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平成26年6月号
岡社長の今月のアドバイス『仕事(目の前のこと)にはベストを尽くす』『「残業代出ていますか?」取引先チェックします』
診断士 松下から見た『身近な地域医療から見た将来の日本』
BS海外コラム『海外で有名な日本人:山田寅次郎―その3』
関与先様からのご投稿株式会社ザメディアジョン代表取締役兼CEO 山近義幸氏より
労務の寺子屋【法改正編】育児休業給付金がパワーアップしました!
関与先様からのご投稿と自社セミナーのお知らせ
・一日でできる賃金塾を開催しました
・潜在能力を顕在化!才能発見&活用セミナー
・個別セッションin東京を終えて 陣野智巳氏
・大人のためのヒーリングセミナーのご案内
≪仕事(目の前のこと)にはベストを尽くす≫
最近、お客様の社員さんと面談させていただくことが増えてきております。皆さん様々なことでお悩みをお持ちです。 本音を探っていきますと、割と多くの人が実に安易に会社を辞めようと思っていらっしゃることに驚かされます。その多くは、原因は外部、つまり自分以外にあると考えていらっしゃいます。 そのようなケースで私がお話しすることは、ご本人が原因と考えている部分に焦点を当て、凝り固まったその方の視点を別の角度から見ていただくことです。 別の角度から原因を見つめるイメージを持っていただくことによって、多くの方が、「自分は利己的であった」、「一方的な見方をしていた」 と気づいてくださいます。
普段は滅多に社員の立場の方の労働問題の相談は受けないのですが、お客様の身内などで、特に依頼されて面談や電話による相談を受けさせていただくことがあります。
その中でも、最も多い事例が、
①会社を辞めさせられることになった
②経営者に嫌われたようだ
③私は悪くない、腹の虫がおさまらない
④不当解雇に該当するので、会社を訴えたい
⑤いくら位相手からお金を取れるか教えてほしい
といった流れになります。 これは、一般的に当社がお客様からお受けするご相談の内容と正に一致するものです。
このような場合、私は、最初は相談者のガス抜きを行うためにその方のお話に同調し、むしろ私の方が怒りのエネルギーを放出することによって、自分を相談者と同じ気持ちになるようにします。 すると相談者は少し落ち着いてきます。 その段階で、実に多くの方が同じような悩みを抱えていることを情報としてお伝えします。 そうすると悩みを抱えた相談者は、苦しんでいるのは自分だけではないのだと安心し、冷静になってきます。 相談者の怒りを放出させることが出来れば、そこからは、上記①~⑤を今度は相手の立場で考えるように促します。
労働問題の実に多くがコミュニケーション障害やちょっとした思い違いを放置したために起きています。 古今東西の歴史の中で戦(いくさ)に負けるパターンと驚くほど共通しています。
<負ける人(負け戦)の敗因(原因)>
①情報不足 ②慢心 ③思い込み
更に判断の基準は好きか嫌いか(損か得か)となっています。
問題の解決を図るうえで最も大きなポイントは、本人が問題だと認識していることが、実はたいした問題ではないのだということを理解してもらうことです。 原因が相手にあると思っているから怒りをコントロールできなくなるのです。 その原因が実は自分の情報不足による思い違いであったことが分かり始めると、徐々に怒りの感情は鳴りを潜め、贖罪や反省の感情が湧いてきます。人は自分の鏡であり、自分が「嫌い」という感情を持つと、そのエネルギーは必ず相手に伝わります。そして実害となって自分に返ってくるのです。
このあたりまでご理解いただくと後はスムーズに流れていきます。
<例>
①「今後もこの地域でお住まいになるのですか? もしそうであれば、仮に慰謝料や損害賠償金を200万円とれたとしても、残りの人生40年:480か月で考えてみると、1日あたり140円弱ですね」
② 「1日ペットボトル一本と引き換えに、このエリアで嫌な噂を立てられたり、会社の人とスーパーなどで出会うたびに、相手を避けたり、不快な思いに襲われたり・・・割に合わないですね」
③ 「ここは大人になって、笑顔で「お世話になりました!」と言って、立つ鳥跡を濁さずを実行したら、相手は、「しまった、良い人材を失った」といったことにはならないですかね・・・」
今まで数十名のご相談をお受けしましたが、会社を訴えた人は今のところ一人もいないようです。
次に会社を辞める際の重要なポイントをお話しすることが必要となってきます。
社長は会社を辞めることが出来ません。その意味では誠に気の毒です。 一方、社員はいつだって辞めようと思えば辞められます。 いつも退路は開かれているのです。 それだけに大した努力もせず、安易に辞めてしまいます。 ところが、「楽あれば苦あり、苦あれば楽あり」の諺(ことわざ)の通り、転職、転職でステップアップどころか、ステップダウンしていく方が後を絶ちません。誠に気の毒です。
会社には<辞め時>というものがあります。それは誰がしても同じ条件下において、他人がどうこうではなくて、会社の問題がアレコレではなく、その中で
①「自分の能力をどこまで発揮出来たのか?」
②「本当の自分(良心)を納得させることが出来るか?」
③「本当に自分は最大の努力をしているのか?(ベストを尽くしたのか?)」
が、最大の焦点となります。 要するに、自分自身との真剣勝負をすること、或いはしてきたかということが重要なのです。
この①~③を継続して実践していくと、自分が順調に仕事で伸びていくか、或いは卒業時期に近づいてきて、そこを辞めるのかとなってきます。 ①~③の実践の延長線上で辞めることになった場合の特徴は、「まったく悩まない」ことです。
私が6年前に大企業を辞めることになった時も、辞める時期が来たとの運命からのメッセージを受け取りました。辞めると決めて一晩だけ考えましたが、寝ているときに、<辞めるんだ!>との強いメッセージを潜在意識から何度も受けました。 普段慎重な自分が、不思議なほど前向きな気分となり、朝起きた時には頭がすっきりとし、先のことへの不安は全くなく、「ああ、辞めよう!」と思えました。 その時には、仕事はやり切ったという達成感とともに、これっぽっちの後悔もなかったことを覚えています。
人は、<辞め時>がきたとき、どんな形であれ自分が本当にやり切ったならば、悩まずに辞めることが出来るようです。
だから転職を「悩む」ということは、その時点で、
①まだまだリスクもあるし、
②その職場で自分がまだヤリ切ってはいない証拠であり、
③自分が逃げていると認識し、
④自分の本心(良心)が許してはいない と受け止め、転職を思いとどまった方が良いとのメッセージであると認識すべきです。
本当の<辞め時>とは、
①その仕事に全身全霊をかけて、ベストを尽くしている時であり、
②既に次にやるべきビジョンが明確であり、
③自分と自分の将来に対して揺るぎのない信頼感を持っている状態 の時です。
<今、目の前にあること、今、目の前にいる人に全力を尽くしましょう。道が開けます!>
≪「残業代出ていますか?」 取引先チェックします≫
読売新聞 5月8日(木)7時49分配信
取引先の労働環境を厳しくチェックする取り組みが、大手企業を中心に広がっている。
劣悪な環境で従業員を働かせる会社と取引することは、自社の信用も低下させるとの危機感が強まっているためだ。CSR調達と呼ばれる活動の一環だが、海外では、こうした会社との取引が不買運動につながったケースもあり、専門家は「取り組みは今後さらに加速するだろう」と指摘している。
◆自社の信用を守る狙いも
凸版印刷(東京都千代田区)は今年1月、セクハラ・パワハラ防止や職場の安全対策、適切な賃金の支払いなどを盛り込んだ新しいCSR調達の指針を定め、約3000社の取引先向けに説明会をスタートさせた。「残業代はきちんと割り増しで払っていますか」。説明会では取引先に指針の順守を求め、アンケート調査で課題が見つかれば、取引先に直接出向いて、改善を促すという。
取引先に担当者を派遣して実態を確認する同様の取り組みは、ニコン(千代田区)やミズノ(大阪市)、東芝(東京都港区)などでも行われており、富士フイルム(同)は昨年度、取引先がインターネット上で指針の順守状況を自主点検できる新システムを導入した。
凸版印刷の山本正己・CSR推進室長は、「最近、海外の取引先から、我が社の労働環境について問い合わせを受けることが多くなり、取り組み強化が必要だと考えた」と話す。
企業からの委託で労働のルールなどが守られているかを調査する検査会社グループの「SGSジャパン」(横浜市)には近年、海外を中心に調査依頼が増えており、昨年は日本国内も含めて前年より約1割多い依頼があったという。
労働者側もこうした動きを歓迎しており、連合の川島千裕・総合政策局長は「取引先を含めた労働環境の全体的な底上げにつながる。労働環境を守っている企業の製品が選ばれるよう、消費者の意識も高める必要がある」と話している。
◆CSR調達=社会問題に関する企業の積極的な活動を指すCSR(Corporate Social Responsibility)の一つ。企業が従業員の労働環境や人権、環境保全などについて行動ルールを定め、そのルールを守る取引先から製品の材料やサービスを調達しようとする取り組み。
いよいよ大企業や海外企業も動き出してきました。 自社の取引先がいわゆる“ブラック”な会社であっては企業イメージが悪くなります。 また社員にも示しがつかなくなります。 自社の取引先がブラックということは自社との契約が一方に偏ったものであり、採算を度外視して無理難題を吹っ掛けたから、相手はブラックな会社になったと世間から受け取られかねません。 企業イメージが著しく低下するリスクが想定されます。 世の中は正にコンプライアンス重視になってきたのです。
「今までこれで通してきたから・・・」 とか、「今更、社員に言い出せないから・・・」とか「やることが他に沢山あるから」 では済まされなくなってきました。
最早RM(リスクマネジメント)対策は待ったなしの状況です。 この機会をプラスにとらえ、経営者、経営担当者の皆さんは、是非とも変化への対応を積極的に行っていただきたいと思います。
社員の立場を考慮されている方ほど、「社員が不満に思うのではないか・・・」と考えられて、行動が鈍くなってしまいがちです。 しかしながら、きっちりとした方向性を示し、シナリオを詳細に描いたうえで粛々と進めていくことで、社員の不安感を取り除き、会社と運命共同体となって前に進むことを選択してくれるようになります。
経営者の方が本当に社員のことを考えていると言い切れるのであれば、その会社は100年、200年継続していくことでしょう。 会社が社員に提供できる最大の福利厚生は、どんなことがあっても会社が倒産せずに存続することです。
今後は<労務格付け>のようなものも求められることになるでしょう。 帝国データバンクや東京商工リサーチの評点のように、<労務格付け>の評点の高低によって取引の条件が決まったりするような時代が来るかもしれません。 弊社がお作りする就業規則他各種規程や契約書は毎月現場の実態に合わせてブラッシュアップしております。 既にどこよりも柔軟かつ、厳しさを兼ね備え、法律問題に巻き込まれたとしても、負けない規則・規程を念頭に、社員一同が知恵を絞って作り上げてきております。 もしお取引先から、「お宅の会社のルールはどうなってるの?」などと言われたとしても、堂々と「これです!」 といって提出いただき、しかも相手が驚くほどのものをお作りしています。 是非社内のルール改定の際には弊社のことを思い出してください。そして経営者の皆さんは、困難を恐れずに前にお進みください。
ブレインをサプライします。
“人は幸せだから感謝するのではありません。感謝しているから幸せなのです”
株式会社ブレイン・サプライ 岡 弘己
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弊社に福の神「仙台四郎さん」がやってきました!
仙台 四郎さん(せんだい しろう、1855年頃 - 1902年頃)は、江戸時代末から明治時代にかけて、現在の宮城県仙台市に実在した人物。旧字体で「仙臺四郎」とも書く。
知的障害でほとんど話すことができなかったが、四郎が訪れる店は繁盛するとして存命中から各地でもてなされました。没後、商売繁盛のご利益がある福の神としてその写真、置物、色紙が飾られるようになりました。弊社では、四郎さんに見守られながら日々の笑顔と感謝を忘れず精進してまいりたいと思います。
診断士 松下から見た
「“身近な地域医療から見た将来の日本”」
先日、少し風邪気味だったのと家族より“いびきがうるさい!”と言われ、週末病院に行きました。最初に行ったのは、近所の内科。今のところに引っ越してきて以来7年のお付き合い。症状を聞くなり、「耳鼻科に行って診てもらってください。」
そこで娘が花粉症治療でお世話になっている地元の耳鼻科に。ここは数少ない日曜診療。症状をいって鼻を診てもらうと、「少しアレルギー症状があるかもしませんね。とりあえず薬を出します。あと念のため血液検査をしましょう」と言われました。いびきのことをいうと、「睡眠時の検査機械が修理中なので心配なら直るのを待つか別の病院にいって。検査結果は1週間くらいででます」そして1週間後、病院1時間待ったあげく結果は「アレルギーなし。以上です」「???・・・。確か“いびき”を解消したいので来たのでは?・・」
その間、家族からいわれていた“いびき”は治まっているようなので、結局“風邪”が原因だったのでしょうか・・。
この中で感じたのは地域医療の将来に不安を感じたことでした。
特に私が初めてかかった耳鼻科は、日曜日も午前中診療していました。そして患者の7割がなんと小さな子供でした。最初「日曜なのになぜ」と思ったのですが、夫婦共働きが増えるなかで、日曜日しか連れてこられない現状もあると感じました。ところが小児科をはじめほとんどで土曜の午前診療はありますが、日曜日はほとんどが休診です。その結果、夜間救急の利用者が急増しているとのことです。また、耳鼻科では花粉症は治療できても少し重くなると実際には治療できないなど、土日しか病院にいけない人たちにとっては少し重い症状が発生すると総合病院に患者が集中してしまうことになると思われます。
少子高齢化、労働人口の減少、その中での医師不足。私のエリアは比較的病院も多く恵まれている方ですが、それでも平日診療が中心です。地域における病院の役割を広げないと、救急医療を行うべき総合病院の役割が果たせなくなってしまうのではないでしょうか。
最後にかかったのは眼科。最近眼が見にくいのでといって検査。70歳を過ぎたベテランのK先生がひとこと。
「老眼が進んでいます。眼鏡をかえてください。」
この病院も後継者が不在です。眼科がなくなることがとても心配です。
(松下 卓蔵)
《海外で有名な日本人:山田寅次郎-その3》
野田正太郎は山田寅次郎の突然の到来を歓迎し、2才しか違わない二人は意気投合します。寅次郎は野田の紹介でオスマン帝国の外務大臣サイド・パシャに面会し義捐金を手渡しました。
山田寅次郎はまた、スルタン・アブドゥル・ハミト二世に謁見する栄誉を得、山田家伝来の鎧兜と太刀を献上しました。この鎧兜はトプカプ宮殿博物館の武器展示室に展示されています。
日本との修好を強く望んでいたオスマン朝は山田寅次郎に対しても日本語教師としてイスタンブールに留まる事を要請します。
山田寅次郎も義捐金の受け渡しだけが目的ではなく、日本とトルコとの貿易が真の目的であったので、オスマン朝の要請を快諾し、イスタンブールで日土の貿易商を営む傍ら、野田正太郎と共に陸軍大学校で日本語を教えました。後継者を得た野田正太郎はその年の12月、病と称して帰国の途につきます。
このときから、寅次郎の12年に及ぶトルコ生活が始まります。陸、海軍の士官たちに日本語に留まらず、日本というものを基礎から教えました。
また、東洋美術の分類、日本の工芸品の取り寄せなどを行ないましたが、まだ日土の国交は樹立してはおらず、交易には複雑な手続きを踏まなければならなかったので、寅次郎は「中村商店」を設立。日土の貿易の仲介をすることで、手続きを簡素化することに成功します。
日露戦争(1904年2月~1905年9月)の時、山田寅次郎は黒海に配備されていたロシアのバルチック艦隊の動静を監視し、バルチック艦隊が海峡を通過すると艦船名と通過日時をいち早く日本に伝えました。トルコはこの事実を知りながらあえて黙認しましたが、この通報が日本海海戦の勝利に大きく寄与したと言われています。
当時のトルコは隣接する北方の大国ロシアの圧迫を受けており、極東の小国日本が日露戦争に勝利した事は、トルコ国民にとって信じがたい大きな衝撃でした。民衆は日本の勝利に熱狂し、生まれた子供に「トーゴー」、「ノギ」と名付けるのが流行ったと伝えられています。
山田寅次郎は当時の様子を次のように語っています。
「日露戦争起こるや、トルコの上下の我に対する情誼は、実に誠愨、敦厚を極め、皇帝陛下は直に陸軍少将ペルテヴ・パシャを日本軍に従軍させ、日々その報告を上奏させた。国民は赤十字社や新聞社に寄付金を送るなど、私は日清戦争、北清事変、日露戦争を通じてトルコにいたが、新聞などで日本の武勇義侠が他国に卓絶していると驚嘆し、オスマン帝国の祖先も同じアジア人であることを誇りにし、日本人を敬慕する感情深く、上は帝室より、下は一般大衆に至るまで、われを歓待すること他に比すべきことなし。」
今に至るもトルコが親日的なのは、エルトゥールル号遭難事件と日露戦争の勝利という二つの事柄が大きく影響していると考えられます。
寅次郎は、貿易により得た資金を基に今度はライスペーパー(紙巻タバコの紙)の製造に着手します。「東洋製紙」は明治四十年創立、王子製紙と合併するまで、日本のライスペーパーの過半数を生産しました。さらに寅次郎はトルコ滞在中にイスラム教に改宗、アブドル・ハリル(和名:新月)を名乗り、第一次世界大戦の勃発によって1914年帰国を余儀なくされてからもこの信仰は生涯変わりませんでした。
大正12年(1923年)寅次郎57歳のとき、トルコはケマル・アタチュルクの指導の下「トルコ共和国」として再出発、日本とも正式に国交を樹立しました。寅次郎の渡航から32年後のことです。
日本に帰国した寅次郎は、宗偏流八代目山田宗有として宗家を襲名。しかし、茶の宗匠としても破格で、トルコ伝統の模様のついた食器を茶碗に見立て、またトルコ帽型の茶釜の考案など、心はいつもトルコへと向いていたようです。2年後、以前に作った「中村商店」を前身とする「日土貿易協会」を、翌年には「日土協会」を相次いで創立、トルコとの友好を民間レベルで推進していきました。
昭和32年(1957年)2月13日山田寅次郎は大阪の自宅で永眠。
辞世は、
「ボスポラス東亜の景も今は夢」
1937年、ムスタファ・ケマル・アタテュルクはエルトゥールル号が沈んだ海を見下ろす大島の岬に高さ13メートルの御影石の慰霊碑を建てました。中央に碇を、左にトルコ国旗、右に日本の海軍旗を配した日本とトルコの友好の証しです。
エルトゥールル号遭難事件は、日本では忘れ去られていますが、トルコでは脈々と語り継がれ、歴史の教科書にも記載されているためトルコ人の多くが知っています。そしてトルコではエルトゥールル号遭難事件があった1890年を日本との修好の始まりとしています。
毎年、日本を訪れるトルコ人約5千人のうち数百人はエルトゥールル号遭難現場で慰霊碑の立つ和歌山県串本町へ足を運びます。また、トルコの駐日大使や武官は在任中に慰霊碑に献花する習慣となっています。
イスタンブールには日本語学校が24箇所あり、現在でも日本語がよく学習され、日本・トルコ友好の礎となっています。(この項終わり)
(坂井 優)
『なぜ、学生たちは続々と“内定辞退”そして“離職”していくのか・・・』
株式会社ザメディアジョン
代表取締役兼CEO 山近 義幸 氏
「山近君は、人格も品格も風格も、いまいちだけど・・・笑・・・【人徳】は、あるよね?」
と、先日言われました。
妙に、納得してしまいました。
私に、人格がない・・・少ない!?ことは、認めます。
ファーストクラスに乗る人の癖・・・なんて本を読むと、私の真逆のことが実は多いです。
無理です。スッチーさんまで、気、い、使うの・・・。
ゴミも置いてかえってしまって、同乗の人に注意されてことあります。ごめんなさい。
そして、品格。
品が、いまいちなのよねぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・と、ある女性副社長に先日の言われました。
清潔感っていうか・・・。広島弁の人って、仕方のないことなのかしら???・・・と。
確かに、「広島やくざ」の町で、正直、いろんな中で生き抜いてきた私たちには、「しごぉぉぉ、したろうかいのぉ?」と、いわれても、ビビりません。
近いセリフ言ってる気がしますしね。(笑)
私は山口+広島なので、まだいいのかもしれません。
そして、そして、「風格」。
体格はいいのですが、なんせ脂肪です。
お金もないし、貯金も多くないし。
家もないし、車は軽ですし、アパート住まいですし・・・。
吉野屋や、丸亀製麺が、大好きです。一品料理屋も・・・。
さあ!テーマの【人徳】。
コトバンクや辞書で調べると下記のような“回答”がベストのようです。
*******************************************************************
日頃の行いの結果として周囲の人から尊敬されるのが人格者。
自制心が強く常識をわきまえている。
日頃の行いの結果として周囲の人から大切にされるのが人徳者。
周囲の人への愛情が行動に表れている。
*******************************************************************
なぜか強くもないのに、愛されまくる私の友人プロレスラーがこんなこと言っていました。
『人をバカにしない人』
『人を批判しない人』
これが人徳の第一歩です。
なにか、私もしっくりきます。
長い、前置きでしたが、【新卒採用】にひとたび、関わったら、【社長】と【採用担当者】は、採用する学生達をバカにせず、愛してほしいのです。
新卒採用は絶対に“愛”なのです。徳とは、実は“愛”なのです。
私もバカじゃないので、愛だの徳だのと言いづけると、精神論といわれるのはわかっています。が、「愛」の無い、経営者と採用担当者に【離職率】と【辞退】の根本的解決はあり得ません!
先日もある経営者から、「若手社員の帰属意識の無さ。モチベーションの向上」について相談(愚痴!?)受けました。
が・・・無理だと判断して、本当に申し訳ないのですが、お付き合いの開始に至りませんでした。
・社員を小ばかにしている。(その社長さんは確かに仕事ができますし、高学歴です)
・従業員とか、働かせてやっている・・・という発言が連発します。(当社では禁止用語です。ちなみに業者という言葉も禁止です)
・女性に完全に上から目線です。(私も人のことはいえません。昔は・・・。こめんなさい。でも、今では、“女性の活用”なんて失礼極まる発言も当社は禁止用語となりました。あれ、失礼ですよ。国民の皆さん、早く、気づいてください。みなさんの出身地はどこですか?***県出身者をうまく活用して・・・戦力化・・・なんていわれてうれしいですか?)
まあ、言いだせば、きりがないのですが、私は社員のMに「この会社には学生、紹介しない方がいいよ」と、伝えました。
ようするに、一言!【愛】が無いのです!
【愛】なんです。採用と教育には・・・。
【【【愛】】】のある内定フォローといえば、オーバーですが、当社では下記のようなことをお勧めしてます。
〈内定フォロー〉
まず、根底に学生をつなぎとめるだけではなく、成長させながら・・・が・・・ないとだめです。これ、大きいです。
まずは、名刺を作ってプレゼントします。
早いほうがよいですね。
(学生は、内定先の名刺は嬉しいものですよ。どんどん交換させましょう)
そして、
・社長職にある人!
・採用担当者
は、絶対に質問力の本を読むべきです。
今の、人たちは質問のレベルが大変低くて、私は冷や冷やします。
そういう人に限って、「今の、学生は質問が下手だよねぇぇぇぇぇぇ」といいますがね・・・(笑)。
質問力とは、マジョリティートークではありません!!!!!!!!
「マニアック」
「マイナー」
「マイノリティー」
という3Mを、相手から引き出してこそ、“質問力”です。
時に、本質まで、地雷をふまずに、届かないといけないのです。
【タモリ型】
“間”を重要視する展開。時に相手をはぐらかす・・・。
【さんま型】
マシンガンのように「自分のこと」いいまくって、相手もいわないといけない空気にもっていく。彼の人柄ゆえに成り立つ方法な気もします。
【黒柳徹子型】
徹底的に下調べしていますよね? ただし、調べすぎで、素人さんたちは、きくことはなくなっちまうデメリットありです。
【阿川佐和子型】
リアクションが最高です。自然体です。これこそ、“人柄”の勝利です。
【おちまさと型】
マニアックな突っ込みしまくりです。危険区域まで・・・私はここかもしれません。
この5つでしょうか?
要するに「アナウンサー型」も「芸能レポーター型」もないということです。
芸能レポーターはいわずとしれた、スクープ合戦。
ダイアナを殺したパパラッチと一緒です。
梨本さん以外はね。
アナウンサーは、ちと、ビジネス的にいうと、きれいすぎる気がします。
どうもテレビカメラの存在がデメリットですね。
学生には泣かせるくらいの本質をついていかないと・・・。
よく、内定辞退に公務員、教員を理由に・・・
という理由があげられますが、これは当社では厳罰モノです。
そんなことが聞き出せないって聞いて、担当者と社長は失格です。採用に関してですよ。
はい。まず、皆さんは内定者の
*大学名
*本人の姓名
*住んでいるところ
この3つくらいはいえますね?
えっ!? 言えない!?
その人は、“失格候補”です。本当に。私が社長なら解任しますね。
*受けている会社の状況
*恋人の話・・・少しだけね。
この新たな2つが、言えたら、メジャー!?級です。
(山近義幸@ザメディアジョングループ代表(出版&新卒採用&障碍者採用支援&M&Aコンサル&日本ベンチャー大學経営)
『育児休業給付金がパワーアップしました!』
【改正の趣旨・内容(平成26年4月1日施行)】
男女ともに育児休業を取得することを更に促進するため、育児休業給付(休業開始前賃金の50%を支給)について、休業開始後6月につき、給付割合を67%に引き上げられました。
<男女ともに育児休業を取得する場合の給付のイメージ> 厚労省HPより
【ポイント】
★健康保険等の被用者保険より、産前6週間、産後8週間において、1日につき標準報酬日額の2/3相当額が出産手当金(※1)として支給されます。
★同一の子について配偶者が休業をする場合については、子が「1歳2ヶ月」に達する日まで支給される場合があります。(パパ・ママ育休プラス)
★子が1歳(又は1歳2か月)を超えても休業が必要と認められる一定の場合(保育所に入所できない場合等)については「1歳6か月」まで支給されます。
★育児休業給付は非課税となっていること、また、育児休業期間中には社会保険料免除措置があることから、休業前の税・社会保険料支払後の賃金と比較した実質的な給付率は8割程度となります。
【育児休業制度利用状況】厚生労働省雇用均等基本調査より
■育児休業取得率(平成24年度)
女性:83.6% / 男性:1.89%
■所定労働時間の短縮措置等の各種制度導入状況(平成24年度)
短時間勤務制度:58.4% / 所定外労働の免除:54.9% / 始業・終業時刻の繰上げ・繰下げ:32.9%
※各措置の最長利用可能期間の状況をみますといずれも「3歳に達するまで」が最も多くなっています。
育児に関する国の制度は年々手厚くなっています。経営者様は、制度のメリットを活かした運用が必要になってきています。運用のご相談はブレイン・サプライまでどうぞ。
(木村佐和子)
“自社で作れる賃金制度”支援塾を開催しました
ブレイン・サプライでは、「情報提供」以外にも「問題解決」を主としたセミナーも行っています。その1つ
1日で学ぶ“自社で作れる賃金制度”支援塾
を5月22日に開催しました。昨年より開始し今回3回目でしたが、参加者の皆さまより
「他のお客様の賃金体系の考え方を生で知ることができて大変良かった」
との声を毎回いただいております。
私はいつも、「経営者の考え方をどのように形で賃金体系に反映するか」を考えております。
「支援塾」では、「参加者の企業様がどのような思いの賃金体系を作りたいか」をお伺いしながらアドバイスするので、参加者の皆様はその場で直接他社事例も見ることができます。
また、支援塾では参加される地域も業種も異なるので様々な考え方を学ぶことができます。今まで参加いただいた方も地域は、首都圏以外にも、福島、大阪、京都、山口、福岡など全国各地に及んでおります。また業種も建設、小売、運送、不動産、製造、設備業など多岐にわたっております。
(参加者の声(一部抜粋))
これほど実になるセミナーははじめてでした。誠にありがとうございました。
研修内容、アドバイス、また他社の賃金制度の考え方や仕組みなど、弊社が今後構築していく上で非常に参考になることがたくさんございました。
次回以降もいろいろな研修会に参加させていただきたいと思っています。
その際、参加者の方よりお問い合わせが多かったのが、
「30名以下の企業ではないのですが、参加できないでしょうか」
との声でした。私自身1日という短い時間を考え人数の少ない企業様に限定させていただいておりました。実際3回開催することで一定進め方がわかってまいりました。ただし、ご参加される企業規模が異なりすぎると難しいところもあります。そこで
“緊急開催” 1日で学ぶ“自社で作れる賃金制度”支援塾
~正社員数 100名以下企業様(限定6社)~
の募集を行います。なお、日程は秋口を予定しております。
「賃金体系を考え直したい」、「他社の賃金体系の考え方を知りたい」経営者の皆様はぜひご参加をお待ち申し上げております。なお、参加されるお客様の会社規模は近い方が話もかみ合いやすいため、正社員数の規模を限定させていただきます。なお、他社事例をその場で知っていただくことから、最低3社様以上の開催になりますので、ご了承願います。
ご参加希望のお客様は、事務局までメールをいただければと思います。ご希望の方が多数おられる場合は、開催時期を早めたいと考えております。
お問合せは下記までお願いいたします。
株式会社ブレイン・サプライ セミナー担当
〒101-0065
東京都千代田区西神田1丁目3-6
ゼネラル神田ビル7階
TEL:03-6273-7437 FAX:03-6273-7438
E-mail:info@brain-supply.co.jp
(松下 卓蔵)
★★★お申込み入力はこちらから↓↓★★★
セミナータイトル「才能発見&活用セミナー」をクリックしてフォームにご入力ください。
https://area34.smp.ne.jp/area/table/12279/bbLqcA/M?S=mjofl2petcl
“経営者ヒーリングセミナー”を開催しました!
5/9(金)、ヒーリングスペースフォレスト代表陣野氏を講師にお迎えし、穏やかな雰囲気の中でセミナーが開催されました。
どんな方も、多かれ少なかれ日常で悩んだり迷ったり苦悩に陥ったりすることがあります。
なぜそのようなことが起こっているのか・・・。答えはシンプル!本セミナーで明かされます。
このセミナーでわかったこと
人生の法則⇒ ★すべては私が幸せになるためにおきている
★すべては私の思い通りになっている
★私には100%自由が与えられている
【参加された皆様の声】
・人生の法則と説明のポイントが非常に明確で、わかりやすく納得できる内容でした。
・なりたい自分になるために、どんな苦しいことも自ら経験することを望んでいると知りました。そうだったのか・・・と感じました。
・人生の目的は本当にシンプルだった。
・セミナーを受けて、なんだかとても気持ちが楽になりました。
・人生の目標・目的を久しぶりに考えました。
・社内での目標設定や評価面談の際にも引用できる大変参考になるお話でした。
ヒーリングスペースフォレスト 代表 陣野智巳氏
5月9日のセミナーと、10日~20日までの個別セッションが無事に終了しました。
初めての東京でのセミナーとセッションでしたので、緊張の中でしたが、思った以上の成果が出せたようです。
個別セッションでは、一日お一人様限定で約6時間をかけ、今の人生の意味や、抱えている問題や悩みの根本原因となっている思考パターンや深層心理を明らかにし、そしてそれを作り出した前世の出来事を、ご本人に思い出していただきました。
今回は日程の都合で9名様のセッションをさせていただきましたが、皆様平均して4~5個の前世を思い出されました。
例えば、
・幕末の西南の役で薩摩軍の中堅武士として田原坂の戦い挑み、部下は全滅した中で自分だけが生き残り、その自責の念を今の人生に引きずっていた方。
・大東亜戦争で、若くして南方の航空基地の司令官に任命され、米軍の空爆に抵抗するすべもなく玉砕した方。
・中世の中国で部下の命を守るため、戦さの前に降伏し自分の首を差し出したが、自分の死後結局全滅させられてしまった責任と後悔を背負い、「強くあらねば!!」と必要以上に頑張ってこられた方。
・前世の途中で失明し、「目が見えているからといって、大切なものが見えているとは限らない。目に見えない所にこそ大切なものがある」という気付きを得た方。
・上司に横領の手伝いをするように命じられ、断れる状況ではなく、だれにも迷惑をかけないように、自ら命を絶ち「真実を言うとみんなに迷惑がかかる」という思い込みを持ち続けていた方。
等々、沢山の前世が明らかになり、涙される方も多くいらっしゃいました。
そして、そのことにより今の自分の思い癖や思考パターン・行動パターンの原因に気付かれ、自責の念や自己否定などから解放された方もいらっしゃいます。また、今回の人生は何を目的に生まれてきたのかを思い出された方や、さらにはこれからの人生の新たな目的に気付かれた方もいらっしゃいます。
今回はほとんどの方が経営者の方だったということもあるのか、戦いの前世が多く出てきたという特徴もあったようです。
今の自分を知る上で、自分を形作った過去・前世の体験を明らかにすることは、とても有益です。そして、過去から引きずってきている訳もない不安感や、自己否定、自責の念、必要以上のプレッシャー、自分を縛っている思い込み、あるいは今の人間関係の原因がわかると、様々なものから解放され、本来の力が発揮され、人生がスムーズに流れはじめます。
セッションを受けられた方は、深さは人それぞれではありますが、何らかの気付きを得られるようです。
岡代表とのご縁で、東京でこのような機会を頂き、とてもありがたく思っております。これからも、東京でのセッションは続きそうです。ご興味のあられる方はぜひご連絡ください。ありがとうございました。
陣野先生の個別セッションは、大変な人気で7月開催分は満席です。次々回は9月を予定しております。ご予約も承りますのでご興味のある方は、ぜひ弊社までお問合せください。
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