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平成24年4月号
岡社長の今月のアドバイス『ラダ・ビノード・パール判事』ほか
診断士 松下から見た 『人生目的を育むことが元気につながる』
社労士BSの労務トラブル対応110番『問題社員にはどう対応する…!?』
関与先様からのご投稿『㈱ウェルス・マネジメント 濵様より』
関与先様からのご投稿『㈱ザメディアジョン 山近様より』
新連載!BS・なるほど!?質問箱『仕事と作業の違いって…???』
<ラダ・ビノード・パール判事>
「私は1928年(昭和3年)から1945年(昭和20年)までの18年の歴史を、2年8か月かかって調べた。とても普通では求められないような各方面の貴重な資料を集めて研究した。
この中には、恐らく日本人の知らなかった問題もある。それを私は判決文の中に綴った。この私の歴史を読めば、欧米こそ憎むべきアジア侵略の張本人であることが分かるはずだ。
しかるに日本の多くの知識人は、殆どそれを読んでいない。そして自分らの子弟に「日本は侵略を犯したのだ」「日本は侵略の暴挙を敢えてしたのだ」と教えている。
満州事変から大東亜戦争にいたる真実の歴史を、どうか私の判決文を通して十分に研究していただきたい。日本の子弟が歪められた罪悪感を背負って、卑屈、頽廃に流れてゆくのを私は見過ごして平然たるわけにはゆかない。誤られた彼らの戦時宣伝の欺瞞を払拭せよ。誤られた歴史は書き換えられねばならぬ」
(昭和27年11月6日広島高等裁判所での講演からの抜粋)
4月2日に入社式を終え、午後から新入社員と一緒に靖国神社を参拝してきました。併設されている遊就館にも行ってきました。
ここを訪れるたびに、我が国を存続させるためにお亡くなりになった多数の先人の方々に感謝と哀悼の意を感じずにはいられません。
私は一方的な思想教育をするつもりはありませんが、若い方には日本を背負って立つ人材に成長してほしいと考え、敢えて入社式当日に訪問することを選びました。
どのように感じてもらうかは各人次第です。
ここで私は、日本が戦争に負けたのは何故か、勝てないまでも負けない戦の仕方はなかったのかといつも自問自答します。
何故なら我々が学んだ歴史(近代史)と違う世界がそこにあるからです。「歴史は勝者によって書き換えられる」が真実のようです。戦後67年経過しますが、憲法一つ変えられない敗戦国家日本がここにあります。
ドイツは同じ敗戦国でも完全に自立し、時代の変化に合わせて憲法を60回以上改憲し、ユーロ圏を実質牛耳っていますが、我が国はいつまでたっても心はあの時(20年8月15日)のままです。
零式艦上戦闘機五二型(遊就館)
これは民族性によるものかもしれません。集団行動は得意ではありますが、個人個人の集積での個性の発揮が弱いのです。これは余り考えようとしない民族性から来ているものと思われます。
戦争で負け、民主主義を勝ち取ったわけでもなく、戦勝国アメリカから与えられたからであり、「自由・平等・権利」をいきなり与えられた結果なのでしょう。
「自由・平等・権利」にもう一つ「義務」をきっちり教えられていれば、現在のように考えない人があふれる世の中にはなっていなかったでしょう。
パール判事(パール判事は極東軍事裁判の判事の中で唯一の国際法の専門家でもありました)が憂いている現象が今まさに我が国で起こってしまっています。
当時の日本の世界観の欠如が亡国の危機を招いたこと、失わなくても良い優秀な人材を多数失ったことを残念に思います。
我々が身につけなければならないことは、「常に現状を分析し、未来を見通す目と謙虚に振舞う姿勢、相手の立場を思いやる心、そして何よりも戦えば決して負けない不屈の闘志」であることを、ビジネスの現場からだけではなく、歴史の検証の場でもつくづく感じます。
新社会人の皆さんには今後いろいろな場所に観光へいかれた際には、どの土地にでも博物館或いは郷土資料館などがありますので、是非時間を工面して訪問していただきたいと思います。
古いものを通して、それを使っていた人々の生活や情景が浮かんできます。また教科書で学ばない歴史に触れることが出来るでしょう。そこで得た感性の一つ一つが、心の成長につながってきます。
多くの価値観に触れ、上記の「 」の感覚を少しづつ身に付けていっていただきたいと思います。
新メンバーと共に靖国神社参拝 村田蔵六の銅像の前で
強い日本人になってください。
そして「勝者の歴史から、真実の歴史」を取り戻していきましょう。
<厚生年金問題の本質>
読売新聞 4月9日 11時53分配信
「厚生労働省は、企業年金の一種である厚生年金基金について、退職者(OB)の年金給付の減額や基金の解散を認める条件を緩和する検討に入る。AIJ投資顧問による年金消失問題を契機に基金の厳しい財政運営が浮き彫りになり、抜本対策が必要だと判断した。
厚労省は、学者や専門家からなる有識者会議の初会合を13日に開き、基金に関する条件緩和の具体策と、AIJ問題を踏まえた年金資産の分散投資の徹底など、規制強化策の検討に着手する。同会議が6月をめどに報告書をまとめるのを受け、同省は省令改正などで対策を講じる方針だ。
基金をめぐっては、全体の7割にあたる445基金で給付に必要な積立金が足りない「積み立て不足」が生じている。こうした積み立て不足を解消しやすくする方策として、厚労省は基金が退職者の年金を減額する場合、受給者の「3分の2以上」の同意を必要としている条件の緩和を検討する。民主党内では「過半数」に引き下げる案が浮上している。
やはりこのような検討案が出てきました。悲しいことに予想通りです。
先月号でも申し上げましたが、この問題は10年以上前から、もっと言いますと公定歩合が大幅に引き下げられたバブル崩壊の時期から分かり切っていたことです。今時5.5%の運用利回りなど保証できるわけがありません。定期預金金利の50倍の利回りなど不可能なことです。この問題を放置しておいて一投資顧問会社を吊し上げ、問題をすり替える行為は犯罪に近いものがあります。
政府と厚生労働省、財務省は、できるだけ問題を先送りし、その間に甘い汁を散々吸っておいて、都合が悪くなると受給者や経営者或いは国民に負担を強いてくるのです。
マスコミもぐるになって、AIJ社長に責任があるのであって、何故このような問題が発生したかの根本問題に踏み込もうとしません。
なぜ誰も政府や政治家を責めないのでしょうか。
この日本人の穏やかな国民性が、こと政治家や官僚に対してはマイナスに作用しているようです。
彼らは国民を舐めているのでしょう。怒りが収まりません。
これも何度も申し上げておりますが、政府や官僚の使命は国民の生命と財産を守ることです。拉致問題の棚上げに始まり、いったい政治家や官僚は何をやっているのか。
経営者の皆さんは彼らの作る法律を守るだけでなく、彼らが作った法律から会社や社員の皆さんを守ってください。嘘は必ずばれます。何年経とうが必ず発覚します。
人として大切なことは誰にもはばかることなく、公明正大に、また堂々と生き様をさらしていけることではないでしょうか。
また、社員のための退職金や年金の制度運営にとって大切なことは、元本を保証することです。
一攫千金は騙されやすい我が国の国民には難しいです。
今世界中が、戦後67年間真面目にコツコツと働いて蓄積してきた大切な国民の金融資産1500兆円を狙っています。これは我が国の国民が額に汗して一生懸命働き蓄積してきた大切な財産です。
我々は何としてもこの財産を次世代以降の日本につないでいかなくてはなりません。経営者の皆さんはこのことを十分にご認識していただき、日々の経営に全力投球していただきたいと思います。
<若者へのメッセージ>
これから社会人を目指される学生の皆さんに、よくお伝えする「学生に贈る10か条」のメッセージを下記に記します。
1.物事を損得で判断するべからず
2.会社は人間性を高める場所と心得よ
3.良心に恥じることをするべからず
4.会社から何をしてもらうかではなく、会社に何ができるかを語れ
5.自己の成長に貪欲であれ
6.親に対する感謝を忘れるべからず
7.集団の中で置かれている立ち位置に敏感になり、求められる役割を演じよ
8.人前では、不平不満・愚痴・悪口・泣き言・文句は言うべからず(他の場所で言って家に持ち帰るな)
9.利他的な人間になれ
10.情報・知識型のインプット人間から、知恵・知性型のアウトプット人間になれ
学生の皆さんは、決してマニュアルを盲信せず、自分の頭で考え、世の中に有益な人材となる決意をし、この就職難を乗り越えていってください。
また経営者の皆さんは、一人でも多くの若者を採用してあげてください。彼らは働きたいのです。
一部の腐れ学生もいるでしょう、働かない若者もいるでしょう。でも7割以上の若者は真剣に人生を考えている優秀な人材です。また彼らがこれからの日本を背負っていく存在となるのです。是非チャンスを与えてあげてください。もし若者の採用がご不安であれば、いつでもブレイン・サプライにご相談ください。とっておきのノウハウをお伝えします。また、上記の10か条は社員研修でも使っております。
会社は生活の糧を得るための手段の場だけではありません。もしそれだけだとすると、毎日の時間の経過が苦痛を伴うものとなってしまいます。「会社は人間性を高める場所です」と社員の皆さんに宣言し、実践していくと、社員の皆さんの心の中に気づく力が醸成されてきます。
「自ら感じ、自ら考え、自ら発言し、自ら行動し、自ら反省する」自立型の社員が増加していきます。
自立型の社員はエネルギッシュになります。そして職場の人にエネルギーを分け与えていくようになっていきます。社員全員を変える必要なはいのです。最初1割、そして2割の人が自立型人間になっていくと職場の雰囲気は一変します。
職場の雰囲気が変わると会社の居心地がよくなり、仕事が楽しくなります。
仕事が楽しくなると生産性や効率が上がります。
生産性や効率が上がると会社が儲かります。
会社が儲かると社員への配分が多くなります。
社員への配分が多くなると社員と家族が喜び、家庭が安定してきます。
家庭が安定してくるとこれがまたいい仕事で返ってきます。
正に良いことずくめです。
経営者の皆さん、社員研修をヤラナイ手はないでしょう。
“人は幸せだから感謝するのではありません。感謝しているから幸せなのです”
株式会社ブレイン・サプライ 岡 弘己
診断士 松下から見た
<人生目的を育むことが元気につながる>
“人生における目的は何か”
突然ではあるが、こうしたことを考えられた方はどれくらいおられるでしょうか。
私は、ご紹介いただいた方を通じ、今回1日かけてこうした振返りを行なってきた。
まず、人生には法則があるということだ。
①全ては私が幸せになるために起きてくる
②全ては私の望みとおりになっている。
③私には100%の自由が与えられている。
“どんなときも”、“苦しいときにも”、“嫌なことでも”、これは“試練だから”といって耐えること、歯を食いしばること、そしてこれを乗り越えたらと思うときはないでしょうか。
実はこれは“学び”や“修行”ではなく、“苦行”に過ぎないことに気がついたのである。
ところで、表題の“人生の目的”とは何か?
人のお役に立ちたい
自信をもって寛容でやさしい、思いやりのある人間になりたい
そして、こうしたことを学び、実践することで喜びを感じたい
明るく、楽しく、元気であることが幸せにつながる
これが自分の“人生の目的”であることに気づかせていただいた。実は、これはとある方のセッションを受けた結果のものである。
当然人によって、こうした人生の目的は全く異なってくる。ある方は、私は競争することで勝者になることが幸せにつながるという“人生の目的”の方もおられるかもしれない。ある方は、可能性にかけ日々ベストをつくし、影響力のある大物になることが幸せにつながる“人生の目的”の方もおられるかもしれない。
大切なのは、自分の“人生の目的”をしっかりと持つことで、ぶれない自分、すなわち“自分軸”を作ることではないか。よく、経営理念を大切にということを掲げる企業が多い。これは何かあったときに企業の原点に戻る“企業軸”である。人間も同じである。自分の原理原則に気づくと全ての行動にでてくるのではないか。今回、それに気づかせていただいたのである。
また、常に100点で“なければならない”と考え自分を追い込んでしまう人が多い。100点を“目指す”ため“ベストを尽くす”、これは大切なことかもしれない。しかし、人間すべてが完璧なものではない。
善人なおもて
往生ととぐ
いわんや悪人をや
善人、悪人と区別をすることが多い。ここで大切なのは、“全てを認め受け入れることができる自分”ではないだろうか。
“認めてもらえる自分”を目指そうとすると苦しくなる。
“自分を含めた全て”を受け入れることで“苦行”から脱出できるのではないだろうか。
“100点でなければならない”から“合格点であれば”くらいの気持ちでよいと思う。
なお、ここでの話は“人生の目的”についてである。人生100点であればこの世には必要ないかもしれない。
それは、100点なら試練などこないからである。
最近、メンタルヘルス不調者が急増しているがこれはこうした“人生の目的”が見えていないからかもしれない。私もよく企業の幹部の方から相談を受けることがある。先日もとある企業研修会を行なった際、参加者の1人の中間管理職の方から、やる気を出すにはどうすればよいか、という話がでてきた。
人間“せねばならない”の“脅迫観念”では、物事は行き詰ってしまうことがある。人間はある意味弱い生き物でもある。よって、“こうありたい自分”を見つけることが重要ではないだろうか。
ところで、人生の目的が人によって異なるのは、それが各々の人間が生まれてきた理由であり、またその要因の1つに“過去の自分”すなわち“過去世”が影響していることがあることを知った。
過去世の詳細はここではさけるが、でてきたのは今いる家族をはじめ自分に大きな影響を与えてくれた親族ばかりであった。そして、私にとっては、
「過去の自分と周りの方にありがとう」
「過去の自分はよくがんばった」
こう感じとりました。
実はこの日以降、不思議と笑顔になり、心にゆとりを持つことができるようになった。
前向きなことば、きれいな言葉を言い続けることではないか。
“完璧な人間などいない。自分を含めた全てを受け入れることである”
色々な悩みを持たれている方に少しでも参考になれば幸いです。
★社労士BSの労務トラブル対応110番★
問題社員にはどう対応する…!?
Ⅰ.今回の課題
今回の問題社員のSさんは協調性がなく、他の社員をあからさまに批判したり、攻撃したりする言動が多く、職場の空気を悪くしています。ついに、「Sさんがいるなら自分が辞める」と言い出す社員が複数でてきてしまっています。
Sさんは遅刻、早退もなく、仕事ぶりも問題なく、むしろ仕事はできるタイプです。
とはいえ、チームワークを大事にするA社にとってはSさんに態度を改めるよう再三の注意をしていますが、全く反省しないSさんにほとほと困っています。。。。
Ⅱ.経過報告
A社はSさんに対し、指導書を作成し、Aさんの言動の問題点や周囲への影響を明確に示しました。
ところが、Sさんはその場では反省する態度を示すものの、結局態度の改善はみられません。
それどころか、上司にSさんの態度を相談した社員を無視するなど、さらに職場の雰囲気を悪くしています。
Ⅲ.最終結果
今までの経過を重く見たA社は、Sさんに是正命令書を出し、改善の猶予期間を明示し、この期間に改善が見られない場合は退職してもらう旨の誓約書を交わしました。
結果、Sさんは自主退職をする結果になりました。
Ⅳ.今回の課題への対策とポイント
こういった協調性を乱してしまう社員の多くは、仕事ができるけれど、自信過剰で謙虚さに欠けているタイプが多いように見受けられます。
協調性を乱す社員の存在は、職場の雰囲気が悪くなるばかりでなく、その職場全体の生産性が下がり、離職者を多く出してしまいがちです。
また、Sさんのようなタイプは、注意をする会社が「おかしい」と捉えがちなので、ウィルス社員として会社に攻撃しようとすることも多々見られます。
そういったSさんタイプの社員については。。。
①まず態度の改善について口頭で注意する。
ただし、面談内容は議事録を作成し、面談記録として保管しておく。
②それでも改まらないときは、指導書などを作成し、文書で警告する。
ただし、本人の言い分をきちんと受け止めてあげることで、態度が改まる可能性は充分にありますので、処分を目的に文書を作成するのではなく、あくまでも態度改善に主眼をおいて、文書を作成してください。
③ここまでしても改まらないときは、是正命令書を作成します。
これは、「●月●日までの期間に態度が改まらない場合は懲戒処分します」と猶予期間を設け、それでもダメな場合は処分するという会社の意思を明確に記載します。
それでも何も改まらない場合は、降格、停職、最終的には懲戒解雇というように制裁を強めていきます。
ただし、こういったSさんタイプは、指導書や是正命令書を渡すとき、もしくは面談のときに反論してくることが予想されます。もしくは、面談担当の上司に対して攻撃的な物言いになるかもしれません。
その時は、Sさんの指導すべき言動や態度について、「●月●日、●時に▲▲さんに対する言動のこの部分が会社の考えと反している」など、具体的に指摘できるよう準備しておきましょう。
あまりにも口論に発展しそうになったら、「Sさんの言い分もきちんと聞きたいので、文書で提出してくれないか」など、文書を作成してもらうようにするのも良いと思います。
また、制裁処分を行う際は、Sさんが納得して処分を受け入れることは考えにくいので、いきなり懲戒解雇をするのではなく、指導を重ねながら徐々に制裁を強めていきます。
制裁処分をする会社側の指導能力も、制裁の妥当性を検討する際は勘案されます。
もちろん、縁があって一緒に働くことになった社員を制裁処分とすることは難しい選択です。
ただ、Sさんをそのままにすることによって、他の優秀な人材の離職は避けたいところです。
Sさんのような社員を出さないためにも経営計画書の作成や人材育成計画の戦略化、または服務規程や評価制度の見直しをお勧めしています。
詳しくはブレイン・サプライにご相談ください!!!
特別投稿【時事観望】
株式会社ウェルス・マネジメント 代表取締役 濵 昌志さま
<その1>
桜花爛漫の季節になりました。
関西地区も今年は寒く4月に入ってもヒーターを点ける日が多かったのですが、漸く待ちに待った春がやって来ましたね。皆様、お花見は済まされましたか。私は関西で名所の一つである兵庫県の夙川公園に行ってまいりました。最近は川の水も浄化され野鳥も飛び交い、幼い頃を思い出させる情景の中、染井吉野の薄桃色にすっかり魅了されてしまいました。やはり日本人には桜はいいですね。
さて、この4月から「明治の人は偉かったのか」に替わり新企画として「時事観望」と題して、時の色々な課題・問題に触れて、是非皆様と一緒に考えさせていただきたいと考えています。
初回は賑々しい北朝鮮の弾道ミサイルの件から始めたいと思います。
論旨としては、北朝鮮への非難ではなく、逆にかの国への感謝にしたいと思います。
何故ならば私は巷間言われる通り、北朝鮮のお陰で日本国の防衛体制について、この平和ボケした国民が考えられる機会を与えられている、という意見に賛成だからです。
軍事技術に対し全く素人の私が言うのは恐縮ですが、弾道ミサイルを打ち落とすというのはミサイルが遥か上空に達してからではなかなか難しいと聞きます。それであれば発射直後に打ち落とす必要があるわけで、迎撃態勢を展開した宮古・石垣島周辺海域では遅すぎてピント外しているのではないかと不安になります。
当然もっと西の黄海や沿海州沖で態勢を布陣しないとだめなのではないか。そうであれば自衛権の発動ラインというのは「大陸と半島のミサイル基地周辺」ではないのかと思いだしてしまうのは私一人ではないように思います。
でもそんな海域に憲法や法制、日米安保の絡みから布陣可能なのか、また中国が見過ごす訳がないとか。という辺りで行き詰まりを感じ思考停止してしまいます。
PAC3やイージス艦やら、それらは大変な高性能を有した武器なのでしょうが一般市民の殆どは「本当に大丈夫なの?」と思っているのではないでしょうか。ここら辺りが日本国民の認識レベルの大半ではないかと思われ、これを上げていかないと政治家・政党・政策の良否・優劣を見抜けないように思います。
それといまもう一つの大きな関心事はイスラエルのイラン核施設への空爆です。
やるのか、やらないのか、やるなら何時やるのか。この国に関しては色々な事が言われていますが、国防に関しては我が日本国とは対蹠的な例として扱えると思います。
なぜなら片やイスラエルは現在、近隣他国から核攻撃を受ける可能性が無いし、将来的に核攻撃を受ける可能性が出れば世界の囂々たる非難ものともせず果敢な軍事行動に出ると思われます。
これに対し我が日本国は目と鼻の先の他国から核攻撃を受ける可能性が明確にあります。
なお更に言うなら中国・北朝鮮の核の脅威を除去するどころか「友好」を名目に経済援助し、間接的か、直接的か判りませんが核開発を黙認・助長してきたと言われても仕方ないと思います。
いわばこの事は単に政治家、官僚のみの責任でなく日本国民全体の自業自得の産物ではないかと思いますが、皆さん、イスラエルと日本のこの差を如何思われますか?
ポケッとしてたらあかんのじゃないですかねえ。
社会保障の至高の命題が「真の安全・安心」とすれば、またその基幹を成すのは他国の攻撃からの防御としましたら「国防は最大の社会保障」というのは頷ける話です。
北朝鮮のお陰を利用してこれからは「国防」を一緒にかつ真剣に考えてみませんか。
左の画像は、ザメディアジョン様のホームページより転載させていただきました。
企業情報をご覧になりたい方はこちらまでアクセスをお願いします。
⇒ http://www.mediasion.co.jp/
(山近さまのプロフィール等は末尾にございます。)
【経営者の皆様。鞄持ち採用の進め(中途にも新卒にも可能)】中編
そんな中で、私は【鞄持ちインターンシップ】を経営者と学生と双方に薦めています。最近は社会人にも薦めています。若者が、真実の「社長の1日」を感じることでの苦悩…快楽…嗚咽…を、目の当たりにすることで、得るものが、私は最も大きい極限の変化=シナジーを起こすと思って、13年間継続しているのです。
毎日。毎日・・・。年間300人。一人1日。1日一人。結果は確実に現れています。
☆鞄持ち体験学生の内定率100%
(但し、鞄持ち以降も新聞アウトプットなどの私の感性指導を続行した人のみが分母)
☆鞄持ち体験者が、ビジネスパーソンにどんどんなっている!
採用担当者になったり・・・。(元弘前大学の門上君)
営業トップ1になったり・・・。(たくさんすぎて選べません)
最優秀新人賞になったり・・・(日本ベンチャー大學一期生の後藤くん)
優秀社員賞になったり・・・(中央大学出身の堀江さん)
社長になったり・・・。(大阪府立大学の池田君)
☆…鞄持ち体験者からついに政治家も出そうです。
(尾道大学の渡辺君。もちろん腐敗と腐臭漂う“政治化”は私が食い止めます)
汚職、利権、癒着……永遠と繰り返されてきた醜態の数々―
それでも一向に働かない自浄能力!!多くの政治家とかなりの公務員は完全に腐りきっていますね。役人や政治家に頼っているうちは、絶対に自分の周辺やミニマムな世界は平和になれても、根こそぎ回天・・・なんか、絶対に無理です。むしろ、じっとしててください!!!
学生が就職活動に苦しんでいるからといって、この国は未内定手当てまで出してしまった。知ってましたか? いつ、この法律とおったのですか? 信じられない!むしろ、内定もらってるやつに、“報奨金”を出すべきなのに、“保証金”出してしまった。漢字の間違いか!?と、突っ込みたくなる!
私の主なる仕事は、
・ザメディアジョングループの経営
・経営者向け講演活動+執筆依頼
・学生向け講演活動+執筆依頼
と、大きくいえば、この3つです。
先日、昔、付き合っていた女性と久しぶりに再会し、寿司でも・・・ってことになり、いろいろいろとお互いの情報交換してたら、いきなり、「いつ死んでもいいんだよね? ほんとに変わってないね。明日、死んでもいいから、そんな動き方、してるんでしょ?」なんて泣き出した。
???おいおいおい。俺の動き方って、そんな【危険】なのか!? そんなことは・・・無いだろう。。。
確かに、“鞄持ち”が、常に365日近く、となりにいて、毎日、交代して、トイレもついてくる。男子は。
もうかれこれ、13年目。5000名を突破してます。
私のような、ぼんくら経営者はこうでもしないと「日本の未来」に貢献できない。ロジカルになかなか落とし込めない、ビジネスマンの動きを、体で、教え込むしか・・・・・。
追伸。
ある鞄持ちインターンを体験したこともない、学生から「山近さんのやっていることはファシズムです。強烈なリーダーシップで、学生を巻き込み、思想誘導している」といわれました。
はあ!?わしに強烈なリーダーシップ!?!?
俺の講演聴いた・・・くらいの関係で、本質をみた気になるんじゃねえ!!!
悪いが、わしは、映画【マーガレットサッチャー】観ながら、いびきかいて、となりの人の金川さんににらみつけられるし・・・。今、出張が多すぎて、ホテルの部屋でパンツ洗ってることもしばしば。しかも、絶滅寸前のブリーフパンツじゃ!それにそれに、酒、飲んだら、下ネタヒットパレード!尾崎姉貴によく、注意される。おっっっとそれにそれに、最近はスケートを断念した。洸と3週間続けて、武蔵小山の西武スケート場にいったが、結局、壁から手がはなせず、洸(小学校4年)から、リストラされた。
まだ、あるぞ。とにかく、俺はよく泣く!!!!!!!!!悪いか!!!!!!!!!!!!!!!!
映画でも泣くし、名古屋駅の地下の超・メジャーなお菓子屋さんでも泣くし、今日はボイスメール聞いてて、泣いて、洸に隠すのに必死だったぞ。
煩わしい。何が悪い。泣けない無感情学生より、【感即情】じゃ!
感じること、すなわち、なさけに通じるんじゃ!
とにかく、俺は世間のイメージのような品行法性じゃないし、カリスマでもない。
が、私の周辺の人たちは素晴らしい。そんな人たちにあわせたい・・・から、1日、一緒にいるのです。
が、ファシズムの何がわるいんじゃ。
国の将来ビジョンがまったく見えない中で、今現在の薄っぺらい快感を幸福だと勘違いしてしまった希望のない若者や、その下に控える罪なき子供たちのために、大人たちは「分断」されたタコツボの中で遊び呆けている場合ではあるまい!
何とかしてこの閉塞感を打破する、思想の潮流を作り出したい!
ファシズムは「束ねる」という意味で、本来、悪い意味の言葉ではない。独裁よりはファシズムの方が良いはずだ。
だから、俺は、やり続ける!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
せめて・・・せめて・・・イノベーションの【火種】になりたい・・・・・。
(お間違えなきように、お願いしたいのは、多くの経営者は私のスタンスとは違い、純粋に採用の“プロセス・通過点”として行なわれているケースです。
その場合、意味合いが微妙に違います。温度差があります。それくらいはもう成人なので、自分で読みながら、対応してください。が、こういう鞄持ちインターンの暑苦しい本、出しても、ついてきていただけるというのは、価値観・根っこの部分は近い社長さんが多い・・・ということですね)
(次号に続きます…)
今月号より、皆様から頂戴するよくあるご質問やいまさら聞けないご質問など、ジャンルを問わず、身近で素朴なものを中心に「BS・なるほど!?質問箱」をフレッシュなメンバーでお送りいたします。
お仕事の合間のコーヒーブレイク感覚で、お気軽に目を通していただけば幸いです。
新年度となるこの4月は入社式、社員教育研修、経営計画発表会など新しい気持ちで臨む大事なイベントが目白押しです。栄えある初回は、その中からまずひとつ。
社員教育
Q:経営計画発表会で、社長から作業(Job)ではなく仕事(Work)をするよう心がけましけましょう。というお話がありましたが、仕事と作業の違いとは何でしょう
A:日常では作業と仕事を同じものと捉え、違いを意識することはあまりないと思いますが、実は全く別物です。
・決められたことや上司から言われたことだけをするのが「作業」。
・言われたことをこなした上で、その背景にあることを理解して自分で付加価値をつけて期待以上の行動をすることが「仕事」です。
いくら丁寧でまじめな取り組みでも、上司に言われたことをそのまま形にしているだけでは、「作業」の域をでません。また、何もわからずに「作業」だけをしていたのでは仕事が面白く感じるどころか苦痛になっていきます。
その仕事の本質的な意味、目的を考え、どうしたら依頼された相手が(社内・社外を問わず)喜んでくれるだろう、感動してくれるだろう・・・という疑問をもち自分の意思を込めて取り組む仕事は間違いなく楽しくなってくるはずですし、自分自身の成長につながっていきます。身近な例で示してみますと上司から「明日の会議で使う資料を10部コピーしてくれ」と言われた場合どうすればよいでしょうか?
①指示どおりコピーする
②受け取った書類に目を通して、「事前に参加する人にお配りいたしましょうか?」とその先に起こり得ることを想定して尋ねたり、その会議に関わる他の事項(会議室の確保や使用する機器の確認等)にも気を配り万全な準備態勢を整える。
こちらの例では①が「作業」で②が「仕事」ということになります。
また「仕事」は常に相手のことを考えて行動するのでコミュニケーションも良くなり、穏やかで前向きな職場環境を得ることができます。「仕事」をする人間が増えれば増えるほど、その組織の成長と発展につながっていきます。
新入社員はもとより、中堅の方でも「作業」を「仕事」と思って物事に取り組んでおられる方は意外と多くいらっしゃるのではないでしょうか?
違いを明確にするだけで、ひとりひとりの意識が大きく変わってまいります。
ぜひ、「違いのわかる人」になって「仕事って楽しい!」と思える時間を増やしていこうではありませんか。
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