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平成23年5月号
岡社長の今月のアドバイス『新BRICSの台頭』他
診断士 松下から見た 『事業継承のための戦略ストーリー』
社労士杁山の労務トラブル対応110番『定期昇給は必ずしなければならないのか?』
関与先様からのご投稿『㈱ヒューマンリソース 鈴木様より』
関与先様からのご投稿『㈱ザメディアジョン 山近様より』
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ゆとり世代OL A子の使える(困った?)法律 第21回:男女雇用機会均等法
コーヒーブレイク~不思議総合研究所より~第19回:戸隠神社
<新BRICSの台頭>
2010年度のGDPでとうとう中国に抜かれてしまいました。公称13億、実質15~6億近くいる国に抜かれるのは必然であると考えてはいましたが、それにしてもあっさり抜き去られたものです。 国家戦略がしっかりしていればあと5年は粘れたのではないかと思うと残念でなりません。 このままでいくと新・新興国である、BRICS、即ちブラジル、インド、ロシアに、今後急成長が見込まれる南アフリカにも近い将来抜き去られる時が来るでしょう。
日本人は本当に追い込まれないとなかなか動かない民族です。 海に囲まれ、外敵が少なく、季節と農作物に恵まれ、DNAの中に敵と争って勝つというものがほとんど、含まれていない民族です。 その意味ではもう少し状態が悪くならないと、本当の意味で危機感を持って真剣に事態に対応することはないのかもしれません。
東京都のGDPが14位のメキシコに匹敵しているようですので、まだまだこの危機感を持てというのが難しそうですが、 国家の指導者や経済の指導者である大企業の経営者の皆さんは、国家の衰退をただ指を咥えて観ているのではなく、日本の将来のために、今しかできないことを真剣に実行していただきたいと思います。
<自己責任>
5/12の読売新聞朝刊の編集手帳より、 <原発事故で警戒区域になっている福島県川内村の住民が2時間の一時帰宅を認められたが、帰宅にあたって国から同意書に署名を求められた。 その内容は「自己の責任において立ち入ります」・・・。 何のために必要な署名であったのか。 冷たく突き放すかのような手続きに住民からの反発の声が上がった・・・・・・。> 何とも情けない記事です。 ここまで人の気持ちを逆なでする必要もなかろうに、何故人の気持ちを考えないのか。 そもそも今回の事態を引き起こしたのは誰なのかという当事者意識の欠如からくる対応でしょう。 よく「お役所仕事」と言われますが、正にその言葉に該当する対応です。 国が行うべき対応は、「万が一のことがあった場合は国の責任において対応するので安心して2時間ではありますが一時帰宅してください。」ではないでしょうか。 今回の震災と原発事故で失った国家の信用を、まずは地域の当事者の信頼を少しでも回復させることで取り戻すことが先決ではないでしょうか。 3月号でも申し上げましたが、国の仕事の最優先課題は「国民の生命と財産を守ること」です。 今の政府、公務員に本当にこのことが理解されているのか甚だ疑問です。 集票対象、税金徴収対象程度にしか見ていないのでしょうか。 それにしても余りにもお粗末な対応です。 国を愛するものとして今回の対応は残念です。
「しっかりしろ民主党!、気合を入れろ国家公務員!」 今の私の気持ちです。
<企業のRM対策>
<栃木県鹿沼市でクレーン車が歩道に突っ込み小学生6人が死亡した事故で、逮捕された運転手である容疑者(26)が2008年4月に事故を起こした際の捜査資料に、てんかんの持病があることを示すメモがあったことが分かったと栃木県警が発表した。 容疑者は、この事故で同市内で小学5年の男児をはねたとして、自動車運転過失傷害罪で起訴され、有罪判決を受けた。判決は「前日の仕事の疲れから眠気を覚えながら運転した」と事故原因を認定していた。 しかし、今回の事故を受け、県警が調べ直したところ、08年当時、捜査員が消防に電話で事故の状況などを確認した際、持病について「てんかん」と書いたメモがあることが判明した。当時、発作と事故の関係が分かっていれば、免許が取り消されていた可能性があったが、容疑者と母親は調べに対し、「病気はない」と話したとされる。
県警は、勾留期限の9日に向け、危険運転致死罪の適用も視野に捜査を進めている。>
何とも悲しい記事です。 母親は我が子の将来を考え、運転免許を失いたくなかったのでしょうが、結果的には我が子だけでなく6名の将来ある子供の将来を奪ってしまいました。
今回の事故では容疑者を雇用していた会社も被害者ということで、倒産まではいかないと考えますが、過去の事例としては大事故を起こして人命が失われた場合は雇用主である会社は倒産することが多いようです。 前回の事故では過労状態と認定されるかもしれず、事業主の責任が問われた可能性があります。 まさか良かれと思って雇った社員が、ルールを逸脱、或いは隠していた持病が原因で大事故を引き起こすなどと考えられない経営者さんが多いと思います。
素人は「保険に入っているから大丈夫」などと考えているようですが、「事故の補償」と「社会的な信用の失墜」は別物です。
事故はやむを得ない事故も含めて、決して起こしてはいけないものなのです。
今後このような事故を二度と起こさないためには、「車は便利」であると同時に、「車は凶器」となり得ることを十分認識し、“人の命を奪うことは何人たりとも許されない” との考えを社内で徹底することです。 常時車を運転する社員がいる会社は、癲癇(てんかん)だけでなく、ドライバーの持病についても、会社の存続と人命保護の観点から調査し、入社時に誓約書を取り付け、また毎年健康診断受診に併せて書面で自己申告させ、普段からの社員に対する安全配慮だけでなく運転面でも徹底する必要があるでしょう。 場合によっては同居の親族と連名で申告させることで責任の回避を行うことも必要でしょう。 いずれにしても、不幸にも事故が発生した場合は、最優先で人命救助に当たるよう普段から指導を徹底し、刑事事件にさせないこと、書面の提出により、会社側の過失を極力少なくすることに十分手を打っていただきたいと考えます。
<相手と自分を入れ替える>
周囲で誰も釣れていない場所で、一人だけ大物を何匹も釣りあげていた魚釣りの名人の言葉で 「お魚の気持ちになって考えなさい。」 が10年以上経った今でも印象に残っています。
魚の立場から、釣ろうしている自分を見ると、どのように手を打ったらいいかなどのニュアンスを感じ、「知恵が浮かんでくる」ようです。 要は、“相手(対象)の立場から”自分自身を見る想像力が持てれば、自分が今何をすべきかが何となく分かってきて、自分には困難であり解決が不可能と考えていた問題も解決できるということです。
私は社会人になってから25年が経ちましたが、学生時代に教えをいただいた 「自分の思考と相手の思考を入れ替える。そして相手の目から自分を観ることで相手の思考を理解する」 方法をコンサルティングの場で常に意識して実行してきました。
これは常時実行することは困難ですが、ここぞという時には極めて有効で、私の仕事の原点になっています。 仕事でも恋愛でも、夫婦でも、親子間でも、一度相手の目線から自分を見つめなおすことは、自分自身を知ることにもつながり、自分を見詰め直すことにもつながっていき、結果的に人生そのものが好転していくことにもつながっていくような気がします。
他人を見て自分の生活や人生を決めている人が多いですが、周囲が変化すると軸がぶれてフラつくことになります。 「大地に根を生やす生き方」をするには、客観的に自分自身を見つめること、即ち「軸がぶれない」ことが重要と感じます。
現在我が社で実行している 「CS(顧客満足)・ES(社員満足)のセミナー・研修」 も相手に軸足を置いたコミュニケーションである 「ホスピタリティーコミュニケーション」 に焦点を当てることで、社員の思考を多様化することを目的の一つとしています。
21世紀は心の時代です。 多種多様な価値観に対応でき、お客様に軸足を置いたコミュニケーションができる社員を一人でも多く抱えた会社が繁栄していくのではないかと考えます。
もう一つ、ついでに申し上げますが、迷った時には自分の中にいる「神様」(私が勝手にそのように呼んでますが。)である「良心」に問を発していただき、その判断を仰ぐとよろしいです。
私の場合はほぼ90%くらいの割合で好結果につながっています。
社員研修の必要性をお感じになられましたらいつでもご相談ください。
ブレインをサプライします。
株式会社ブレイン・サプライ 岡 弘己
診断士 松下から見た 「事業継続のための戦略ストーリー」
「経営者の一番の社会的責任は企業を存続させること」である。
経営者は日々いかにして売上をあげコストを削減して利益を残すかを第一に考える必要がある。一方、企業が永続して発展するためには長期的視点にたった戦略ストーリーをもつことである。
例えば、有名な日本電産の永守重信氏はM&Aを活用して成長している。単純にいえば
企業買収 ⇒ 再生 ⇒ 利益拡大
である。しかし、単なる買収ではない。基本は、「再生見込みがある企業を安く買っていく」ことである。更には、「人材や技術力、商品力はある。但し経営力がない企業」に目を付けている。そういう観点から分析すると
業績低迷企業の買収⇒ 経営方針見直し ⇒ 短期的業績好転
・人材あり ↑
・技術力・商品力あり 社員意識改革
利益貢献
である。三協精機製作所(現 日本電産サンキョー)は典型的な例である。長野県諏訪地域で、元々オルゴールでは世界一という老舗企業であった。1985年にミネベアからの合併(実質買収)提案で敵対的買収にあい経営は翻弄される。その後株式を引き受けた新日鉄の協力のもと業績回復を果たしたが、バブル崩壊と急速な円高で業績が悪化、90年代半ばは大規模なリストラを行った。その後ハードディスク事業など多角化を進め業績はいったん回復したが、ITバブルの崩壊により再度業績が悪化、2003年に日本電産の永守氏が最高顧問になり立て直しを図り、翌年よりV字回復して現在にいたっている。
同社は、2010年のバンクーバーオリンピックで同社の長嶋圭一郎氏が銀メダルを取ったとき、永守氏から2階級特進の係長で報奨金1,000万円(銅メダルだった加藤条治は1階級特進の主任で報奨金500万円)支払い話題になった(このとき長嶋氏は金メダルなら社長と発言していた)。ここでも永守氏の利益貢献(オリンピックで社員として活躍したことで同社の大きな宣伝効果になった)の考えが伝わるエピソードである。
M&Aはよく時間をお金で買うものと言われている。その際求められるのが人材と技術ではないか。永守氏は社員に将来を示し、情操教育(永守氏はよくトイレ掃除をさせているがこれは多くの企業で実践)を行いつつ貢献した社員には大きな報い(現に業績回復した企業は賞与が増えて)で還元する。それを短期的に行う戦略を持っていることである。昔のM&Aは乗っ取り屋のイメージが強かったが、今後は潜在的な強みを引っ張り出し社員教育で企業の活性化・社員の意識改革を行い、企業を再生する手法が増えてくるのではないか。私が日本電産を初めて知ったのは23年前、ゼミで一番優秀なG先輩が同社に就職したときである。当時はバブル期で多くが大手金融機関に就職する中だったので非常に気になっていた。その後同社の成長を見るなかでG先輩の先見性に今でも舌を巻いている。
老舗企業であっても様々な環境要因によりその姿を変えざるを得ない。既存事業からの変化も1つの方法であるが、M&Aを活用することで新規投資より少ないリスクで新規事業(既存事業との補完事業)に進出可能である。
今後10年間で特に団塊世代の経営者が次世代への事業承継が急速に増えるであろう。2010年の中小企業白書のデータによると後継者の確保ができている企業は56.6%にとどまっている。また、後継者が見つからない場合は企業売却を考える経営者が82%を超えている。後継者不在の企業売却や廃業が増えることが見込まれる。経営者は今のうちに事業戦略ストーリーを作るのが企業存続の必要条件である。
「最も変化に対応したものが生き残るのである」 (ダーウィン “種の起源”より)
最近、弊社にも事業承継に関するご相談が増えている。後継者をどうすべきか? 相続のタイミングは? 後継者がいないがどうすればよいか? 兄弟がおり相続対策をどうすべきか・・ など。
社員を雇用する経営者にとり、事業の継続が最重要であり、その最善策を考えるのが事業承継の基本である。
特に「相続=争族」にならないよう、「定款の見直し」をお勧めします。株式が分散されているケースへの対応、オーナーがすべて株式を持っているケースへの対応、譲渡制限付株式の活用など・・、今のうちにオーダーメード型定款に変更することである。
【企業存続のポイント】
1.定款の見直しを行い、「争族」の芽を摘み取る。
2.事業承継計画をたて、円滑な後継者(含む企業売却)へのバトンタッチを行う。
3.経営計画書を作成して、将来ビジョンを明確にする。
(新規事業などをM&Aで模索するため、アンテナを張っておくのも一案)
ブレイン・サプライでは最近下記のご相談に応じております。お気軽にお申し出ください。
1.会社定款の見直しのご相談
2.事業承継全般のご相談
(1)事業承継計画のご相談・作成支援
(2)後継者の育成、組織・金融機関対策
(3)株式移転
3.経営計画書作成
4.M&A
企業買収を考えている経営者の方、または逆に売却をご検討の企業様は直接弊社 岡または松下までお申し出ください。弊社にも最近企業売却の案件の情報も多数来ております。
実際に案件がでてきた場合は、守秘義務契約を結び、ご対応いたします。
寄付のご報告
3月11日東日本大震災後に行われましたセミナー参加費を災害義援金として日本赤十字社へ10万円寄付いたしました。
東日本大震災で亡くなられた方のご冥福を祈り被災された方の一日も早い復興の一助になれば幸いです。
改めまして、セミナーにご参加いただきご協力くださいました皆さまには深く御礼申し上げます。
本当に有難うございました。
社労士杁山の労務トラブル対応110番
・定期昇給は必ずしなければならないのか?
Ⅰ.今回の課題
小売業を営むK社は、堅実な経営でこれまで順調に売り上げを維持してきました。経営者の理念からこれまでは多少なりとも、毎年定期的に、賃金を上げてきました。しかしながら昨今の不況から、今年に限っては昇給ができない状態となり、社員に説明なくそのままでいたところ、社員内から定昇を求める声が上がったのです。
Ⅱ.経過報告
これに驚いた社長は、会社業績を説明しましたが、社員は納得しません。それもそのはず、K社の賃金規程には「毎年4月に昇給を実施する。」と明文化されていたのです。その一文を根拠に社員からの定期昇給の要求を上げ続けたのです。(ただし、その賃金規程上にはいくら昇給するといった文言や、定昇を規定した賃金表などは含まれていませんでした。)
Ⅲ.最終結果
最終的には全員一律に1,000円昇給することで折り合いがつきましたが、社長としてはしっくりとこないものを感じ、社員側としても「たかが1,000円」という理解にしかならないような結果となってしまったのです。
Ⅳ.今回の課題への対策とポイント
今回のような場合、必ず昇給を行わなくてはならないでしょうか。厳密に言えば、賃金規程という「ルール」を遵守する義務があるため、会社としてはたとえ1円でも昇給すべきと言えるでしょう。ただ判例などでは、昇給できない明確な根拠があり、それが合理的な内容であれば、昇給を行わなくても差し支えないとされます。K社の場合も、事業運営においてかなりの赤字が生じているといった理由があれば、昇給規定の履行を免除されたかもしれません。
こういった事態を避けるため、賃金規程や労働契約書面には、「昇給」ではなく「改定」や「見直し」といった表現にとどめておく方が無難でしょう。この点は場合により「降給」することもあるでしょうから、そういった状況に対応するための布石でもあります。(勿論、降給する場合は、それなりの根拠が必要となりますが、それらが整備されている場合、賃金の減額も可能です。)
ちなみにK社のように「4月昇給」を実施されている企業も多いと思いますが、できれば昇給の時期は「4月」を避け「7月」などとすべきでしょう。このことは既にご承知の方も多いと思いますので、詳細は割愛いたしますが、社会保険料額の算定基礎となるのは、毎年の「4月から6月まで」に支払われた賃金総額となります。
よって4月に昇給を実施した場合、その年の保険料の算定に直接反映されることとなり、場合によっては、年間数万円の差が労使ともに生じることになります。(高い保険料を払っていれば、将来的に受給できる年金額も高くなりますが、実際に元を取るには相当の長生きをしなければなりませんし、年金制度そのものがどのような形になるかも不明です。)このことから当社では賃金の改定は、4月から6月を避ける方法をお勧めしています。
左の画像は、ヒューマンリソース様のホームページより転載させていただいております。
企業情報をご覧になりたい方はこちらまでアクセスをお願いします。
⇒ http://www.h-resource.net/
東日本大震災以降、急激に増えた相談が2つあります。
それは、震災に伴う仕事仲間の意見割れの仲裁と解雇の相談です。この二つの問題は、人の価値観がモロにでるシチュエーションです。
今月はこの二つの問題について解説させていただきます。
まず、一つ目は「震災に伴う仕事の仲間割れ」についてです。通常仕事では、会社の持つ『共通の目的』を果たすために各人が全力を尽くして仕事をしていると思います。実はこの『共通の目的』があることが大切なのです。共通の目的があるからこそ、役割があったり、我慢ができたりするのですが、震災については漠然と「日本復興」というテーマはあるものの、明確な目的はありません。自由に話ができるところほど、実はコミュニケーションをきちんととるのが難しいのです。
例えば、「こんなときに仕事(営業)どころではない」という方もいますし、「家族が被災して、仕事どころではない」方もいらっしゃいます。逆にこんなときだからこそ「目の前の仕事を精一杯やろう」という方もいます。
私は正直、【どの考え方も正しい】と思います。大震災から2ヶ月が経って、随分落ち着いてきたかのように思えますが、実は今までの震災に対する考え方の違いから、口には出さないが【人間不信】に陥り生産性が下がっている会社を見させていただきました。正直、今回の大震災は誰のせいでもありませんし、個々の言っていることは皆正しいです。ですが、相手との価値観が違う以上出てくる意見はマチマチです。自分が正しいと持った瞬間、つい、相手のことは否定してしまいがちです。相手に持たれた心の傷は、なかなかきれいには回復しません。しかも、心の傷を負っているのが貴方の右腕だったら?今、心の中で「自分のところは大丈夫」と思った方が危険です!充分すぎるくらいに注意を払ってくださいね。そして、肝心な対処の方法は、この記事を最後までお読みいただければ分かります)
次に「解雇」の問題です。これは非常に重たい問題ですね。ほとんどの経営者は、解雇についてネガティブな印象をお持ちではないでしょうか?私は正直、一切ネガティブな印象はありません。別に私は冷たい人ではないんですよ。勘違いしに出くださいね(笑)
解雇は、会社を存続していく上で必要性があることと辞める本人にとっても今後の明るい未来が待っていることを伝える必要があります。辞める社員に「明るい未来」を伝えることは難しいかもしれませんが、ここは想像力を働かせてください。間違いなく言えることは、貴方が解雇を暗く切り出したら、相手は解雇を明るく前向きには考えられないということです。このポイントを知りたいですか?
答えは、5月31日、16:15~時間を空けておいてください。ブレインサプライの岡社長と松下専務が、皆さんにお伝えします。
私が「生年月日による統計心理学」をお話するとこのテーマで¥15,750ですが、今回はなんと【ご契約企業様 5,250円/1名】【一般企業様 12,600円/1名】しかも、懇親会費込みだそうです。この超~お得な企画で、一日で解決してきてください。できましたら懇親会で色々な質問を岡社長と松下専務にぶつけてみてください。たくさんの問題が解決するはずですよ。それと、社長がスタッフに人間関係のストレスを感じていない会社は、間違いなくスタッフはその分のストレスを持っています。ご用意できるのは18席だけだそうです。お申し込みはお早めに!(お陰様で満員御礼! 第2弾を用意します)
左の画像は、ザメディアジョン様のホームページより転載させていただきました。
企業情報をご覧になりたい方はこちらまでアクセスをお願いします。⇒ http://www.mediasion.co.jp/
(山近さまのプロフィール等は末尾にございます。)
「復興」
憎い
憎い
私は 自然が憎い
憎い 憎い 私は 海が憎い
たわむれ 優しく 大きく 父のような海だったのに
恐くて憎くて たまらない 許せない 絶対に許さない
こんなに あなたを 愛して 生きてきたのに
なぜ 海よ あなたは 私たちを壊す?
なぜ 何もかも奪い去る?
なぜ こんなにひどい事をする?
私たちが 何をした?
私たちの営みは
先人たちの教えを守り
繁栄に あぐらなど かかず
せっせせっせと汗水垂らし
大地と海に敬礼し漁に出た 畑も耕した
陽が沈む水平線に しあわせの涙を少しだけ流し
ささやかな営みに 家族と笑い
白き鳥のさえずりを追いかけ
嘘をつかずに懸命に生きてきた
なのに海よ なぜにあなたは私から全てを奪った?
私たちが狂ったのか 全て悪いのは私たちなのか
いいや! ちがう! 決してちがう! 私は言おう
地球よ 貴様が狂っている あなたが 狂っている
あなたに わかるか?
あなたに私の想いがわかるか?
小高い丘の上からただそれを見つめることしかできなかった無力な私の想いを
私たちの親が… 友人が… そして愛する我が子が…
犬の太郎も家も机も写真も何もかも
貴様が犯した濁流に飲み込まれた私は… 私には…
そんな私の想いに海よ あなたは何と答えてくれるのですか
海よ 貴様は どう答えてくれる?どう答えるかと聞いているんだ!
そうやって ただ黙り
何もなかったように今日もおだやかをよそおっている
はっきり言おう
いいか 海よ
私たちは貴様から決して逃げはしない
私たちは連帯という武器を今 首にかけ
静まりかえった貴様のふところへ壊れた船であろうとも さらに両の手で漕いで生く
私たち人間の力をみくびると
ただではおかない
そして さらに
私たちは強固な絆を結び
まもなく立ち上がる
そして叫ぶ
家族を返せ!
友を返せ!
家を返せ!
ふるさとを返せ!
犠牲になった命の破片を
高らかな怒りの帆に吹き付け
今 狩りに出かける
自然よ 海よ 大地よ 空よ
覚えておくがいい
俺たち漁師は 貴様が思っているほど弱くはない
私たち農夫は 貴様が思っているほど軟ではない
屈強な精神と肉体に
まもなく「覚悟」を宿らせる
そして怒る わめく 叫びちらすのだ
『生きる覚悟があるのだ!』と
一国心中などなるものか!
今こそ このむごたらしい現実を直視したからには 瞳をそらさずゆっくり立ちのぼってくる生き物の息吹に手を打ちならそう
どんなにささやかでもいい
勇気ある小さな者たちを どんどんグングンたたえるのだ
共に拳が上がったら 一目散に駆け上がれ
生存せよ! の方向へ駆け上がり
立ち向かうのだ
たとえ それが自然という憎き相手でも
私たちは決してひるまない
憎くても
怖くても
許せなくても
それでも
私たちは あの場所を
この国を
愛してやまないのだから
音楽家長渕剛
知らない人も多いと思うので、あえて掲載します。
この【詩】を。
今回の私の30冊目の本のオープニングの文章として・・・・・。
長渕さんも、こういう使い方を望んでいると思いますので。
震災後に、現地を訪れ、子供たちと歌い、励まし、そして、自衛隊駐屯基地に出向き、
「貴方方は、俺たちの誇りです」
と、叫んだ男。
長渕剛だからこその激しくもあり、せつなくもある、メッセージです。
いかがでしたか?
誤解も多く招く人ですが、人一倍感性が強いことは誰もがみとめますよね。
小林よしのり・・・しかり。。。
もしかしたら私・・・しかり。。。
行動派というものは、なにかと誤解を受けます。
創業以来、発し続けた私のメッセージもそうです。
圧倒的な称賛と共感、そして、時に、轟々たる非難で騒然とさせた
史上空前の作品「学生道」「知覧道」もそうです。
その余韻覚めやらぬときに、今回の震災は起こりました。
私は直後から、一冊の本を進めていました。
その書下ろしが全貌を現します。根底からくつがえる価値観。
揺さぶられる魂と精神。日本は、どうしなければならないのか!?
今回の未曾有のピンチから立ち直るためには!?
そもそも日本とは何か?
そして日本人とは何なのか?
日本の復讐が、この1冊から始まるのです!
ここに執筆、頂いた方々、そして今回の発刊の私の行動は「本物の勇気」か?それとも「腐った虚栄心」か?
読者の方々に問いたいのです。
寄稿いただいた方々の、内容に一切の改変を加えず
あますことなく国民に伝えたいのです。
この本の発刊目的は・・・真の目的は、日本人を覚醒させることです。
謙虚は美徳とならいましたが、諦めも美徳と習った記憶は私にはありません!
この国のシステムに理不尽と、不平等と不誠実を感じているものが居るなら
この本を読んでほしいのです。
そしてきっかけにしてほしいのです。
自らの行動と憤怒の・・・・・。
歴史を知らない者の善意は偽善である!
死者の視線を感じよ!
この世界は先人たちの犠牲の上に成り立っている!
この当たり前のことは、若者たちは教えられていないのです!
人権、自由、個人、市民、グローバルといった言葉がさかんに使われるようになりました。
これらの言葉を”正義の御旗”としてふりかざすことには大きな落とし穴があります。
突き詰めていくと、すべての人間を均質で平等なものとして
国家や権力さえも否定しかねないから・・・。
一国の総理大臣を、犯罪者の如く断罪する、B級どころか、C級マスコミの各位。
自らは記者会見に垂れ流しヘドロのような言葉を自らの価値観で塗りたくり、我々に、さも、「真実の正義」のように報道してくる、輩マスコミ。
便所の落書きドットコムを信用してはいけない。
が、ヘドロマスコミも信用してはいけない。
参考程度でよいのです。
私たちは今こそ、自らの目・・・そして感性・・・意思決定を、鍛えなければなりません。
総理大臣ドットコム!
こんなサイトを始めました。
確かに、管さんには問題が多いと思います。
が、私たちが選んだ総理大臣です。
だから、もう少し頑張ってもらいましょう。
非難するのはやめましょう!
私たちも選ばれた【社長】です・・・よね?
なのに、【非難】され続けたら・・・。
だから、もう少し応援しましょう。
【近日開催予定のセミナー&研修一覧】
5/27 未払い残業代請求への具体的な対応策とは?(大阪)
5/31 統計心理学セミナー(東京)
6/ 6 決算書を120%活用した保険獲得手法セミナー(東京)
6/10 退職金問題・経営課題解決セミナー(川越)
6/16 未払い残業代請求への具体的な対応策とは?(東京)
6/17 企業活性化&生産性向上セミナー(東京)
6/23 モチベーションアップ社員研修(福岡)
6/27 統計心理学セミナー(東京)
⇒上記のセミナーは、主催者企業様からの依頼を受けてのものです。参加を希望される方はご連絡ください。
TEL:03-6273-7437 参加可能な場合は手配をします。
◆会議室貸出のご案内
弊社で利用しない場合、会議室(定員24名、最大30名)をお貸しいたします。
研修や会議などにお使いください。
午前(9時~13時) 午後(13時~17時) 夕方(17時~20時)
会員(顧問先) 8,000円 8,000円 8,000円
非会員 12,000円 12,000円 12,000円
◆お申込み方法
貸出希望の企業様は、原則1週間前までに希望日時を笹川までご連絡ください。
(TEL 03-6273-7437 / FAX 03-6273-7438 )
(前日17時までキャンセルを受け付けます。当日ご連絡の場合は半額いただきます)
ゆとり世代OL A子の使える(困った?)法律
第21回:男女雇用機会均等法(セクハラの禁止)
後輩 T子:「Aさぁん、ちょっとあとで相談に乗ってください」
OL A子:「なになに?今ここだといいづらいの?」
後輩 T子:「いえそういうわけじゃないんですけど、最近、H課長にセクハラされて困ってるんです」
OL A子:「えええええ!ちょっとどういうこと~!?なにされてんの??」
後輩 T子:「はい、それが…たとえば、『Tちゃんいつもきれいだけど、その秘訣は?』とか、『若いのに仕事もてきぱきできてすごいよね。やっぱ俺の指導のおかげかな』とかいろいろいってくるんです。もうセクハラが耐えられなくて。部長に相談しようかとも思うんですけど」
OL A子:「うそマジ!? キモ!! それって超セクハラじゃんね~!ちょっと、ぶちょ~!!」
部長 B氏:「聞こえてるけど。それってただのほめ言葉じゃないのか。考えすぎだろう」
OL A子:「きゃーありえな~い!!! 部長、そんなことへーきでいってるから家でも奥さんに相手されないんですよ~」
部長 B氏:「それもある意味セクハラだろ。ほっとけ。そこまでいうなら俺からもH課長にいっておくけど、もしなんならうちにもセクハラ相談室があるからそこで相談してきたらどうだ」
OL A子、後輩 T子:「あんな執務室の一角にでかでかと『セクハラ相談室』なんて書かれてあるところに行けるわけないでしょ~!!も~うちの会社、いい加減にしないと、労働局の女性少年室に駆け込むわよ~!!!」
セクハラは、そのほとんどが明確な基準があるわけではありません(職場のパソコンの壁紙に女性のヌード写真などを設定しているなどは言語道断ですが)。何をするのか、ではなく、誰がするのか、が問題です。
言動を起こしている本人は悪気がなく、リップサービスのつもりで相手が喜ぶだろうと思っていっていることも多く、気づいていないことがほとんど。気がついた時には大問題となっていて配置転換や最悪の場合、解雇されてしまうなど、加害者の方も深刻な問題となるケースが多く、会社もセクハラを放置していたということで、多額な慰謝料を要求されることがあります。会社としては未然に防ぐように、あるいは初期の段階で被害を受けていると感じる人がすぐに相談できるよう、事業所内に苦情処理のための担当者を設置するなどの配慮が必要です。
また、具体的にはセクハラガイドラインをもうけ、「服務規程」「懲戒、制裁規定」にあらかじめどのようなことがセクハラにあたるのか、また会社はどう対応するのか、などを明確にしておかれることをお勧めします。併せて「セクハラ対策キット」なども整備しておき、万が一、セクハラがあったと社員から訴えがあった場合に、すぐに対応できるよう「是正命令書」や「報告書」なども常備しておくことで、イザというときに適正な対処の方法が可能となります。
弊社でもこうした「セクハラ対策キット」を含む、「懲戒キット」などを提供しております。起こってからあわてるのではなく、今のうちから準備を整えておかれませんか!?
セクハラ相談室などを社内の目立たないところに設置し、社員に周知しておくのも一つの方法です。
コーヒーブレイク~不思議総合研究所より~
株式会社ブレイン・サプライに併設?されている不思議総合研究所所員の石関が、実際に体験して「これはすごい!」と思った日本全国の不思議スポットについて毎回ご案内いたします。
第19回:戸隠神社(長野県長野市)
長野駅からバスで約1時間。冬場は戸隠スキー場となるため、地元の人も暖かい時期にしか訪れないという魅惑のパワースポット。そのパワーに加え、時期的な制限があることもあり、不思議愛好家の間でもとても人気がある神社です。
戸隠神社は、正確にいうと、奥社(おくしゃ)・中社(ちゅうしゃ)・宝光社(ほうこうしゃ)・九頭龍社(くずりゅうしゃ)・火之御子社(ひのみこしゃ)の5社からなり、その起こりは神話にも出てくる「天の岩戸」。
はるか大昔、天照大神(あまてらすおおみかみ)が怒って岩戸に隠れてしまったために、真っ暗な世の中が訪れてしまいます。困った神さまたちが知恵をしぼって、岩戸の前で天鈿女命(あめのうづめのみこと)をエッチな格好で舞い踊らせたのをみんなが見て大盛り上がりし、「なに楽しそうに盛り上がってるんだろう。」と天照大神が岩戸をチラッと開けた瞬間に、馬鹿ぢからで有名な天手力男神命(あめのたぢからおのみこと)がその岩戸をぶんなげて飛来した先がこの戸隠神社がある戸隠山だそうです。創建以来、2000年余りにも及ぶ、歴史を刻む神社です。
不思議愛好家の石関がめざすところはもちろん、奥社!! 日本全国、どこの神社でも一番奥にある神社に最大のパワーが宿っているというのは、不思議愛好家の中でのほぼ統一見解。それ以外の4つの神社をすっとばして、一目散に奥社参道から歩いて頂上をめざすことに。距離としては参道入り口から2Km、徒歩で約30分。まーまず余裕でしょう。と思いつつ、行きにすれ違う人たちの顔つきが一様に暗いのが気になりましたが、気にせず参道をてくてく歩きます。
15分くらい歩いたところで、なぜすれ違う人たちみんなが疲れ果てていたのかを納得。GWに訪問したにもかかわらず、あたり一面に大量の雪が…
あめのたぢからおのみことさま、すみません、あなたのこと、なめてました。その日、石関はジーンズにつま先があいたオープントゥのパンプス。あきらかに場違い。にもかかわらず、根性で頂上へ。
道中、約45分、すべったり転んだり、つま先が空いた靴から大量の雪が浸入しながらも、なんとか奥社に到着し、参拝も終了。それなりにパワーも感じ、最後におみくじでも~♪と思いつつ、いそいそと売店へ。
前に並んでいる男女4人組(おっさん2人に若い女2人)は、どうみてもその筋の人。リーダー格の人が、中にいる江原さんのようにふっくらした宮司さんにしきりに困った質問をしています。「ねーねーなんでお財布にお守り入れちゃいけないのさ~」
これに宮司さんは平然と答えます。「お金は不浄なものですから。清いものを不浄なものと一緒にしてはいけないんです」ふーん、そういうもんかな~でもそのお金でお守り売ってるじゃんよ~、と心の中で毒づきながら、ふと宮司さんのこれまたふっくらした手元をみると、腕にはなんとロレックスのデイトナが!!
金120万円也。…お賽銭で入れたとっておきの1,000円、返せ~!!本気でそう思いました。
釈然としない思いをかかえつつ、気を取り直して、300円も(!)出しておみくじを引くことに。ここは宮司さんに年齢を聞かれ、その年齢と性別によって出すおみくじが異なるスタイル。出たおみくじは…
「平」へ?たいら?? なんじゃこりゃ~初めて見るぞ。 帰ってさっそく意味を調べてみると、『よくもわるくもない。ふつう。吉未満、凶よりは上』
…これは、清い場所になめた格好でいった上に、宮司さんを尊敬できなかったからなのでしょうか。でもまあ、こんなめずらしいおみくじも引けたことだし、よしとするか!!
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