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令和3年5月号

query_builder 2021/05/10
サプライ通信

岡社長の今月のアドバイス


●『大東亜戦争から学ぶリーダーシップ㉓』


●『悪口を言うと不幸になる⁉』


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労務の寺子屋


『働き方改革推進支援助成金について』


~労働時間短縮・年休促進支援コース~


関西事務所便り


『サッカーのよもやま話』


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BS企業名鑑


“伝統の味を守るため 『変えない事を変えない。』”


『株式会社泰興楼 代表取締役 于 延光 氏』


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今月のご縁むすび 『第75回


株式会社エヌエスイーエデュケーション 砂田 様 』


〜寡黙なところに深みもありそして決断力、


そして事業へ真剣に向き合う方〜


ブレイン・サプライグループからのお知らせ


・『緊急事態宣言の延長と対象地域拡大」等に伴う当社対応の延長について』のお知らせ


・『雇用調整助成金の特例措置(緊急対応期間中)』のお知らせ


・『産業雇用安定助成金』のお知らせ


・『給与計算業務・社労士業務』のお知らせ


・『コピーキ革命』のご紹介


・『sai*reco(サイレコ)』のご紹介


・『複合機(コスト削減)』のご紹介


・『セキュリティ診断』のご紹介


・『Eye247』のご紹介


・『meet-in』のご紹介


・『RPA』のご紹介


・『ちょくルート』のご紹介


・『heARTfulness for living協会』のご紹介


・『産業カウンセラーによるセルフケア研修』お知らせ


・『YouTube続々追加中!』のお知らせ


・『新入社員紹介<竹内三奈子さん>』のご紹介


・『新入社員フォローアップ研修開催』のお知らせ


大東亜戦争から学ぶリーダーシップ㉓

第23回目は、久納 好孚(くのう こうふ、1921年1月15日 – 1944年10月21日写真①~③)は、日本の海軍軍人。戦死による特進で最終階級は海軍少佐。未帰還になった神風特攻隊大和隊の隊長であり、本来の特攻第一号は久納中尉とされる。


今回この久納中尉を取り上げましたのは、官僚組織であった海軍という一組織の名誉の維持のために、自らの戦死の背景も含めて歪められ、その素晴らしい功績を他に奪われてしまったこと、そして、そのような嘘がまかり通る組織は滅ぶということをお伝えすることが目的です。






【通説】


神風特別攻撃隊は関行雄大尉を総指揮官に、敷島隊、大和隊、朝日隊、山桜隊の4隊から構成されました。隊名は、国学者の本居宣長の、


「敷島の大和心を人問わば、朝日に匂う山桜花」から取られたものです。(大和心(魂)とは、柔軟な、人間のことをよく知った智恵)


(大和心とは何かと人が尋ねるなら、朝日に照って輝く山桜の花であるとこたえよう)


1944年10月21日朝、マニラ沖に敵艦隊発見の報を受けて、敷島隊・朝日隊の二隊が9時にマニラ近郊マバラカット西飛行場を発進しました。久留米篤三特務大尉(兵から昇進した将校を差別して特務と呼んだもの:組織内差別)によれば、神風特攻隊兼敷島隊隊長の関行男大尉(写真④)が先に出撃したと聞いて、久納中尉は「なんで俺を最初に出してくれないんだ」と不平を言っていたという。結果的に敷島隊は敵機動部隊を発見できずに基地に戻ってきました。その後出撃を重ね、敵を発見し、体当たり攻撃を敢行したのは1944年10月25日のことでした。


10月21日午後、セブ島にも「敵機動部隊発見」の報告があり、中島中佐(飛行長)は即、大和隊(隊長・久納中尉)に出撃を命令、整備員からは今までの経験則から40分で出撃準備が完了するとの報告があったそうです。中島中佐はその報告を聞くと、出撃する久納中尉らと航空図を見ながら打ち合わせを行っていましたが、この日は整備士が迅速な作業をしたので、わずか10分で出撃準備が完了してしまいました。中島中佐は滑走路に爆装(250キロ爆弾装備)した零戦が整列している状況は危険と慌てたが、打ち合わせや注意事項の言い渡しが終わっていなかったので、端折ってこれを完了(実際には長々と自説ぶって大幅遅延)させ、いざ出撃と久納中尉らが機体に乗り込もうとした矢先、アメリカ軍の艦載機が来襲してきました。201空はそれ以前にも「ダバオ誤報事件」の際に、同じセブ島で、地上で多数の零戦を撃破されるという失態を演じていましたが、約1ヶ月後も同様の失敗をして、地上に並べていた6機の零戦が撃破されたそうです。幸いにも搭載していた爆弾が誘爆することはなく、特攻隊員に死傷者が出なかったので、中島中佐はただちに予備機による出撃を命じ、2機の爆装零戦と1機の護衛が準備された。爆装零戦に搭乗するのは久納中尉と大坪一男一等飛行兵曹と決まりました。出撃前、久納中尉は中島中佐に、








「私は戦果を新聞やラジオで発表してもらうのが目当てで突入するのではありません。日本軍人として、天皇の為、国家の為、この身体がお役に立てば本望であります。」「いまは飛行機が足らないときです。わざわざ直援機をつけるのはもったいない話です。どうか特攻機だけでやらせて下さい。」


と直談判したとのこと。中島中佐が護衛戦闘機は新聞やラジオでの宣伝が目的ではなく、作戦資料として実態を把握したいだけと説くと、次に久納中尉は「零戦の機銃を外して下さい。突入するのに機銃は不要です。外せばそれだけ軽くなり、スピードも出ます。25番(250kg爆弾)を抱くと航続距離も短くなるから、機銃は外した方がよいでしょう。」と申し出、それに中島中佐が突入するまでは敵戦闘機に発見されたら空戦で切り抜けねばならないから、機銃は外せないと説くなど、出撃直前まで押し問答をしていたとのこと。出撃の時間となると久納中尉は諦めて、




「敵の空母が見つからぬときは、私はレイテ湾に突入します。レイテに行けば獲物に困ることはないでしょう。」


と言い残し、16時25分に2機編隊で1機の護衛機を連れて出撃したと記録されています。


途中で攻撃隊は天候に阻まれて、特攻の大坪一飛曹機と護衛機はセブ島に帰還しましたが、隊長の久納中尉機は帰還せず、行方不明となったとのこと。突入との打電もなかったが、出撃前に中島中佐にレイテに向かうと誓っていたので、そのままレイテ湾に向かったと見なし、中島中佐は、「本人の特攻に対する熱意と性情より判断し、不良なる天候を冒し克く敵を求め体当り攻撃を決行せるものと推定」と報告したそうです。


この久納中尉の未帰還をもって「特攻第1号」は関大尉ではなく、久納好孚中尉を未確認ながら第1号とする主張も戦後現れました。第一航空艦隊航空参謀・吉岡忠一中佐によれば、


「久納の出撃は天候が悪く到達できず、山か海に落ちたと想像するしかなかった」「編成の際に指揮官として関を指名した時から関が1号で、順番がどうであれそれに変わりはないと見るべき」(注1)


と主張。軍令部部員・奥宮正武中佐によれば、久納機未帰還の発表が遅れたのは、生きていた場合のことを考えた連合艦隊航空参謀・淵田美津雄大佐の慎重な処置ではないかといわれます。また、久納中尉が予備学生(法政大学在学)であったことから予備学生軽視、海軍兵学校重視の処置ではないかとする意見に対し、「当時は目標が空母で、帰還機もあり、空母も見ていない、米側も被害がない(実際には被害がありました(下記参照))ので1号とは言えなかったとのこと。10月27日に目標が拡大(空母以外も対象)したことで大西瀧治郎長官が加えた」と話しています。同盟通信の報道班員・小野田政によれば、201空副長・玉井浅一中佐から久納中尉が新聞に書かれないことがかわいそうだから書いてくれと頼まれたといいます。玉井中佐は人情家で、戦果がはっきりしないからという理由で久納中尉が報道されないことを気にしていたとのこと。(注2)


この日の連合軍の損害はオーストラリア海軍の重巡洋艦「オーストラリア写真⑥⑦」が特攻により損傷し、「オーストラリア」はこの特攻でエミール・デシャニュー艦長とジョン・レイメント副官を含む30名が戦死するなど大きな損害を受けましたが、これを久納中尉の戦果という意見もあります。






1944年11月13日、久納中尉は特攻戦死として全軍布告(布告第71号)され、少佐に二階級特進しました。(注3)




【実際】


私は小学3年生のころから約50年間、国内外の歴史博物館や郷土博物館、1000冊を超える軍事関係書物、元軍人からのヒアリング、TV、(記録)映画などを観ることをライフワークにしてきました。どうすればあの壮大な、世界を相手にした戦で、我が国が勝つことができたのかを真剣に研究しました。このテーマで様々な角度、方向から客観的に事実を追求していくこと、現在・過去・未来を念頭に、歴史の一貫性と負け戦からの研究は、結果的に、現在の経営コンサルタントとしての道に繋がっており、その間に多くの専門性が磨かれたのですから、人生は何が幸いするか分かりませんね。


ただ残念なことは、幼少の頃は大日本帝国海軍に憧れ、赤紙(召集令状)一枚で多くの将兵を徴兵して、戦病死させた陸軍を嫌っていたことが、実は間違いであったことです。理系集団の海軍の方がより閉鎖的、封建的で官僚体質だったことです。更に海軍の方が宣伝戦に巧みで、陸軍の暴発で戦争が始まったと、海軍善玉説が私の中で覆されたことです。


2013年のヒット作「永遠のゼロ(岡田准一主演:写真⑨)」を観て、主人公の宮部久蔵のモデルが複数いることも、どの搭乗員を参考にしたシーンであるかもほぼ分かりました。その軍事オタクの私が、最も納得のいかないこと、それは神風特別攻撃隊の敷島隊隊長関行雄大尉が特攻第一号として国内外に喧伝されていることです。


上記【通説】の矛盾点が長らく気になっていましたが、今から十数年前に読んだ「あゝ青春零戦隊(写真⑩⑪)小高登貫(こたかのりつら)上等飛行兵曹」P.207~218の中に、関行雄大尉の敷島隊に先立つこと4日、日本ではじめての神風特別攻撃隊である久納中尉率いる特攻隊の7機が、10月21日セブ島基地から出撃したのを見送ったと書かれていることです。セブ島からレイテ沖までは目と鼻の先です。ちゃんと戦果確認機も付いており(当然のこと)、久納中尉、国原少尉以下下士官兵が出撃し、駆逐艦、輸送船、巡洋艦(写真⑥⑦)などに6機全機が命中した。と、帰ってきた戦果確認機の鈴木上飛曹に聞いたとはっきりと記載されていました。鈴木上飛曹は「最後までみんな元気いっぱいだった。笑顔で手を振って、急降下に入る、あの姿は本当の神さまだと思った。あの笑い顔を見ると自分も引き込まれるような気持だった。」と感想を語りました。




小高登貫上飛曹は敵機撃墜105機(共同戦果含む)、潜水艦2隻撃沈のベテラン搭乗員で、ラバウル航空隊の大戦果(69機撃墜、全機帰還:日本ニュース194号 9分20秒の最後のシーンで、日の丸を頭に蒔いて、ご褒美の日本酒を抱えて登場します。写真⑪)




このようなベテランパイロットが、自身が志願した特攻隊の最初の出撃の状況を、誤って伝えることはよもや有り得ないと思います。


※YouTube https://www.youtube.com/watch?v=QoDmXXK5rE8

この本を読んだときに、目の前が真っ暗になりました。P3(注2)の青文字の個所をお読みください。当時上官であった玉井浅一中佐は、第201航空隊副司令官ですので、久納中尉の率いる大和隊の戦果報告を受けた側です。久納中尉他全6機の体当たり攻撃の報告を受けておきながら、それを握りつぶしたのではないでしょうか。その負い目からか、通説による、戦果がハッキリとしないとしながらも、久納中尉を、通常ではありえない二階級特進(注3)としたのではなかったのかとの疑問が脳裏に浮かんできました。


許し難いのは、第一航空艦隊航空参謀・吉岡忠一中佐の発言(注1)です。戦果報告を握りつぶしておきながら、「海か山に落ちたと想像するしかなかった」と主張しています。ふざけるなとの思いでいっぱいです。


今も特攻攻撃の第1番は検証されることなく、敷島隊の関行男大尉(写真④⑤⑧)となっています。国内外では歴然とした事実と捉えられています。


戦いは常に最前線の兵が行います。戦国時代の雑兵が一生懸命死に物狂いで戦ったのは、例え戦死しても、我が殿が残された一族郎党を引き立ててくれるとの、確固たる信頼関係が構築されていたからです。それに引き換え、大東亜戦争における帝国陸海軍の指導者たちの組織優先、自己保身の思想の情けなさは目も当てられません。


しかも、国民が軍隊嫌いになってしまい(様々な勢力の画策もありますが。)、未だに戦後76年、自衛隊が創設されてから67年間もの間、常に危険な訓練と災難救助によって命の危険にさらされながら、国民の生命の維持・救済のために活動する自衛隊員に対するリスペクトもない状態となってしまいました。


結果的に国民の信頼関係を失った官僚組織であった帝国陸海軍は崩壊しました。嘘が常態化し、結果検証もロクに行わず、傷のなめ合いを行う組織は滅びてしまいます。日本の軍隊は滅ぶべくして滅んだ。残念な検証結果ですが、私はそのように思います。


我々は、戦後の我が国を守るべき軍隊である自衛隊を、戦前の組織の利益優先の歪められた軍隊ではなく、本来の国軍として、命懸けで国を守るこの組織に、国民としてエールを送れるようにしていきたい。更には他国の“伝統ある軍隊”のように、国民として、敬意と感謝とリスペクトを、当たり前のように送れる国にしていきたいと思います。


悪口を言うと不幸になる⁉


なぜ悪口が好きな人が「不幸になる」のか? なぜ人は、悪口、誹謗中傷が好きなのでしょうか?明らかに相手に精神的なダメージを与える行為なのに、どうしてやめられないのでしょうか?


(樺沢紫苑:精神科医、作家 より)


◆「悪口を言う人」の心理


人間はついつい他人と自分を比較してしまう生き物です(米心理学者:レオン・フェスティンガー)。 特に日本人の場合、集団での和を乱さないため、つい他人の顔色を窺ったり、他人の行動や言葉に目を光らせ、自分と比べるなどの傾向が強いと言えます。 新型コロナウイルスの流行に伴ってあらわれた「自粛警察」と呼ばれる人たちも、自分は自粛のルールを守っているのに、それを守ろうとしない奴がいるという「怒り」が行動の元になっています。つまり、「他人と比較してしまう心理」が原因にあるわけです。


人間は、他人と自分を比べたときに自分が優れていると「優越感」を抱きます。その逆に、自分が劣っていると感じたときに「劣等感」を抱きます。劣等感は強烈なネガティブ感情なので、それを何とか払拭したいという衝動にかられます。それを、悪口や誹謗中傷という形で発露したくなるようです。悪口や誹謗中傷を言うことで、相手を貶めることができます。自分対相手との比較において、相手を引きずり下ろすことによって、自分の価値を相対的に高めることができる。それによって、内なる劣等感を緩和しようという心理が働いてしまうのです。


最近「自己肯定感」という言葉をよく耳にしますが、自己肯定感が低い人ほど自分に自信が持てません。そういう人は、自分対相手との比較において、自分が劣っていると感じやすい傾向があります。だから、実は自己肯定感の低い人ほど悪口を言う傾向にあるのです。自己肯定感が高い人は、自分の考えや行動に自信を持てます。他人にとやかく言われても、その考えや行動はゆらぎません。相手と自分をいちいち比較することもなければ、悪口を言うこともないのです。


ここまで理解できると、もし自分の周りに悪口好きな人がいたとしても、「自己肯定感が低い、とっても残念な人」なんだなと上手に聞き流すことができると思います。私の場合は、「あの人は生まれ変わりの数が少ないから・・・。」として割り切り、自分がストレスを抱えること無く、流すようにしています。




◆悪口は「依存症」である


一方で、悪口が好きな人はなぜそれをやめられないのか。それは「悪口は依存症である」と考えると、非常に腑に落ちるようです。誰かの悪口を言うと、やる気や快楽に関与するホルモン「ドーパミン」が放出されるそうです。ドーパミンが出ると楽しい気分になります。だから、悪口を言うことは基本的に楽しいことなのです。怖いですね。昔から、人の不幸は蜜の味といわれていますね。(私はそうは思いませんが!)


しかし、ドーパミンは欲張りな脳内物質でもあり、一度放出されると「より大きな刺激」を求めるようになります。つまり、悪口の回数を増やしたり、より過激な悪口を言わないと、新たにドーパミンが出ず、楽しい気分になれなくなってしまうのです。結果、悪口を言うことが癖になって、なかなかそれを改善しづらい状態に陥ります。悪口を言えば言うほど深みにはまってしまう。これはアルコール依存症や、薬物依存症と同じ原理です。


かくして「悪口は依存症」と言っても、遜色ないのです。


多くの人は、悪口は「ストレス発散になる」と思っているでしょうが、実際は逆です。悪口はストレスを増やします。最悪の場合、脳を傷つけ、寿命を縮める危険性もあるようです。東フィンランド大学の研究によると、世間や他人に対する皮肉・批判度の高い人は認知症のリスクが3倍、死亡率が1.4倍も高い結果となったそうです。批判的な傾向が高ければ高いほど、死亡率は高まる傾向にあったそうです。また、悪口を言うと、ストレスホルモンである「コルチゾール」が分泌されます。コルチゾールというのは、ストレスを感じたときに放出されるホルモンです。上記でドーパミンが放出されると申し上げたので、快楽を得ていると思いきや、悪口を言っているときは同時にストレスも感じているのです。表面上の快楽を求めようとして、悪口を言うと、実は裏では心を傷つけていたのですね。


心理学の法則で「返報性の法則」というものがあります。人は誰かに親切にされたとき、「その親切をお返ししないといけない」という気持ちが湧き上がる心理です。例として、試食すると買わなければいけないという心理です。 「好意の返報性」を上手に使うと、自身の信頼度を高め、人間関係を深めることが可能です。


しかし、残念なことに世の中の多くの人は、「悪意の返報性」を使っています。ネガティブな感情に対しては、人はネガティブな感情を返したくなるものです。ドラマ半沢直樹の「倍返しだ!」とやり返してしまうのが、正に「悪意の返報性」。そして人に悪口を言うと、やはり「悪意の返報性」で悪いものが帰ってくるのです。「本人がいないから悪口を言っても大丈夫!」と思っていても、この人は「よく悪口を言う人」と周りにネガティブな印象を植え付けてしまいます。いつ自分に矛先が向かうかわからないので、周りの人たちは悪口を言う人を心から信頼せず、離れていくでしょう。



◆悪口から卒業する唯一の方法


健康を害し、信頼を失う悪口をやめるにはどうしたらいいでしょうか。一番の近道は「自分を褒める」ことだそうです。悪口を言う人は、自己肯定感が低い人。つまり、自己肯定感が高まれば、悪口は自然と減っていくようです。


気に入らない相手を貶めるのではなく、自分を高めることによって、相手と自分のギャップを埋めればいいのです。自分のステージが上がると、同じ位置で相手とぶつかることが無くなります。気づくと、下のステージで揉めているなといった感覚を得ることができるようになります。


成功を独り言でいいので、褒めてみます。褒めるのが無理なら、ネガティブ感情をポジティブ感情に置き換える方法でも良いでしょう。例えば、同期入社のA君が自分より先に昇進した場合。「大した能力もないのに、先に昇進しやがって!」(ネガティブ)と言いたいところを、マイナスをプラスに置き換えて、「俺も頑張って、すぐに追いつくぞ」(ポジティブ)と言い換えたりします。


自分の中でポジティブな言動を積み上げることで、自己肯定感が高まり、怒りや嫉妬、不充足感が満たされ、ネガティブな感情を抑えることができます。結果、悪口や誹謗中傷から卒業できるわけです。


先ずは、自分の思考パターンに気づくことから始めましょう!自己のマイナスのパターンに気づくと、そこで「いかん、いかん!」となって思考の転換が図れます。これを繰り返していくと、徐々に心に余裕が出来てきて、爽快感を感じるようになります。これを味わうと、ネガティブ感情から脱却できます。もし皆様の組織で、悪口が蔓延しているとお感じになられたら、早めに抜本的な手を打たれることをお勧めします。


当社では産業カウンセラーによるカウンセリングを積極的にご提案しています。


社員の皆さんの無意識のマイナスを吐き出していただき、建設的な方向に導くことで社員の皆さんに元気になっていただけると思います。


ご遠慮なく、ご相談ください。ブレインをサプライします!





今回は、働き方改革の推進に向けた環境整備を行う中小企業に対する「働き方改革推進支援助成金(労働時間短縮・年休促進支援コース)」についてご紹介させていただきます。


この助成金は、働き方改革の推進に向けて、時間外労働の削減や、年次有給休暇の取得促進に向けた環境整備を行う中小企業に対して、その経費の一部を助成するもので、今年度も募集が始まっています。


以下のような取り組みを行うことが支給の対象となりますが、労働時間管理のための仕組みを導入することのほか、業務の効率化等のために新たに設備を導入する場合も対象となりますので、新たな機器・設備を導入されようとお考えの会社はご検討いただく価値があるものと考えます。


1.支給対象となる取り組み

働き方改革の推進のための環境整備に助成するこの助成金の支給対象となる取り組みは以下のとおりで、この中から1つ以上実施することが必要です。



2.成果目標

ただ単に、上記のような取り組みを行っただけでは助成金の支給を受けることはできず、最初の申請(交付申請)時に以下の成果目標のうちから1つ以上を選択して、それを達成することが必要です。


(1)すべての事業場において、令和3年度または令和4年度内において有効な36協定について、時間外労働の時間・休日労働の時間を短縮し、①又は②の範囲内で延長する労働時間数の上限を設定して、所轄労働基準監督署長に届出を行うこと。


① 時間外労働と休日労働の合計時間数を月60 時間以下に設定


② 時間外労働と休日労働の合計時間数を月60 時間を超え月80 時間以下に設定


(2)すべての事業場において、病気休暇、教育訓練休暇、ボランティア休暇、その他特に配慮を必要とする労働者のための休暇(特別休暇)の規定を何れか1つ以上を新たに導入すること。


(3)すべての事業場において、時間単位の年次有給休暇の規定を新たに導入すること。


3.助成金の額

(1)取り組みに要した費用に対する補助率


この助成金により支給される助成額は、上記の支給対象となる取り組みに要した費用の3/4


ただし、従業員数30名以下で、労働能率の増進に資する設備・機器等の経費である上記取組対象の⑤~⑦の経費の合計が30万円を超える場合は、4/5


(2)上限額


助成額には上限があり、取組の内容により以下のとおりとなっており、①と②の合計額となります。


①上記成果目標の(1)について


事業場の申請時点の時間外・休日労働時間数と改善後に設定する時間外・休日労働時間数に応じて次のとおりとなります。



②上記成果目標の(2)および(3)について


それぞれ上限額は50万円


(3)助成額上限額の加算


上記の成果目標に加えて、指定する労働者の時間当たりの賃金額の引上げを3%以上または5%以上行うことを成果目標にすることができ、引き上げ率とその人数により、上限額が加算されます。



4.手続きについて

(1)交付申請書


助成金を受けるためには、支給対象の取り組みを行う前に、交付申請書を労働局に提出して、審査を受け、交付決定の通知を受ける必要があります。


期限は、令和3年11月30日になっていますが、予算額に制約があるため、予告なく受付を締め切る場合があります。


※交付申請書を提出する時点で「年次有給休暇の年間5日取得義務について、その労働者の範囲および取得させる方法について就業規則に記載があること」が必要となります。


(2)支給申請書


交付決定の通知を受けた後に、対象となる取り組みを実施し、成果目標を達成した場合、支給申請を行います。


※期限は、取組事業予定期間が終了した日から起算して30日後の日までで、令和4年2月10日が最終です。





コロナ禍の中で今年も各種プロスポーツのシーズンが開幕しました。スタンドや会場での観戦もままならないままですが、感染を避けながらせめてテレビやネットで、魂を震わせるような熱い闘いを楽しめればと思う今日この頃です。




学生時代は卓球部に所属していましたが、テレビで卓球のリーグ戦が放送される時代が来るなんて想像も出来ないことでした。想像も出来ないといえば、若い人たちから見れば信じられないでしょうが、サッカーの国内プロリーグ(Jリーグ)の試合が毎週のように見られ、日本代表がブラジルやドイツと並んでワールドカップで戦うなんて、私たちの世代には夢のような話です。遡れば、サッカーの試合がテレビで見られるのは、年に一度、元日の天皇杯決勝だけという時代が長かったように思います。


思えば隔世の感があります。そこで、選手経験のない、ただのサッカーミーハーとしては大変僭越ですが、自分の中の歴史を振り返り、サッカーに対する熱い思いを語りたいと思います。




子供のころからJリーグが当たり前に存在していた、という方たちには笑われるかも知れませんが、そもそもサッカーというスポーツを初めて知ったのは小学校5年生、前回の東京オリンピックの時です。それまでは休憩時間のボール遊びと言えば決まってドッジボールでしたが、ある日突然、同級生たちがボールを蹴り始めます。蹴ると言っても、GKのようにボールを持って高く蹴り上げるだけ。本当にただボールを蹴っていただけですが、手ではなく足でボールを扱うスポーツがあるんだということを知ったのは結構な衝撃でした。


中学生になると、休み時間にはみんなで輪になって、ボール回しをして遊ぶようになりますが、体育の授業で教えてもらうようになるのは2年生の頃だったと思います。サッカー部は既にあって、部員は結構いましたが、当時の野球部とサッカー部には少々荒っぽい連中が多く、サッカーに興味はあってもサッカー部には怖くて入れない、私もそんな生徒の一人だったと思います(グランドの広い中学だったので、元気が有り余って走り回れる子が集まっていたというくらいの意味で、他意はありません)。


高校に入ると、「テニス部(硬庭)に入るかサッカー部に入るかで迷っている」という友人もいて、サッカーは“やんちゃの子”だけがするスポーツという印象はもはやありません。休み時間とか放課後とか、卓球部の練習の合間とか、とにかく時間があってグランドとゴールが空いていれば、人数が何人とかには関係なく試合形式でサッカーをしていました。そう言えば、期末試験の後のクラス対抗球技大会の種目がサッカーだった時は、みんなめちゃめちゃ燃えていました。



そして、高校2年生だった1970年、サッカー熱を決定付ける出来事が起きます。ワールドカップのメキシコ大会の全試合がテレビで放映されたのです。番組は忘れもしません、「三菱ダイヤモンド・サッカー」。東京12チャンネルがキー局で、関西ではUHF放送のサンテレビが月曜の夜10時から放送していました。東京から半年遅れの放送だったので、サッカー好きの同級生4人で友人の鎌倉の別荘で受験勉強の合宿をした際に見た西ドイツ対イングランドの準々決勝(この大会屈指の好ゲームです!)の延長戦の放送を、その半年後に家でもう一度見ることが出来たという超ラッキーもありました。


この大会は、ペレの最後の大会、ブラジルが3度目の優勝でジュール・リメ杯を永久保持することになる大会として有名ですが、初めてワールドクラスのサッカーに触れた衝撃は強烈でした。放送の翌日の休み時間にはサッカー好きが集まって放送を振り返りながら、あのプレイがどうだったとか、このフェイントがどうだったとか、教室で真似をして大盛り上がり。ちなみにこの時のクラスにサッカー部員はおらず、野球・硬庭・軟庭・ハンドボール・水泳・バスケ・卓球の各部員で熱くなっていました。それまで見ていた日本のサッカーとはまったく違うスポーツに見えて興奮したのは確かです。今のように外国のサッカーがテレビやネットで普通に視聴できるような環境ではありませんでしたから。



この時の「日本リーグ」が「Jリーグ」になるまでには随分の時間を要しましたが、「ドーハの悲劇」を乗り越えてワールドカップの常連国になり、あの強いベルギーをあと一歩まで追い込むようになるなど、日本のサッカーのレベルも随分上がったもんだと、感慨を覚えずにはいられません。


Jリーグが出来た年に息子たち二人が少年サッカーに入りましたが、グランドに応援に行くうちに、同年代のサッカー好きのお父さんたち何人かと一緒にコーチとしてチームに引っ張り込まれました(もちろん、無資格


・無報酬です)。 よそのチームのお父さんたちと遊びで試合をするようになり、お気に入りのゲームシャツを競って着るようになり、そのうちにチームでユニフォームを作るようになり、子供たちより大人が楽しんでいました。その息子の子供(つまり孫)は、去年、1歳の誕生日に日本代表の10番のレプリカのユニフォームを着せられて写真に写っています。ホントに、隔世の感があります。




Jリーグでも熱い試合が見られると嬉しいですし、オリンピックやワールドカップでU-23やフル代表、なでしこジャパンが活躍してくれると、コロナ自粛による憂うつな気分も少しは晴れるように思います。ファン歴も半世紀を超えましたが、エールは送り続けます。元気をもらえるような試合がひとつでも多く見られることを期待しながら、引き続き年甲斐もなくサッカーに熱くなりたいと思っています。




株式会社泰興楼

URL:https://www.taikourou.com/kodawari/

于社長に株式会社泰興楼様の創業からの歩みと商品への想いを語っていただきました。新型コロナウイルスの影響で店舗の状況が厳しい中、インタビューをお引き受けいただき、ありがとうございました!


◆創業の経緯をご教示お願いします。


私の祖父の時代の話になりますが、当時の中国は自国から夢を追い求めて外国の地に行く若者が多かったそうです。祖父も夢を実現させるため、外国に目を向け、可能性を賭けたのが日本だったと聞いております。当然親戚など、周囲には頼れる人もおらず、自分の店を作る資金を貯めるために、沢山の業種の仕事に就き、相当な努力を積み重ねたと聞いています。そして、1949年2月24日に東京駅前で泰興楼八重洲本店をオープンしました。東京のド真ん中という素晴らしい立地にお店をオープンできた一代目には、本当に頭が上がりません。


◆3代目社長として、事業経営において大切にしていることは何でしょうか。


事業経営において大切にすべき事は【継続】、【発展】、【継承】の三つだと思っています。この三つは同時に起こっていると思うのですが、それぞれにタイミングがあると思いますので、そのタイミングを外さないように私的には常に意識しています。あとは、厳しい状況下でも「楽しむ事!」 を大切にしています!


◆料理へのこだわりを教えて下さい!

↓ 泰興楼様の餃子ストーリーの漫画



飲食店でもっとも大切なのは味だと思っています。味覚は十人いたら十人それぞれ異なりますが、泰興楼のファンが大勢いらっしゃる事に感謝し、これからも裏切らないようにしていきます。一方料理も店舗も時代と共に変化と進化が必然である中、伝統の味を守るため ”変えない事を変えない。” をモットーに当店の餃子に関しては拘りを持ち続けています。また提供する料理は、”昔ながらの…….” という事を意識しながら自分たちが「美味しい、食べたい」 と思う料理を作り、お出しするようにしています。


◆様々な国籍の方が在籍されていますが、注意している点はありますか?


↑ランチセット(餃子4個)


中国料理店であるため、中国をはじめ、様々な国籍のスタッフが大勢います。教育を受けた国や育った環境が違えば当然、行動や考え方に違いは出ます。彼らには「なぜ日本に来て仕事をしているのか、そして、どうすれば安定した収入を得られるのか」を必要に応じて、軌道修正しています。また、職場では国家間の政治的な問題は持ちこまず、極力避けるようにさせています。 日本は少子化で、特に飲食店は海外の人材に頼らざるを得ない今の時代、この点は非常に大事だと思っています。


◆ 厳しい状況だとは思いますが、今後のビジョンを教えてください!

コロナが騒がれ、約一年が過ぎ、どの業界も苦しんでいると思いますが、飲食店業界も非常に苦しい時期が続いています。早くコロナ前の状況に戻る事を祈るばかりです。そんな中でも、【創業以来変えず、一つずつ手作業で作り続けている餃子】、この商品があったから今があり、これからもあり続けられる、つまり、物を作る喜びに気付かされました。アフターコロナでもこの姿勢は変えずに物を作る喜びをスタッフと共有し、その喜びが常に同じ方向であることが出来るよう、今新たな物作り(まだ秘密ですが)を考え中です。




ご縁結びのコーナー 第75回

株式会社エヌエスイーエデュケーション 砂田 様

〜寡黙なところに深みもありそして決断力、そして事業へ真剣に向き合う方〜

https://nse-ed.net/


このコーナーで今までで一番インタビューが難しかったと申し上げて良いと思えるのが今回です。いつも寡黙な砂田さんからいろんなお話を伺える良い機会となりました。


実際、代表や株主として関わっている会社は10社ほどあるそうですが、話を向けても返事が無いほど集中して向き合うのが『株式会社エヌエスイーエデュケーション』と話される砂田さん。お付き合いが始まって気づけば6年半が過ぎました。一緒にいろんな経験もさせていただいたことにも触れながら砂田さんについてお話ししたいと思います。



【昨年私と一緒に北海道を横断中の砂田さん】


◆最初に砂田さんと仲良くされている方々に砂田さんを語っていただきました。

◎いつもFB投稿で面白い掛け合いが楽しみなアックスヤマザキ 山崎社長様


<与えられるより与える姿勢>


非常に勉強熱心で情報量の引き出しが多くなんでも頼れば返事が返ってくる、いつも相談にのってくれます。ロボットのように感情がないように見えますが、実は情に厚いところもあり、相談すると時間を割いて熱心に相談にのってくれるメンター的存在。


口では「損得でしか動かない」と言っている割に実際の行動はもらうより与えることを徹底している人です。仕事でなくてプライベートで損得もないのにちょっとした手土産を渡していたり、自分の話よりも相手が何を求めているかなど、相手に合わせた的確なアドバイスや情報を与えようとする姿勢にいつも感心させられます。


色々なジャンルの人脈もある人なので仕事面でも色々な人を紹介してもらいました。


<無駄な同情を排除して本質をつくところ>


ただ、やはりロボットのようなところがあり、興味ないものは興味ないと空気も読まずに自分を貫き言葉を発したり、言いにくいことも普通ではありえないぐらい思いっきり直接的な言葉でズバっと言ってくれたり、今まで出会ったことのない人間です。


実際のエピソードとしては、自分が業績悪化を何とかしようともがいていた時に市場が縮小している話をすると、「そんな話はする必要がない、明日からそんな話はやめた方がいい」とずばりと言われ、何か言い訳がましくなりかけた自分の目を覚ましてもらったことや、プレゼンでグダグダになった時にもついつい言い訳がましくなりかけた時にも、「あんたの今日のプレゼンはほんまに最低やった。」とずばり言われ、とにかく言い訳無用で巻き返して結果を出すしかないと気づかせてもらった事があり本当に感謝しております。


なかなかここまではっきり言ってくれる人はいないと思います。


人にだけでなく自分にはもっと厳しい人で、自分の恥もかくさずオープンですし、ここまではっきりしている人なので僕は絶大に信用しています。


<学びの姿勢>


取引先や周囲の人の問題解決で役立つために何ができるかを貪欲に追及しており、そのための情報収集や役立つ事を探すために普段からたくさんのセミナーや学びに参加されています。


ビジネスとしての数字やロジックの詰め方には徹底しています。


本人は話さないので推測ですが、周囲のつながりのある人に仕事としてだけでなく人として役立ちたいと思う中でコーチングを学び、更に問題解決スキルを磨き周囲の方にさりげなく頼られる存在になっているのだと思います。


ただ、本人は恥ずかしがり屋なのか、本当にロボットのように何か感情が欠けているのか何を考えているのか未だにつかめておりません。


◎砂田さんを経営者として慕っている 株式会社標 多々良社長様


砂田さんについて


●返信めちゃくちゃ早い。


●いつでも、電話やメールが一手間あり丁寧。


●売上になってもならなくても仕事として捉えている。


●無表情で冷たそうに見えるが、とても温情が深い。


●独立しようとしている人、頑張っている人を応援する。


(名古屋のご自身のマンションに独身の独立前のご友人を住まわせてあげていました。)


●普段全く食べないがUFOとかペヤングがほんとは好き。


●周りの人が良くなってほしいと切に祈っている。


●ゴルフに真摯に取り組んでいる。


●見栄を張らない。張った時は申告する。


●勉強熱心。


●成長する姿勢が標準化している。


●自分にハマる人を見つけるといじりまくる。


●初の就職先では仲介の業績が日本一だった。


●アクティブにいろんなことに参加する姿勢がある。


などなどでしょうか。


私の今までの経営人生は95%砂田さんがいたからです。


本当にいつも与えてもらう最高の恩人です。


◎一緒に大阪にて新令和経営道場を開催している五味田さん(キャンバス社労士法人創業者)


<仕事ぶり>


ビジネスが好きで、ある程度できたビジネスモデルを購入して、自分なりにアレンジして形にするのを凄く得意にされています。業種にとらわれることなく貪欲に出資や事業展開されるのは、ひとつに特化するよりも才能と努力が必要なことなので凄いと思います。


<人間性>


とにかく勉強好き、メモする、吸収するというところが素晴らしいと思います。


どんな人からでも学びを得て、自分のものにする貪欲さがあります。おそらく新規事業を次々とこなしていく中で、壁に自らあたり、そこで成長するべく知識を貪欲に吸収しているのだと思います。


後、ニヒルなところがあって、クールだけどウィットに富んだ毒舌を言うところも砂田さんの面白いとこです(笑)


<砂田さんとの思い出、エピソード>


色々とあるのですが、令和道場の大阪をご一緒させて頂いている際の謙虚さと縁の下の力持ちとして動かれるところは本当に素晴らしいなと思います。


もっと俺が俺がとなっても不思議ではない立場でありながら、そうはならない、それは僕にだけではなく皆さんにそうなのが凄いです。


令和道場の後の懇親会では、特別昔から仲良い人には愛のこもった毒舌が炸裂するのでそれも含めてとても有意義な時間を演出されています。と皆さん大絶賛。自分はすごいとは決して言わないタイプ。でも行動は常にあり、そして周囲の人々のために役に立とうと自然に身体が動くタイプです。インタビューでは見えてこなかったことを皆さんから教えていただき感謝しています。


私も常日頃から感じていたのは、とにかくメモ魔、熱心、真剣に耳を傾けてくださる。私のご紹介させていただいた方々の役に立とうととにかく一生懸命そんな素晴らしい方だと思っています。


◆尾道ご出身、学生時代、そして会社員時代

広島県尾道ご出身の砂田さん、ご自分のことは特に特徴のない、経営者になりたいと思ったこともない、スポーツも特にやっていなかった子どもだったそうです。小学校の頃のお話には、ある事で、かなり怒りもって大人に食って掛かったことがあるそうです。それは、筋が違う、道理が通らないことに対しての怒りだったそうです。


頼りない大人になりたくない、間違ったことは間違い、白黒はっきりするタイプ、勝ち負けにこだわる部分が強かったと話されていました。(今はそうでもないと話しながら)


閉塞的な場所にいたくない、田舎を早く出たいと高校卒業と同時に大阪へ。大学生時代の砂田さんは、


とにかく勉強していたそうです。アルバイトに没頭する周囲の大学生とは違って。なぜか、勉強している方が【利回り】が高いから。英会話や英語関係の勉強、宅建、FP資格を受験して取得していたそうです。


英語を勉強していたのは、旅行会社もしくは商社に就職したかったから。必死で勉強するも採用されるには至らなかったそうです。たまたま宅建を持っていたから、不動産会社はすべて合格。どこでも行ける感じだったそうです。大手不動産、ハウスメーカーに入社することも考えたそうですが、土日休みがいいなと思って、オフィスビル仲介の会社に入社、大阪で働きはじめたそうです。入社するとかなり厳しい仕事環境、土日休みで楽勝と思っていたら全く正反対の状況だったそうです。コメントを頂いた多々良さんから【日本一の業績】とコメントがありましたが、私にはそんなお話もなくさらっと会社員時代のことをお話しくださいました。


◆25歳でジョインした会社で頑張った、27歳で共同創業を選択

同じ職場の先輩が独立するところに25歳でジョインして会社の立ち上げを経験した砂田さん。株も肩書もなかった中で2年後、自身で独立起業を決意して仲間たちと【NSEリアルエステート】を起業しました。


NSEってどういう意味ですか?とお聞きすると、【ネットワーク】、【スピード】、【エキスパート】の略だそうです。実は名前に深い意味があるのだと感じた次第です。


砂田さんの決断力・スピード感を感じるのが、共同創業した会社で、最初は事務員さんと2人でした。途中から昼頃出社するようになり、サラリーマン時代のネットワークを活用すればある程度の成果は出せる。と思ってしまったそうで、このままではいかん!個人商店ではなくきっちり組織としてやっていかねばと大きく方向転換して役員は6時30分出社としました。なかなかできるもんじゃないですね。


オフィス仲介を今でもご支援していただいたりする砂田さん。プロフェッショナル度は相当なもので。私のご紹介した中でも、かなりの困難事案(賃料、借り主の要求度のかなり高いお話)も丁寧に、真剣に向き合って下さって手間から考えたら引き受けない選択もあると思うのですが完璧な状況へ持っていって下さって大変助かっています。それも私からのお願いだからかと思います。心から感謝しています。


◆35歳で事業引き継ぎをしたパソコン教室にコミット、今はやりたいことに集中している

もともと事業が苦しくて助けに行ったパソコン教室、100%の出資ではなかったそうですが、気づけば100%のオーナーに、京都市内を中心に14店舗あった教室ですが現在は4店舗、近々2店舗閉鎖予定。この教室の展開をいろいろ多方面に展開して事業をされています。それが【NSEエデュケーション】です。


●パソコン教室 自社業態


●プログラミング教室 フランチャイズ加盟


就労移行支援事業所 フランチャイズ加盟


パソコン・スマホ修理フランチャイズ加盟 が既存企業です。


●就労継続支援事業A型 3月1日オープン


●就労移行支援事業所 新業態ITエキスパート 7月1日オープン


自社業態だけだったパソコン教室から8年経過して上記のような形態へ変貌された砂田さん。プログラミング教室はたまたま私がご紹介したロボ団(ロボットプログラミング教室)よりも集客力が高いそうです。


就労移行支援事業所に関しては当初赤字の垂れ流し、このままではやっていけないという場面もありましたが、砂田さん自身がアイデアを出して決断し、FCの枠組みを超えて取り組みを実践された結果、現在は収益性が高く全国の加盟FCの中で売上ベース1位となっていらっしゃいます。


今春からの就労継続支援事業A型についてお話をお聞きすると砂田さんから珍しく熱量高い感じで返事がありました。



【HPにあった代表メッセージ】


→一般企業よりも高い給料を出すA型事業所を目指したい。事務・経理代行からスタートし、将来はプログラミング、web制作、動画制作、パソコン修理にまで広げていきたい。そして、就労支援に集う人々への、仕事の提供を位置付けして上げていきたい。


生産性、給与水準も上げていきたい。そうニコニコして話されています。


今まで培った不動産力(リーシング)と自社での教室(パソコン・プログラミング・就労移行支援)運営力で地域圧倒的一番を目指していらっしゃいます。


HPにあった代表メッセージにその想いを見つけました。


『NSEは人生を変える機会をつくる会社です。知識と技術そして心をみがく機会を提供することで全ての人がより良くなっていく世界をつくります。事業目的は企業から来てくださいと言われる人材をつくることです。ビジョンは朝起きたら行きたくなる教室をつくることです。ミッションは全ての店が地域一番になることです。バリューはお客様に有益性を感じさせ続けることです』


事業変革を継続しながら会社経営に向かい続ける砂田さんに、これはと思える経営者さんを昨年末にご紹介致しました。それが株式会社ヘルテの後藤さんです。パソコンを通じて日本のお年寄りと海外の日本語を学びたい人々を結ぼうとしている頑張り屋さんとも自社事業との接点を見出そうと支援して下さっています。


課題はなんですか?とお聞きすると、このインタビューを通じてもっと【発信】を大切にしていこうと思いましたと話してくださいました。面白い事業を見つけるのではなく、面白くなくても世の中に必要で良い事業をしっかり伸ばしていくところが大切だと今は思っていると力強く話してくださいました。


私がお誘いすると喜んで!と北海道や新潟・佐渡ヶ島にご一緒くださる砂田さん、これからも一緒にどこかに行けますように。そして事業発展にご一緒できますように。



【佐渡亀山での一コマ 右端が砂田さん】


最後に砂田さんにコメントを頂きました。


愛情あふれるコメントしてくれた五味田さん山崎さん多々良さんに感謝しています。


日々福祉の利用者さんとの面談で自分を知ることが大切と言い続けていますが私自身が全く自分の事をわかっていませんでした。言語化してもらえてはじめて自分はこういう人間だったのかとたくさんの発見がありました。


(自分では寡黙なつもりは全くありませんでした。)


弊社は杉浦さんほどすごい人に世話人をやってもらえるほどの会社ではまだありませんが、今後は杉浦さんに自慢してもらえる会社を目指して頑張っていきます。


と、謙虚に話してくださる砂田さん。十分自慢させていただきたいと思っています。インタビュー誠に有り難うございました。




代表世話人株式会社 杉浦 佳浩


是非ご覧ください!!(http://100-dream.jp/)


< ブレイン・サプライグループからのお知らせ>







『コピーキ革命』のご紹介


Sai*reco(サイレコ) のご紹介



複合機(コスト削減)のご紹介



セキュリティ診断 のご紹介



Eye247 のご紹介



meet-in のご紹介



RPA のご紹介



『ちょくルート』のご紹介



heARTfulness for living協会 のご紹介


https://heartful-ness.org/

オンライン研修「レジリエンス」のご案内

なぜ、レジリエンスが現代のビジネスパーソンに必要なのでしょうか?

「レジリエンス」は、日本語で回復力と表現されます。辛く困難な状況(挫折、失敗、ストレス環境)を乗り越えていく力のことです。
日本では歴史的に「忍耐こそが美」「困難なことに直面したら、どうしたら二度とそうならないか内省・反省せよ」という風に、辛い状況は耐え忍ぶ、あるいは償いの気持ちを持つといったことが奨励されてきたように思います。
でも、それでは困難なこと自体がストレスなのに、さらに追い打ちをかけるように辛い気持ちになり、燃え尽きたり、モチベーションを無くすことになりかねません。また、反省ばかりで萎縮してしまい、気分の回復までに時間がかかり遠回りでもあります。
そういったことと、このレジリエンスは全く異なります。レジリエンスは、欧米ではビジネススキルの一つとして昨今広がりを見せています。脳科学・心理学のメソッドを用い、「燃え尽きる前、辛さに呑まれてしまう前に、自分発での心構えでウェルビーイング(心身の健康さ)を取り戻して早めに乗り越えていこう」という前向きな発想です。
ウィズコロナで先行き不透明な世の中で、新しい働き方や生き方が求められている今の時期こそ、多くの方々に必要とされている「レジリエンス」。自分で自分を励まし、前向きさや安心感を取り戻し、スムーズに困難を乗り越えていく新しい考え方を、ご自宅や自社オフィスで居ながらにして学びませんか。

こんな方々に、おすすめです

・自身も周囲に対しても、人生や仕事の荒波に呑まれずに、心身ともに元気に活躍したい・して欲しいと願っているビジネスパーソン、役員及びチームリーダーの方々
・何かとすぐに自分を責めたくなってしまう方々
・過去の失敗に捕らわれてしまい、自信の揺らぎを感じている方々
・日常的にこころの疲れや気持ちのしんどさを感じることが多く、具体的な対処の方法を知りたいと思っている方々
・上記のようなことを感じている部下がいて、対処が必要な役員及びチームリーダーの方

プログラムのコンセプト

●初級編、上級編ともに、全3回のワークショップ形式です
●座学に加えて、実際に体を動かすワーク「heARTful® bodywork」や、オンライン上で他の参加者とのシェアリングを通じて、体感を深めていただきます
●頭での知識だけでなく、ボディワークを覚えていただくことでその日から心身のリフレッシュとして活用いただけます


<初級編:しなやかに強く生きる:内面の強さは自分でしか作ることはできない>
(全3回)
※日程・受講費は別途ご案内いたします。
第1回 レジリエンスの概要/
困難期を越えるためのキーワード「安心感」「充足感」は自ら獲得できる
第2回 モチベーションを維持し、気持ちを上向けていく
第3回 より強い自分は、自身への励ましと思いやりから


<上級編:周りとつながり、共にしなやかに強く生きる:レジリエントな組織づくり>
(全3回)
※日程・受講費は別途ご案内いたします。
第1回 共感力を鍛える
第2回 コンパッション:真の思いやりを持ち寄る新しいリーダーシップ
第3回 ひとごとを自分ごとに:利他の精神で自分も周りも幸せ


外資系投資銀行やIT企業を経て現職。大人と子どもが安心感や自己肯定感、自他へのコンパッションを培い生きる力を高められるよう、マインドフルネスとEQ教育プログラムの開発と実践教育を行う。同分野における世界の最新教育の研究を行うほか、アート思考で自己認識力や自己肯定感、回復力や共感力を高める「こころ絵」トレーニングも展開する。ビジネスパーソン向け研修には外国人エグゼクティブへのプライベートレッスンも含まれるほか、親子向け定期クラスや子育て中のママ向け夜間ウェビナーを届けるなど、幅広く学びの場を届けている。Googleが開発した「Search Inside Yourself(SIY)」認定講師。ニューヨーク市在住時に子ども向けマインドフルネス指導者トレーニング修了。 2020年秋に国内初開催されたマインドフルネスの国際イベントWisdom 2.0 Japanでは、heARTful® bodywork発
案者としてワークショップを担当したばかり。著書「感情の知性(EQ)を伸ばす 学校と家庭でマインドフルネス!1分からこころの幸せ・安心を育む63のワーク」(学事出版)。

<お問合せ先> 株式会社ブレイン・サプライ
TEL:03-6273-7437




★ YouTubeブレイン・サプライ公式チャンネル

https://www.youtube.com/channel/Uco4_XYhXvKQAdAkI3u73ZCA


顧問先様を含め、どなたでもご覧いただけるYouTube公式チャンネルには、今後コンテンツを次々に増やし、積極的にブレイン・サプライグループについて発信しております。


・労務に関する、さまざまなトラブルへの対応方法・解決策


(「労務トラブル110番」シリーズの抜粋版)


・弊社のセミナーのご案内・ご報告


・労務品質診断サービスについて


・代表 岡弘己がお伝えしたい事! 等



★ お客様限定動画ページ(パスワード付き)(注1・2)


https://www.brain-supply.co.jp/movie-member


顧問先様限定で配信しております。


YouTube公式チャンネルの動画に加えて、よりパワーアップした内容をお届けしております。



・研修シリーズ


①「マネジメント研修(コミュニケーションを中心に)」


②「テレワーク時代の労務管理」


③「労使のベクトル合わせと生産性の向上~右脳の活性化が決め手!~」


※別途テキストもあります。お問い合わせください。


・労務に関する、さまざまなトラブルへの対応方法・解決策


(「労務トラブル110番」シリーズのフルバージョン)



今後とも、皆様のお役に立つ動画を次々と追加し、ご案内していきますので、どうぞご期待ください。

なお、動画に関するご質問・ご要望等につきましては、担当コンサルタントもしくは動画チーム (メール:douga@brain-supply.co.jp)までお寄せください。


(注1)「お客様限定動画ページ」には「パスワード」が必要です。


パスワードは毎月、各社の担当者様宛ににメールにてご連絡しております。


5月分は「4月26日(月)」にご連絡させていただきました。


(注2)動画を視聴されましたら、ぜひ以下のURLよりアンケートにご協力ください。


随時受け付けております。


動画アンケート(随時受付中)


https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSebfYvlWFjH7TAUXruKh41t34DNUUlmZsvLR7GYE22Z9AKo4w/viewform












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