」
ヤマダ電機は、従業員による「過労自殺が相次いでいること」を理由にノミネートされた。実行委員会によると、ヤマダ電機では、2007年9月に当時23歳だった社員が長時間労働の末に自殺、2011年6月に労災認定された。
遺族はヤマダ電機側に安全配慮義務違反があったとして、損害賠償を求め提訴。ヤマダ電機側は訴えを全面的に否定しているという。また、2004年にも当時29歳の契約社員が上司から罵倒を受けて自殺に追いやられたとして、訴訟に発展したという。
授賞式で、実行委員会の水島宏明・法政大学教授は「ヤマダ電機はウェブ投票でも最多の票数を集めた。過労自殺を繰り返しているという点や、反省の色が見られないことなどを勘案して、総合的に選んだ」と説明した。
また、水島氏は「最近、実行委員会のもとに、会社の人事が見るような業界紙・広報誌などからも取材が来るようになってきた」「ブラック企業は社会的に認知されている。労働側だけではなく、会社自体の危機管理として、ブラック企業でないような方向にしていこうという機運が出てきている」と、ブラック企業をめぐる環境の変化を指摘した。
今回、ノミネート企業から出席者は一人もなく、受賞企業の代理として、実行委員会スタッフが賞状を受け取った。委員会によると、2012年の第1回ブラック企業大賞から毎回、ノミネート企業に授賞式の招待状を送っているというが、会場前方のノミネート企業席は空席のままだった。
ブラック企業に対する攻撃が止みません。
私の過去の経験では、一般的に2チャンネル等に書き込みをされて、風評被害にお悩みの企業・経営者の皆さんの内、実態のヒアリングを進めていくと、書込みの内容の6~7割は事実であるとの回答が得られます。 人の恨みを買いますと結果的には目に見えないところで損をするようです。 社員とその家族を大切にするという考えをお持ちであれば、儲けを前面に出して、非正規雇用社員がメインのビジネスモデルにはならないと思います。
上記のノミネート企業のマスコミに上る記事などを検証していくと、急激に伸ばした企業やカリスマ社長が経営している会社の場合、会社の成長に社員のレベルが追い付いていないケースが散見されます。 本来ならば緩やかな成長カーブを描きながら、経営者と社員間の十分なベクトル合わせが行われるべきですが、急激な成長下での社員育成の時間が犠牲になり、価値観の共有が疎かになっているようです。
社長と社員間で同一の価値観を維持するためには、お互いにより多くの時間の共有を行うことです。 経営者が忙しく、殆ど社員と顔を合わせることの出来ない会社では、社員研修や管理システム等様々な社内統治の仕組みを構築していかなければならないのですが、多くの経営者が成長病に罹ってしまい、売り上げ至上主義に走っていき、結果的に社員の心が育っていないという状況に直面します。 その時に、急激に伸ばしてきた会社ほど、急激に衰退していきます。 急激に伸ばすとマスコミが寄ってきます。 彼らは寄生虫のように一度話題に上ると、最初は持ち上げ、衰退の兆しが出てくると、今度は思いっ切り叩いてくれるようです。 正に「一粒で二度美味しい!」のです。
料理飲食業の世界では、「テレビに出ると店は潰れる」 というジンクスがあります。 真面目に経営してきて、馴染みの固定客を確保しているところに、テレビが一元の客を多数連れてくるのです。 店主が謙虚な方であれば大丈夫ですが、多くの店主がテレビに出て有頂天になり、横柄な態度で接客するようになります。 そして既存客を大切にせず、調子に乗って複数店舗経営に乗り出した頃、ブームは去り、客足は遠のき、負債を抱えて倒産・・・。 どうもこのパターンが多いようです。
ブラック企業と呼ばれる企業も、結局は経営者の姿勢に謙虚さが見られない、或いは薄れてきたことが原因で問題が顕在化してきたといえます。 このような企業に私がアドバイスさせていただくとすれば、まず第一に<謙虚さを取り戻していただくこと>です。そして第二に<問題の発生を幸運であったと受け止めていただくこと>です。 問題の早期発見は病気治療と同じく最重要であり、一病息災という言葉があるように、病気になったからこそ健康であることの有難味が分かるのです。 問題を起した社員さんを憎み、排除したところで、根本の問題は何ら解決されておりませんので、結局第2、第3の問題社員が現れてきて、会社が衰退していくのです。 会社に不穏な“気”或いは“空気” が流れ始めたら要注意です。 その“気”或いは“空気” に釣られて「不良社員」が侵入してきます。 彼らは極めて巧妙に自己主張を始め、仲間を作り始めます。 そして見事に 「会社対社員」 の構図を展開していきます。 そもそも利己的な人が多く、何事につけても、「してやってる感」 を醸し出してきます。 このような輩を引き込んでしまうのも、結局は経営者側に大きな隙があるからです。
そうならないために、会社の健康診断を受けてください。 労務監査や社員の面談など早目に手を打ち、会社が本気で問題に立ち向かう姿勢を示してください。私は最近、社員研修を多数実施させていただいておりますが、社員さんたちの良心(内在神)に働きかけ、心に響くようにお話ししていきますと、その方の中にあるウィルスが顕在化してくるようです。 そのウィルスはマイナスの環境をこよなく愛していますので、会社が本気で改革の狼煙(のろし)を上げますと居たたまれなくなって辞めていってくれます。 社風を変えていきたいとお考えの経営者の皆さんは、是非労務のアウトソースをご検討ください。 ブレインをサプライします。
≪マジック ジョンソンが黒人の子供たちに贈った言葉≫
「君には無理だよ」 という人のいうことを聞いてはいけない
もし自分で何かを成し遂げたかったら
出来なかったときに他人のせいにしないで、自分のせいにしなさい
多くの人が、僕にも君にも 「無理だよ」 といった
彼らは君に成功してほしくないんだ
何故なら彼らは成功できなかったから。途中であきらめてしまったから
だから君にもその夢をあきらめてほしいんだ
不幸な人は不幸な人を友達にしたいんだ
決して諦めてはだめだ
自分の周りをエネルギーで溢れ、しっかりとした考えを持っている人で固めなさい
自分の周りを野心で溢れ、プラス思考の人で固めなさい
近くに誰か憧れる人がいたら、その人にアドバイスを求めなさい
君の人生を考える事が出来るのは君だけだ
君の夢が何であれ、それに向かっていくんだ
何故なら君は幸せになるために生まれてきたんだ
何故なら君は幸せになるために生まれてきたんだ
By マジック ジョンソン
私(岡)の憧れのバスケットボールプレーヤーで、選手時代は206cmの長身ポイントガードとしてNBAでプレーし、1980年代にロサンゼルスレーカーズで5回優勝に貢献する。 1991年にHIV感染を理由に引退するも1992年のバルセロナオリンピックにドリームチームを引き連れて参加、アメリカに金メダルをもたらした。 人格に優れ1996年にNBA50周年を記念した「歴代の偉大な50人の選手」に選出された。
素晴らしい言葉です。 この言葉に触発されて、成功に導かれた黒人の若者が多数いるようです。私はマジック・ジョンソンの目が好きです。 全ての人を受け入れる慈悲深い目をしていると、彼が現役のプレーヤーである時から感じていました。 その彼が記した言葉です。 強い意志を持って、エネルギーにあふれ、しっかりとした人物になりたいと思います。
“人は幸せだから感謝するのではありません。感謝しているから幸せなのです”
株式会社ブレイン・サプライ 岡 弘己
診断士 松下から見た 大企業にみるこれからの賃金体系の在り方
日立製作所が、10月より管理職を対象に年功序列の要素をなくした新賃金制度を開始すると発表しました。今後は、勤続年数や年齢に関係なく、ポストや成果に応じた賃金体系になるという。目的は、役割と業績への貢献度を給与に直結させることで、若手の優秀な人事の確保、女性や外国人などの社員意欲を高め、業績向上につなげるとのことです。
この時期を読んで、正直“今更”という感じがします。電機業界でいえば、富士通がいち早く“成果主義”を導入しましたが、その後最終的な成果だけでなくプロセスやチームへの貢献度重視に基準を変えるなど、まだはっきりとしていない状況です。また、ソニーや日産自動車なども導入していますが、これらに共通するのは“国際化企業”という観点です。今回の日立製作所の発表によると、GE(ゼネラル・エレクトリック)など海外の外国企業を意識したといいます。
ところで、日本企業が過去より年功序列を行ってきた背景はどこにあるのでしょうか。
多くで言われているのが、“新規学卒終身雇用”の考え方ではないでしょうか。すなわち、学校を卒業して入社した会社で定年まで迎える、これにより企業への忠誠心を高めるやり方です。
一方、グローバル化が進む中で、中途採用の増加とともにダイバシティが進むなど、様々な経験をもつ人材が採用されてきました。企業はその体制を整備するためといいます。
ところが実際は、今回の対象者が管理職11,000人(全社員の約1/3)というようにほぼ中高齢者であることからすれば、バブル世代を中心にした40代~50代の社員の給与の見直しの色彩が強いと思われます。他の従来型日本企業も同様です。
ところで特に中堅・中小企業の賃金体系についてはどのように考えていったらよろしいのでしょうか。国際化を進める企業であれば大手の考え方は参考になりますが、そもそも人材の確保が難しくなってくるなか、“採用と定着”の両面を考える必要があります。
私の中小企業における賃金体系の考え方はいたってシンプルです。
基本は、役割給に年齢・勤続を加味した形と考えております。
理由は、“役割”の部分では、求められるものに対して、どれだけの取組を行ったのか、その際、業績成果を“継続すること”を目指す必要があることから、能力・過程などの総合的な評価も必要になります。
その一方で、“年齢・勤続”を加味することについて違和感のある方もおられると思います。中小企業の場合、大手企業に比べて“採用が難しい”ことを考えると、入社してきた社員の定着を考える必要があります。その際、“すべての社員に優秀さを求めてはならない”ことです。大きな成果は出せないが、会社の方向性に合って取り組んでいる社員にも報いることがポイントです。また、長くいる社員を報いることで定着率の高い会社を目指すこと、これにより社員が安心して働ける社風を築くことができるようになります。
私の方が人事制度を導入のお手伝いをする場合、まずは“社員が長く安心して働ける会社づくり”を基本スタンスに置いております。そして、少しでも昇給できるような制度とともに、社員の給与を増やせるよう、業務内容の見直しまで踏み込んでいく必要があります。その際、留意したいのが労働時間になります。
例えば複数の運送会社では、取引先の荷主の選別に入りました。労働時間の長い得意先に対しては、業務内容の見直しとともに運転職(ドライバー)が集まらない現状を踏まえて値上げ交渉を行っております。大手メーカーの中にはこの期に及んで輸送費削減と称して値下げを言っているようですが、こうした企業はおそらく物流が麻痺して企業の根幹を揺るがすのではないでしょうか。
人の確保も踏まえ、この時期こそ給与体系を見直してはいかがでしょうか。
私の方でも、“これからの賃金制度の在り方”についてセミナーを11月に行う予定ですので、奮ってご参加ください。
(松下 卓蔵)
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業績向上と人材確保を両立する賃金体系を解説!
「“簡単にできる”中小企業が続々と採用する賃金制度セミナー」
■日 時 :平成26年11月14日(金) 15:00~18:00 (開場 14:45~)
■講 師 :ブレイン・サプライ取締役 松下 卓蔵(中小企業診断士)
このような方に最適です!
・社員のやる気を高め、業績向上につなげたい・社員の定着率を高めていきたい
・賃金体系について見直しを行いたい ・中途採用についての賃金の考え方を知りやい
・残業代を基本給や手当込みになっている ・役職手当の金額が少なくて残業未払いリスクがある等々
《媽祖信仰−その2》
昔々、福建省の莆田近くの海辺に海を生業とする林と言う商人がいました。
三月二十三日のその日一家は大部屋に集まり、赤子の誕生を今か今かと待っていました。
突然、一条の赤い光が窓から差し込み部屋を照らすと同時に、不思議な香りが立ち込め、皆が大いに驚いたその時、産婆が笑顔で「おめでとうございます、旦那さま、まるまるとした女の子ですよ」と飛び出してきました。
赤子が生れた時の泣き声を聞こうと耳をそばだてていた林は急ぎ大部屋に入りましたが、「しかし、どうして赤ん坊の産声が聞こえなかったのか?」と不思議に思いました。
この女の赤ちゃんは人を見ると笑いかけ林家の人々は皆可愛がりましたが、生後1か月もの間泣き声を発しなかったため、林はこの子を『黙娘』(モーニアン)と名付けました。
黙娘は大変親孝行かつ気立ても優しく聡明でした。彼女はまた線香を上げ仏様を拝むのも大好きで、何時も家の仏像に向かい手を合わせ礼儀正しく祈っていました。
黙娘の父と兄はいつも船に乗り、外地に商売に出かけました。海の波は極めて荒く、毎回彼らが海へ出る時、家人は暴風に遭わず一日も早く無事に帰ってほしいと願いました。このような時には、黙娘は何時も静かに仏前に跪き父と兄の航海の無事を祈るのでした。
ある日天候が悪化し、海が大荒れになったことがありましたが、その時黙娘は提灯を持って海辺の小高い丘に立ち、海上の船のために提灯を高く掲げて明かりとしました。それは仄かな明かりでしたが、暗闇で大風の中翻弄される船はこの明かりを見て方向を知り、安全に危難から逃れることが出来たといいます。
ある長雨の続く日、父と兄は航海に出ました。黙娘は彼らの安全を気遣っていましたが、突然外で人々が大声で叫ぶのを聞きました。「まずい、海は大しけで船が沈んだぞ!」
黙娘はそれを聞き大いに心配し、「父と兄はきっと危険な目に会っているに違いない、どうしよう?」。彼女は急いで仏像の前に跪き頭を垂れ祈りました。
「父と兄を救うことが出来るなら、私の命は犠牲になっても構いません。お願いします!」
お祈りをしているまさにその時、突然黙娘は地面に倒れ込み、動かなくなりました。母親はあわてて駆け寄り彼女の体をさすりましたが、すぐに大声で叫びました。「あぁ、冷たくなっている、黙娘は死んでしまった!」母親は泣きながら「黙娘や、死なないで、生き返って!」と大声をあげ、彼女の冷たくなった体を揺り動かしました。
黙娘の母親は声が出なくなるほど泣きましたが、突然、黙娘の閉じた口が開き「あぁ」と一声あげました。「気が付いた!気が付いた!」と黙娘の母親は驚き喜びました。しばらくすると、黙娘は永い眠りから目覚め、手足もまた冷たくなくなってきました。「あぁ嬉しや!黙娘、お前は母を驚かして!」母親は喜び、泣き、また笑いました。しかし、黙娘は頭を垂れて涙を流し一言も発しませんでした。
この時、黙娘の兄が全身びしょ濡れになって帰って来ました。彼は目を真っ赤にし、息を弾ませて言いました。「お母さん、お父さんは海の波にのまれてしまった。」話し終わらないうちに母親は大声で泣きだしました。兄はまた「自分とお父さんは海で大しけに遭い、船がひっくり返り皆海に投げ出されたが、突然一人の女の子が現れ、両手で私をつかみ、口で父親の腰帯を咬み、舞い上がった。しかし、途中でどういう訳かお父さんは再び海に落ちてしまった。自分はお父さんが海に落ちるのを見たが、すぐに気を失ってしまった。気が付くと自分は岸辺に横たわっていたが、お父さんは見つけられなかった。」
黙娘はこの時になって初めて弱々しく母親に言った。「お母さん、父と兄を救った女の子は自分です。私は父の腰帯をしっかり咬んでいたけど、あなたが私の名前をずっと呼ぶので、あなたが私を心配しているのに耐えられず、思わず口を開いて一声答えてしまいました。そして父は海に落ちてしまいました。」母親と兄はそれを聞いて非常に驚きました。黙娘の髪、手足、衣服を彼らがさする風雨の中を戻ってきた兄と同様びっしょりと濡れていました。
黙娘の親孝行の心はお釈迦様を感動させ、彼女に神の力を与え、霊魂を体から抜け出させ、大海原を飛び、父と兄の命を救いに行かせました。彼女の為したことはすぐに近隣の村々に伝わり、人々は皆彼女が海神の化身であると信じました。
黙娘は成長しても、後家を通す母親に付き添い、ずっと嫁ぎませんでした。彼女は小さい時から好んで香をたき仏を拝んだので、仏法の研究にも勤しみました。 彼女は28歳で天に召されましたが、ある人は彼女が紅い服を着て、ゆっくりと天空を舞上がっていくのを見たといいます。
その後、数多くの船が海上で嵐に遭遇した時、 すぐに一人の紅い衣服をまとった女神が現れ、揺れ動く船の舳先に立ち、船を導くのを見たと人々は言います。人々は皆、それは黙娘が密かに保護してくれていると言い、彼女を海の守護神として崇め、廟を立てて彼女を祀り、敬意をこめて「媽祖」、あるいは「天后」と呼びました。
このようにして起こった媽祖信仰ですが、中国系の人々がいるアジア諸国で大きな拡がりをみせています。次回はそのあたりに触れてみます。
(この項続く)
(坂井 優)
労務の寺子屋(お知らせ編)
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