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平成26年9月号
岡社長の今月のアドバイス『靖国神社参拝8/15』『最後に残るもの』『愛語』ほか・・・
診断士 松下から見た『“バーチャルとリアルを活用した集客法”とは』
BS海外コラム『媽祖信仰−その1』
コンサルタント小出の今月の気になるキーワード『総合的品質管理「QC7つ道具」層別』
関与先様からのご投稿株式会社ウェルス・マネジメント代表取締役 濵 昌志氏
労務の寺子屋【社会保険手続き編】協会けんぽの主要な申請書・届出書の様式がリニューアルされました!
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≪靖国神社参拝8/15≫
今年も終戦記念日に靖国神社に参拝してまいりました。 様々なイベントが行われており、都度足を止めて聞き入ってしまいました。印象的であったのは、中国のチベット問題、ウイグル問題、法輪功弾圧、共産党の臓器売買など、決して日本のマスコミでは報道されない人権問題を、資料と共に中国人の方々が必死で訴えていたことです。 共産党が支配する暗黒の国である中国国内では、彼らの主張は弾圧され、逮捕、拷問されるために如何ともし難いのでしょう。 共産党という私利私欲に走る利己集団のために多くの民が苦しんでいます。 大した役にも立たないでしょうが、全部署名してきました。 また台湾の方が、日本の地図に台湾が中国領として出版されていることに憤っておられました。 本当に日本のマスコミや出版界は本当に心無いことをするものです。
安倍首相が靖国参拝を見送り、玉串料奉納のみを行い、中韓に配慮しましたが、両国は激怒し批判、挙句は安倍の抑制はまだ足りないとの反応を示しました。 想像の通りです。 彼らの目的は日本の行動を支配することであり、日本を抑制し、コントロールすることで、日本を利用し、自国の国益を追求していくことにあるのです。 しかし中韓だけではありません。 欧米も中韓も、恐るべき国であり、どれだけ叩いても這い上がってくる日本を出来るだけ封印したいと考えていることを知らなければなりません。
本来、日本はA級戦犯含め1千人以上が絞首刑で処刑され、極東軍事裁判は結審しています。 既にその犠牲によって禊(みそぎ)は終わり、サンフランシスコ講和条約によって国際社会への復帰は、国際法上完了しているのです。
一方、日本が大東亜戦争の開戦に至る前の欧米は何をしていたのか。
①米国はフィリピンで数十万の人を虐殺し植民地化
②英国はインド・ビルマ・マレーシアを植民地
③仏はインドシナ半島を植民地
④オランダはインドネシアを植民地
⑤その他の国もアジア・アフリカを侵略し、数百年も植民地にし、莫大な利益を得た。 植民地は後進国のまま放置し、日本が敗戦すると再び植民地化しようと仏軍はべトナムとアルジェリアに、インドネシアにはオランダ・豪州が再び侵略、数十万の現地民を殺害。
しかしながら大東亜戦争開戦前と彼らの再侵略との間に何が違うかというと、アジア諸国は日本軍が育てた独立軍があり、数百年の奴隷生活から解放されるべく独立戦争を行えたところです。
(フィリピンだけは日本軍を受け入れずゲリラばかりしていたため義勇軍は組織されず。その結果戦後も日本精神は植え付けられず、皮肉にも経済発展は最も遅れている。)
だから東南アジア諸国は日本に感謝してくれているのです。インドネシアなどは独立記念日の「ムルデカ(独立)17805」 といって日本の敗戦2日後の独立記念日を大切にしています。この17805とは17日8月:8月17日ということで、年号は欧米風に言えば西暦1945年を取って45とするところを、日本の年号である皇紀2605年から取って05としてくれているのです。数百年にわたる西欧の、キリスト教国の年号など使いたくなかったのです。 独立のために約3000人もの元日本兵が祖国に帰ることを放棄して、インドネシア人と共に戦い、約2000人が死亡してまで独立に貢献してくれたことを、彼らはこのような形で表して、感謝しているのです。
一方その時、それ以降中国、韓国は何をしていたのか。
① 中国は日本がアジアを代表してその解放のために命がけで戦っているときに、欧米の支援を得て我が国と全面戦争をし、
② 1950年 韓国に侵攻し朝鮮戦争参戦
③ 1951年 独立国チベット大虐殺
④ 1959年 インド侵略アクサイチン地方を占領
⑤ 1979年 懲罰戦争と称しベトナム侵略 虐殺・強姦etc・・・・
韓国は
① 折角日本からタナボタで独立できたのに、初代大統領が無能で朝鮮戦争を招き、国土が焦土化
② 国で生きていけない人が多数戦前の縁を頼って不法入国(日本政府は黙認)
③ 朝鮮戦争とベトナム戦争で大量虐殺・強姦(ライダイハンとしてベトナムでは有名)
繰り返しますが、日本は極東軍事裁判で裁きを受けましたが、裁きを受けていない欧米をはじめとする外国が、なぜ日本を批判できるのか。
我々はそろそろ過去の戦勝国が植え付けた 「日本は侵略国」 という真実でない概念を取り払い、先の戦争で日本のために戦ってお亡くなりになったご先祖様を心から供養し、感謝していくことを堂々と行う時期に来ているのではないかと考えます。 その上で、二度と同じことを繰り返さないことを誓うべきです。 来年も8月15日は堂々と靖国神社に参拝したいと思います。
≪日本の国益を阻害した朝日新聞の罪!≫
英国首相のウィンストン・チャーチルの残した言葉の中で有名なものが、『日本人は無理な要求をしても怒らず、反論もしない。笑みを浮かべて要求を呑んでくれる。しかし、これでは困る。反論する相手を捩じ伏せてこそ政治家としての点数があがるのに、それができない。それでもう一度無理難題を要求すると、またこれも呑んでくれる。すると議会は、いままで以上の要求をしろという。無理を承知で要求してみると、今度は、笑みを浮かべていた日本人はまったく別の顔になって、「これほどこちらが譲歩しているのに、そんなことをいうとは、あなたは話の分からない人だ。ことここにいたっては、刺し違えるしかない」といって突っかかってくる。』
欧米の交渉は100の目標に対し150交渉してきて、落としどころを100として目的を達します。 ここが日本人の交渉と全く違うところです。思いやりや誠意は外交では通じません。
ペリーがやってきて砲艦外交を展開した際も、上記のような対応をしてしまって、不平等条約を締結せざるを得なくなりました。
また中国・韓国に対しても同様に譲歩に譲歩を重ね、臭いものに蓋をするという誤った外交をやってしまい、取り返しのつかないことになってきています。
日本人は好戦的と未だに世界で思われているようですが、過去の歴史を見ていきますと、1400年前の白村江の戦いでは海の向こうで唐軍が迫っており、730年前の鎌倉時代には元軍が侵略してきており、戦国時代も侍がいなければスペイン、ポルトガル、オランダに侵略されていた可能性が高く、明治維新の際には米英仏に植民地化される恐れがありました。 そして直近では大東亜戦争の際には米英ソに外交によって植民地化される恐れがあったのです。 日本が好戦的なのではなく、日本に危機が訪れようとしているタイミングで、日本を守るエネルギーが働いて、この国が守られてきたと感じるのは私だけでしょうか。 本来の大和民族は平和を愛する、嘘偽りの嫌いな、誇り高い民族であると考えます。 元寇を第1の国難、明治維新を第2の国難、大東亜戦争を第3の国難と作家の前野徹さんが仰いました。そして今、第4の国難に直面しています。 しかも今回は内部崩壊の危機でした。
朝日新聞が8/5の記事で過去の従軍慰安婦を巡る記事を誤報と認めましたが、自説は曲げず、謝罪もなしでした。 私は以前保険会社勤務の時に、同社を担当しましたが、1年で思想が合わないので担当を変えてもらいました。 サラリーマンとしては論外の行動でしょうが、信念は変えられませんでした。 (やはりサラリーマンには向かなかったようです。(笑))
この新聞社の心無い報道によって、どれだけ多くの国益が失われていったことでしょう。また中国・韓国に対しても多くの誤ったメッセージを送り続けたことにより、両国との関係は取り返しのつかない状態となってしまいました。 利己的な思想は、結局は自らをも滅ぼすのでしょう。 もう朝日新聞の崩壊については言葉をはさむ余地が無くなってしまいました。
チャーチルが言うように、我が国の国民は1回目や2回目は相手に譲ります。しかしながら3回目となるとこいつは分からない奴だとなってしまい、今まで我慢していたエネルギーも加わり、正に倍返しになるのです。 日本人は損得よりも善悪で判断することが多いのです。その根本は相手に対する「思いやり」や「誠意」です。 しかしながら既に調子に乗り過ぎた朝日新聞と韓国政府は今後、この日本人の強烈な倍返しエネルギーを受けることになります。 個人的には、出来るだけ早く詫びを入れることをお勧めしたいところですが、不要なプライドをもつこの両者はそれが出来ないことでしょう。 しばらくは普段おとなしい善良な国民を愚弄し続けてきたことに対する報いを、他を代表して受けていただきたいと思います。 その状態を見て、その他の国は少し控えめになることになるでしょう。
≪公務員の虚偽報告を疑え!≫
大阪府警は30日、平成24年までの過去5年間の刑法犯認知件数に、窃盗など計8万1307件を計上していなかったと発表した。統計上の事件数を少なく装うこうした過少報告は、府内65署すべてで行われていた。府警は「あくまで担当者レベルで不適切処理が広まった」として組織ぐるみの不正を否定している。 未計上分を上乗せすると、大阪が全国ワースト1を返上したとされた22~24年の街頭犯罪(自転車盗、ひったくりなど8種類)はいずれも東京都を上回り、ワースト1に転落する。 各都道府県警が公表する刑法犯認知件数は治安の目安となる重要な指標。ここまで大規模な不正処理が明らかになるのは異例だ。 府警は同日、当時の署長や刑事課長ら89人を注意処分とした。懲戒処分はなかった。 府警では昨年6月、堺署で6千件超の過少報告が発覚。その後、別の署でも未計上の疑いが浮上したため、堺署を除く64署で一斉調査を実施し、新たに7万4769件の未計上が判明した。 府警によると、未計上の86%が窃盗事件だった。街頭犯罪は5万2966件で、最多は自転車盗の3万7013件。次いで車上狙い5799件、部品狙い4326件など。 各署の統計担当者は本来、犯罪を把握してからすみやかに「刑法犯認知情報票」を作成し、府警本部と警察庁にデータを送信する。ところが(1)自転車盗は後から被害品が見つかればカウントしない(2)窃盗未遂は実害がないため、計上しない-など大阪独自のルールで、送信件数が大幅に減らされていた。 不正処理が始まったのは20年から。就任初年の橋下徹府知事(当時)がワースト返上に言及し、府警全体で街頭犯罪抑止が最重要課題になっていた。複数の担当者が聞き取りにプレッシャーがあったとし、「刑事課長らから、こんなものまで計上しなくていいと言われた」と証言した。
(MSN7/31記事)
また大阪です。私の地元です。恥ずかしいです。 大阪は犯罪件数の多さには定評があります。 当社社員に福岡転勤希望者はいるか?とヒアリングすれば数名が手を挙げます。 北海道は? 数名が手を挙げます。 大阪は?・・・・無言です。 それが日本全国の認識です。 転んでもタダでは起きない、他の地域出身者では太刀打ちできない、困難な地域と思われているのです。 これは全国47都道府県を訪問して実感した現実です。 でも大阪はいいところも沢山あります。私は大好きです。 また大阪出身の方々が全国で活躍し、この国の発展に寄与していることも事実です。だから余計に残念です。 これは現場レベルの問題ではなくトップからの指示命令で誤魔化したものと断言できます。民間企業でいえば、食品偽装や情報漏洩のようなものです。 トップからの指示命令に対し、真剣に取組むことが公務員の義務ですが、楽をして誤魔化したのです。 よく国のデータを過信して国のデータが虚偽のはずがないなどと仰る方をお見受けしますが、私の回答は、「国が本当のことを言うとでも思っていらっしゃるのですか・・・・」です。悲しいですがこれも現実です。
企業向けのコンサルティングを長年やってきて感じることは、「嘘は必ずバレル」ということです。この通信でも何度も触れておりますが、人間には良心(内在神)があり、この良心の痛みに、人は耐えられないのです。 人間は嘘偽りのない世界で本来生きています。 社会的な生き物となって学んだり働き始めると、様々な立場に身を置き、そこで苦しみながらいつの間にか本当でないことをいい始めるのです。 そして我々はそのような環境の中で魂を磨いているのです。 魂はいつしかその役割を終えてあの世に帰ります。 あの世では、相手の考えていること(想念)はそのまま伝わってきますので嘘をつけません。 そのような世界で一定期間を過ごし、またこの世に帰ってくるようです。ところがこの世では肉体を持っていますので、相手の想念が伝わってこないのです。そこでわが身を守るために嘘をついてしまうのです。 でも自分の心にまで嘘はつけません。結局はどこかで嘘はバレテしまうのです。 嘘をつかない人は多くの人から賞賛され、尊敬されていきます。
大阪府警のトップは今回の不始末を部下のせいにしてはいけません。この問題に誤魔化しで対応するのではなく、心で対応することで犯罪を抑止していくのです。 違反が発生し易いところで罠を張るのではなく、抑止に注力するのです。汚い手を使っても反発されるだけで、反省を引き出すことは出来ません。 全ての公務員の皆さんは本来の存在意義を意識していただき、職責を全うしていただきたいと思います。
≪最後に残るもの≫
「情けは人のためならず」という。情けをかけると人のためにならないのではなく、巡り巡って、それは必ず自分のためになるというのが本当の意味である。 つまり、情けは人のためにかけるのではなく、実は自分のためにかけるのである。 お金や物を与えて情けをかければ減るし、損をしたかと思うだろう。 これで本当によかったのか、或いは返してもらえるかと不安にもなるだろう。
ところがどうか。 お金も物も情けでさえも、それを与える人のところにしか集まらない。たとえケチで強欲で、自分のことしか考えないような人が裕福そうに見えても、いずれは何もかも手放すことになるだろう。 与えれば与えられる。 情けをかければかけられる。 情けをかけてもし損をしたと思うなら、それは何かの“つぐない”をしたに違いない。 これが道理である。
ギャンブルで財を成すことがあるだろうか。 宝くじで何億円も当たった人が幸せになっているだろうか。 「うまい話」に乗って正当な利益があるだろうか。 答えは全て「ノー」である。 何故なら与えずして得たものは、必ず返さねばならないからである。 得てはならない人が得たならば、必ず失うことになるからである。 人生において最後に残るもの、それは「与えたもの」である。
(新座観音神護院 院主 山路晴峰 三密より)
上記は、毎月購読させていただいている 「三密」 からの引用ですが、きわめて示唆に富んだ文章です。 当社では経営理念の中で「ギブ&ギブン(与えれば与えられる)」を明確に掲げておりますが、多くの経営者の方との出会いの中で感じることは、人生において最後に残るものは与えてきたものだけであるということです。 宝くじで億単位の当選者の9割以上は自己破産或いは生活破綻をしているとの情報もあります。 今まで与えてこなかったのに大金を得るとその人の器(与えてきた量)以上のものは見事に消えていくようです。 私もサマージャンボや年末ジャンボ宝くじ、ロト6,7などを、気が向いたら当選日までの夢を買う程度の感覚で購入していましたが、今後はやめようと思います。 それよりも残りの人生で、社員をはじめ、関わった方々に多くを与え、与えられ、ビジネスを拡大・展開していき、そのご褒美としていただいた報酬を大切に活用させていただき、生きるだけ生きたら、肉体をはじめ全てをこの世に残して、魂だけで(三途の川の渡し賃の六文銭だけを持って)あの世に旅立ちたいと思います。 それまでは日々全力・本気で生きていくつもりです。
また別件ですが、最近睡眠中に降りてきた言葉をよくセミナーで申し上げていますので下記に記載いたします。
既に働く意欲のない、利己的で労働問題を起す人や精神的な病に臥せっている人は論外ですが、一般的に 『多くの人は得意なことを仕事にしている。 ところが<得意なことを仕事にしている人>は<仕事を好きな人>にはかないません。 しかしこの仕事を好きでやっている人も、<仕事を楽しんでやっている人>には勝てないのです。』
以前にこの通信にも載せましたが、仕事を嫌々やっている人は脳波がβ(ベータ)波になっており、生産性は低下します。 仕事を好きでやっている人や楽しんでやっている人の脳波はα(アルファ)波が出ており、生産性が1.5倍と飛躍的に上昇します。 更に覚醒状態になって、θ(シータ)波までで出してくると、完全に受信状態になり、多くのエネルギーを体中で受け止めることが出来るようになります。
人生の多くを職場で過ごす訳ですから、経営者の皆さんには、出来るだけ社員さんが気持ちよく働ける環境を整備していただきたいと思います。 そうすれば結果的に良い仕事で返ってきます。「与えれば与えられる」、「ギブ&ギブン」を実践していきましょう。
≪愛語≫
禅僧である良寛(りょうかん)さんの心中には、禅宗の開祖・道元(どうげん)が示された愛語(あいご)の精神が生きていたそうです。その愛語とは、日常の自分の生活の中で、
1.他人に対しては、「良い言葉」「愛情の在る言葉」しか発しないことを、自分の修行の柱とする。
2.言葉にしない時は、黙って心中で他人へ「愛情のある言葉」を思う。
3.言葉に出来ない時は、黙って「愛情のある行動」を他人に行う。
人間とは、生活の中でこれを実践するだけでも悟りが開けるようです。
とはいうものの日常の生活においては、目の前で不愉快なことをされると、つい、「コノヤロー!」とか「チキショー!」とかつい口走ってしまい、後でとても後悔するものです。 恐らく自分自身の中にある良心(内在神)が痛んでいるのでしょう。 私の経験では、この悪い感情を放置しているとどうも滅びの方向にスイッチが入ってしまうように思います。
私の尊敬する旅行作家の小林正観さんは、「一升瓶の中にハエを入れて、強烈な怒気を含んだ息を入れて蓋をすると、中のハエは2~3分で死んでしまい、喜びの感情を含んだ息を入れて蓋をすると3日でも生きている」と仰っていました。
自分から発する言葉や思いには、良い言葉を選び、愛情を込めたものにしていけるよう心掛けていきたいですね。
“人は幸せだから感謝するのではありません。感謝しているから幸せなのです”
株式会社ブレイン・サプライ 岡 弘己
診断士 松下から見た 「“バーチャルとリアルを活用した集客法”とは・・・」
以前より、私の方では地方をテーマに取り上げています。8月、愛媛県の四国中央市にお伺いしました。四国中央市は2004年に川之江市・伊予三島市・宇摩郡土居町・宇摩郡新宮村が合併して生まれた市です。人口は発足時96,000人ほどでしたが、現在は約91,000人に減少しています。わかりにくい方もおりますので、四国中央市のホーム―ページに載っていた地図を掲載します。
(四国中央市HPより)
四国4県の県庁所在地までの距離を見ると、松山と高松が80km、高知が60km、徳島が100kmと全ての県庁所在地までの中間ともいえ、「四国中央」のネーミングがつけられたと思います。元々、製紙、紙加工業において日本屈指の生産量を誇り、紙製品の工業製造品出荷額が全国一位。プラスチック製品などその他製品を含めると工業製造品出荷額は約6,000億円余りとのことで、地方工業都市の1つと言えます。
ところでここの悩みは御多分にもれず人口の減少、高齢化社会、そしてそれに伴い重要となる医療施設。三次救急医療機関は隣の新居浜市まで行かなければならずその距離は30kmほどで夜間救急も大変。さらに産科はたった1か所しかなく、他の市で出産せざるを得ない、小児科についても少ないことから、子育ての面では非常に大きな課題があることを地元の方から聞いて驚きました。この規模の都市で起きていることですから、これが全国にひろがることを考えると、将来の日本は恐ろしいことになります。
ところでこの、四国中央市には、3,600もの事業所があります。大手の製紙会社も多数あることを考えると、中小企業の数も多いことがわかります。
今回私が注目したのは、
“リアル”と“バーチャル”の融合
でした。四国中央市の中小企業の若手経営者の多くがFacebookを行っています。通常Facebookといえば、“投稿”すると“いいね”で反応。ところがここでは多くの方が“コメント”を残しています。中には、“いいね”が1000人を超える方もいるようです。
その中で注目した1人が“居酒屋ダイニング無限”のオーナーである福田慎さん。
実は彼とは、共通のFacebook仲間が多数おり、彼からの申請があり“友達”になっていましたが、お会いするのは初めてでした。私の方が彼のところで食事をしたかったのを、私の友人のN社長がそれを察してか連れて行ってくれました。
私のお目当ては、右の写真の“かつ丼”。
実はこのかつ丼の写真は福田さんだけでなく多くの“友達”が多数載せています。すると、どうしても気になって仕方がありません。実際に食べてみると、“肉の量、味とも最高!”でした。
そしてこの写真の角度。
自分の知り合いが“おいしい”というお店には行きたいと思うものです。ところが最近のネット世界では“口コミ”といっても実際には“やらせ”のものも一部ですが存在します。そうすると、“ネットの噂は信用できない”、となります。ところが、地方では悪いうわさが広まると“アッ”と言う間に大きな被害を受けることになります。
となれば、実際に知っている多くの“友達”が勧めるお店であれば、安心していけるとともに“ぜひ行ってみたい”と思うようになると思います。また、福田さん自身、お会いするとその場で写真もとっていただき、Facebookに投稿したり、まめに“コメント”で返信されたりしています。
飲食店の方にとっては、福田さんのFacebookは参考になると思います。
実はFacebookの場合は自分からの発信だけではなく、相手にも返すことが大切です。ここができていないと、単なる広告と同じになりますね。
福田さんの場合は、飲食店なのでこうしたネットの使い方がとてもわかりやすいです。 そして、機会があればぜひ“伝説のかつ丼”を食べに“四国中央市に!”。
(今後、地方都市の中小企業の取組を題材にした企業戦略セミナーを企画する予定です)
(松下 卓蔵)
《媽祖信仰−その1》
今回は中華圏で広く信仰されている媽祖様のお話です。
媽祖とは、台湾及び香港・マカオ・福建省など中国沿海部を中心に信仰を集める女神です。媽祖様をお祭りする媽祖廟は世界中に約2000寺院以上あり、約2億人以上が信仰しているようです。
最も媽祖信仰のあついのは台湾で、900余りの媽祖廟が存在し、1500万人以上の信徒がいるといわれています。
日本では大久保の東京媽祖廟、横浜中華街の横浜媽祖廟が有名です。
東京媽祖廟は昨年完成しましたが、都内の一等地でこれだけの規模のものは類がなく、在日華僑の30数年来の悲願の強さを感じます。 当初は付近の住民の反対もあったようですが、総工費5億のうち、一人で3億円の寄付をした台湾のビジネスマンもいてスムーズに着工~開廟となったようです。2020年までにはこの通り(大久保駅南口から小滝橋通りに抜ける飲食店街)を中華街にしようという計画もあるとのことですので、この地域のこれからの変化も楽しみです。
さて、それではこれだけ信仰されている媽祖とは一体何でしょう。 台湾の南竿島の馬祖境天后宮(媽祖廟)のパンフレットには次のような伝説が紹介されています。
媽祖は宋の太祖建隆元年(西暦 960 年)農暦 3 月23日に生まれ、宋の太祖雍煕4年(西暦987年)に亡くなった。祖先は唐代の林牧まで遡ることが出来、父の林愿は都の巡検に任じたことがある。父は王氏を娶り、人々のために優しくし、徳を積んだ。ある夜、王氏は南海の観音様の夢を見、優鉢花(注:3000 年に一度咲く花で、その時如来様が世に現れるという)を賜り、間もなく子を宿した。身籠って 14 か月して子を産んだが、満 1 ヶ月になるまで泣き声を聞いたことがないので、「黙」と名付けた。十歳になると「観音経」を諳(そら)んじ、神仏との縁が出来た。13歳の時、道行く道士の教えを受け、玄微妙法を授けられ、道教の経典に精通するようになった。16 歳の時、井の中から神仙の「銅符」を得た。
これにより道理に通じ、人の禍福を予知でき、村の災難をなくし、厄払いをし、災難に遭った人々に慈悲を与えた。しかる後、全ての運搬船が風波に遭い、天に向かって祈ると、時々紅い衣を翻しながら船の舳先に立ち、あるいは神燈をともし、あるいは紅の光を現わし、蝶雀を遣わして航海を護り、険しい状況を安全にしないことはない。人々は尊敬の念を持って「媽祖」と呼んだ。
しかし、媽祖にはもう一つの伝説があります。それはまた次回。
(坂井 優)
《第23回:総合的品質管理「QC7つ道具」層別》
今回は、総合的品質管理の視点「QC7つ道具」の層別についてご紹介致します。前回同様、製造現場のみならず、事務所内間接業務の業務品質の改善にもご活用ください。
⑦ 層別
例えば、4人の社員が同種のカバンを製作している場合、その出来上がったカバンは社員別に区分することができます。各々の社員の名前で、「佐藤社員が作ったカバンの集合」、「大野社員が作ったカバンの集合」、「酒井社員が作ったカバンの集合」、「吉田社員が作ったカバンの集合」というようにそれぞれの担当者別で層を形成していることになります。この場合の特徴とは「社員」になります。このように特徴(作った人)を異にする製品集団のある場合、同じ特徴を有する製品を集めていくつかの層に分けることを層別といいます。
いくつかの特徴を有する製品群を混合して管理しようとしてうまくいかない場合、それを層別して調査すると見えなかった「傾向」が見えてきて、品質管理が容易になったりします。
間接業務の視点で考えてみます。例えば、研究開発部門に対し営業担当者から製品の品質等について問い合わせがある場合、どの部署からの問い合わせ数が多いか、または問い合わせが多い時期はいつかを調査してみると、春秋の新商品発表後に通常月の3倍の問い合わせが来ていたという実態が分かったりします。その実態を基に効果的(ムダなコストを掛けず)に対策を打つことが出来たりします。この層別を実行していくポイントは、感度のよい層(切り口)を見つけることです。トライ&エラーで感度は高まっていきます。まずは、層別の訓練からはじめましょう。
(小出 貴巳)
特別投稿【諸事百景】その7
株式会社ウェルス・マネジメント
代表取締役 濵 昌志氏
「終戦記念日雑感」
皆様 お変わりございませんか。今年は盆休前から大雨、盆には台風、明けてまたしても大雨で広島での土砂崩れ、ニュースを見れば各地の河川が橋梁を今にも倒さんばかりの水量と水勢で溢れかえっているという光景の連続で「日本の気候は変わったなあ!」と実感極まりました。まさに亜熱帯気候ですね。
そんな中、この時期になると多くの日本人が気になる、あの問題、そう「靖国参拝」があり、今年は政府対応は如何にと注視していましたが首相は参拝をせず私費で玉串料を捧げ、それを代理人に託すという形で終わらせましたね。
お馴染みの政治的配慮云々の是非論議は避けたいと思いますが、今回は戦前は日本人全員が信じた「正義の戦争」が現在、親中・親韓・親米派が唱える「愚かな戦争」に如何に意識変換(洗脳と呼ぶ)されていったか、その占領軍GHQの手法について記してみます。そのことで集団的自衛権やA新聞絡みの従軍慰安婦などの問題を洗脳された部分を洗い流して観る機会にしたらもっとすっきりしてきませんかなと思う次第であります。
占領軍は洗脳の方法として「プレスコード」と呼ばれる厳しい言論統制を強いました。そしてそのお役の片棒を担いだのが日本のマスコミであります。米国は戦後後、直ちに日本に対し強力な言論弾圧を仕掛けました、新聞、ラジオ、雑誌はその原稿が占領軍に依り徹底的に検閲を受けたのです。これは正式には連合軍最高司令官総司令部(GHQ)が昭和20年9月19日に正式名称で「SCAPIN-33」(日本に与うる新聞遵則)を発令し、9月21日に発布となったことで端を発することになります。これに違反する新聞社などは即時発行禁止処分を受けました。
発布前に毎日新聞が米軍の非道等に付き発言した鳩山一郎代議士のコメントを報道したが発布前にも拘らずこの検閲に抵触し48時間の発行停止処分を受けています。いわば「見せしめ」とされたわけでこれ以降マスコミは占領軍の提灯持ち記事しか書かなく、また書けなくなったわけです。そしてその内容を詳述するとその趣旨に「連合軍司令官は日本に言論の自由を確立せんが為、茲に日本出版法を発布する。」とあるのです。そして具体的な検閲対象が30項目規定されました。
全項目は記しませんが占領軍に不利益を与えるものは全て禁止対象となるのは当然ですが幾つか記します。
1、SCAP(連合国軍最高司令官もしくは総司令部)に対する批判
2、極東国際軍事裁判批判
3、GHQが日本国憲法を起草したことに対する批判
4、検閲制度への言及
5、連合国への批判
6、満州国における日本人取扱いについての批判
7、神国日本の宣伝
8、軍国主義の宣伝
9、ナショナリズムの宣伝
10、大東亜共栄圏の宣伝
11、戦争犯罪人の正当化および擁護
12、占領軍兵士と日本女性との交渉 などです
こうした検閲が毎日5千通以上の記事について行われ、一般国民の手紙なども月に4百万通が開封・検閲され電話も盗聴されたのです。しかもGHQはこのような報道管制があったことは一般国民に知らせてはならないという通達まで付していたのです。この徹底した検閲の中ではマスコミも通る記事しか書かなくなり、次第に自主規制するようになり始め「侵略国家日本を生んだ罪深い日本の伝統文化」を攻撃するのを自らの役割と目するようになった。というより仕向けられた。この報道姿勢は講和条約発効後も続き現在に至るまでなお日本マスコミの主たる習性となってしまったのです。これに拍車を掛けたのが20万人に及ぶ公職追放であった。その穴埋めに戦前追放されていた左翼系人物が大学総長・学長クラスの要職に就きその影響を受けた者が日本の指導層・マスコミの中に続々と送り出されたのであります。東京裁判以来、インドのパール判事が指摘・批判した「儀式化された復讐」がこうした世論を形成し、占領軍の洗脳政策は奏功したように思います。 正義の民主主義国家アメリカ、悪の軍国主義国二本、この構図の呪縛からそろそろ抜け出したいと思いませんか。
<濵 昌志氏 略歴・ご趣味>
1954年大阪生まれ、同志社大学経済学部卒業
大手アパレルメーカーに勤務後、ソニー生命保険に入社、保険会社数社を経て、知己の税理士の協力を得て2010年の秋に会社を設立。趣味は野球(大阪で夏の甲子園出場を果たした公立高校の野球部出身です)、ジョギング。57歳の年齢で毎週1回、5キロ走り、このペースで30年間走り続けています。
<★株式会社ウェルス・マネジメント様 事業内容のご紹介★>
税務会計事務所とタイアップし、経営コンサルティングの一環として事務所の顧問先様を中心に生命保険の有効活用を提案するのが一つの柱であります。そのため生命保険の乗合代理店を営んでおります。
また銀行での資産運用コンサルタントの資格と経験を有しており、金融商品中心の資産運用コンサルティングも行っております。この分野は海外での運用も可能なネットワークを有しており、現在きちんとしたスキーム作成を急いでおります。
また先般、私の所属するNPO法人日本IFA(Indipendent Financial Adviser)協会がこどもの金銭教育の分野での活動を認められ文部科学省のHPに掲載されました。今迄は関東地区中心の活動でありましたが今後は関西地区でも展開予定であり、この分野も活動を開始したばかりです。公立小・中学校の授業の中への取り入れや企業のCSR活動としての提案など多様な活動形態があり、頑張って参りたいと考えています。
また各種士業の方々とも連携しセミナー活動も推進しており、早期に事業として確立させたいと考えております。是非とも皆様のご支援・ご指導・ご鞭撻を頂戴したいと思いますのでどうぞ宜しくお願い申し上げます。
『協会けんぽの主要な申請書・届出書の様式がリニューアルされました!』
協会けんぽの各種申請書等が平成26年7月からリニューアルされました。
今までの様式では不便を感じておられたお客様の声やご要望をできるだけ反映したものにされているようです。
スムーズな手続きのために、これから協会けんぽに提出する書類は新しい様式をお使いください。(※一部様式は従来のままです。)
尚、協会けんぽでは、申請に関する内部システムを来年の1月を目途に完全に移行されるようで、旧申請書での申請は新システムに対応していないため、通常より手続きが遅くなる可能性があるようですのでご注意ください。
☆「健康保険給付の申請書」
・・・健康保険傷病手当金支給申請書、健康保険出産手当金申請書など
☆「任意継続の申請書」
・・・任意継続被保険者資格取得申出書など
☆「被保険者再交付等の申請書」
・・・健康保険被保険者証再交付申請書など
☆「健診に関する申請書」
・・・特定健康診査受診券申請書(被扶養者)など
協会けんぽの申請書・届出書は、窓口でも配布の他、ホームページからダウンロード・印刷して使用することができます。
↓協会けんぽホームページ
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/
(宮澤 令子)
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