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令和3年2月号

query_builder 2021/02/10
サプライ通信

岡社長の今月のアドバイス
●『大東亜戦争から学ぶリーダーシップ⑳』
●『神社巡り2020!!』
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労務の寺子屋
『安全配慮義務とストレス・マネジメント』
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法改正についてのお知らせ
『子の看護休暇・介護休暇が時間単位で取得できるようになりました ~令和3年1月1日施行~』

BSカウンセラーの会 ~心の保健室だより~
『今年掲げた抱負に立ちはだかる壁
~ワナにはまらず達成するには~』
関西事務所便り
『新型コロナウイルスとスペイン風邪』
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今月のご縁むすび
『第72回 BlueCircle, LLC 山田 様』
社労士法人ブレイン・サプライからのお知らせ
『コロナ関係助成金のご案内』
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ブレイン・サプライグループからのお知らせ
・『YouTube開設』のご案内
・『ヒトLabo研修(オンライン版)』のご案内
・『sai*reco(サイレコ)』のご紹介
・『RPA』のご紹介
・『複合機(コスト削減)』のご紹介
・『セキュリティ診断』のご紹介
・『Eye247』のご紹介
・『meet-in』のご紹介
・『heARTfulness for living協会』のご紹介
・『ちょくルート』のご紹介
・『冷凍マンゴー販売』のご案内
・『新入社員紹介<宮原佳子さん>』のご紹介
・『新入社員ビジネスマナー研修(オンライン版)開催』のご案内

大東亜戦争から学ぶリーダーシップ⑳



第20回目は、吉川潔海軍中佐①(きっかわ きよし、1900年(明治33年)11月3日 – 1943年(昭和18年)11月25日)は、日本海軍の軍人。戦死後、二階級特進して海軍少将。広島県広島市段原町出身。海兵50期)です。

吉川潔中佐は、「不滅の駆逐艦長」といわれ、私を含む軍事マニアの中では知る人ぞ知る、戦の天才です。連合軍が恐れた日本の五人の提督の中の一人です。
「五人の提督」とは、小沢治三郎 / 山本五十六 / 吉川潔 / 山口多聞 / 草鹿龍之介 の5名で全て海軍です(大東亜戦争*別名:太平洋戦争では、米軍は専ら太平洋で日本軍と戦ったためと思われます。)。
五人の提督の中で、吉川中佐だけが当時の階級が中佐でした。吉川中佐は、広島の広陵中学校に進学しましたが、兄とともにずっと級長をつとめました。
その後海軍兵学校を受験しますが、身長が低く小柄(一説によると成人時:154cm)であったため、身長と胸囲の不足で不合格になってしまいました。その口惜しさから、器械体操と陸軍被服廠での積荷作業で体を鍛え上げ、翌年海軍兵学校に合格しました。
吉川中佐は、大正11年6月に海軍兵学校卒業すると、「長月②」の水雷長などを経験した後「春風③」「弥生④」「山風⑤」「江風⑥」と4つの駆逐艦長を勤めています。
戦闘の指揮を執るときは専用の台の上に立ちました。背が低かったため、部下を殴る時も飛びあがって殴ったそうです。
昭和7年1月、第一次上海事変発生時、吉川中佐は第一水雷戦隊「長月」の水雷長として参戦しました。
このとき、佐世保から出撃した駆逐艦隊が陸兵を乗せて、呉淞(ウースン)鉄道桟橋へ敵前横付けしました。
その際、一番艦「皐月」に乗っていた海兵同期の右近六次(ありちか・むつじ)大尉(当時)が、ふと「長月」の艦橋を見ると、吉川大尉(当時)が鉄かぶとの下で眼玉を光らせている姿が見えました。機銃弾は矢のように飛んできて防弾板にあたり、カチカチと鋭い音を立てているそのとき、ふと顔が合うと、吉川大尉はまるで戦場にいることを忘れたように白い歯を見せてニコニコ笑ったそうです。さすが剛胆な右近大尉も、吉川大尉の胆のすわっている姿に驚嘆したそうです。
さらに見ていると、吉川大尉のいるところだけが一段と高くなっている。特製の踏み台の上に立っていたのです。背が低いからといって、何もそこまでしなくても見えるはずですが、これも吉川大尉の敢闘精神の現われだと、右近大尉は感心したそうです。













右近大尉は、のちにキスカ島撤収作戦(当コラム2019年7月号記載)で先任参謀として木村昌福(きむら・まさとみ)司令官を補(たす)けた人物です。
昭和15年40歳で中佐に昇進した吉川中佐は、駆逐艦「大潮⑦」の艦長となりました。
艦長としての吉川中佐は、恐れを知らない豪胆さと、決して偉ぶらない人柄、部下に対する思いやりの深さで、部下乗組員から尊敬され、慕われていたようです。
艦の中で最年長だった吉川中佐は、どんなに苦しい戦いの時でも明るさを失わず、乗員の中へ気軽に入り、笑いの渦を巻き起こしながらも一本筋金の入った厳しさがあり、艦には「この艦長の為なら」という気風が漲っていたそうです。昭和17年2月バリ島沖海戦で吉川艦長の指揮する駆逐艦「大潮」は、僚艦と協力して巡洋艦3隻、駆逐艦7隻からなる米蘭の連合艦隊に対し、4回にわたって戦いを挑みました。
オランダの駆逐艦ピートハインを砲と雷撃で撃沈し、更に巡洋艦3隻を中破、駆逐艦3隻を小破という大金星をあげています。この海戦でビートハインを撃沈したとき、ボートで漂流中の敵兵10名を「大潮」が発見、これを救助して、のちにマカッサルの捕虜収容所に送り届けました。
ところが、一カ月ほどして、収容所長から食糧不足で困っているという話を聞くと、吉川中佐は部下を引き連れ、すぐ煙草、菓子、食糧などを、持てるだけ持って収容所に赴き、これらを捕虜に与えました。捕虜の先任将校の若い少尉は、彼を見る吉川中佐の目は、自分の息子を見るような温かいまなざしであったと感謝したそうです。
当コラム2020年7月号に登場された、<海の武士道>とイギリス海軍から評価された優れたリーダーの一人である「工藤俊作中佐」と同様、吉川潔中佐のこの振る舞いも、我が国の真のリーダーと呼ぶに相応しいものです。
同年4月、吉川中佐は一時内地に帰還、駆逐艦「夕立⑧」の艦長に異動となります。
8月末「夕立」に乗った吉川中佐は、ソロモン海北西の島を基地にして、後に全滅する陸軍一木支隊(北海道出身の連隊)の兵員をガダルカナル島に上陸させる任務を負っていました。以来、第三次ソロモン海戦開始までの2ヶ月半「夕立」は、危険な海域をガダルカナル島に18往復もしています。いわゆる駆逐艦輸送作戦(鼠(ねずみ)輸送)です。
うだる暑さ、絶え間ない空襲、2時間と寝る事のできない不眠という悪条件の中で一回に約150名の陸兵と15~30トンの武器、弾薬、食糧を回送しています。
輸送作戦に従事していた9月4日陸軍兵をガダルカナル島に揚陸した後、米軍に占領されたヘンダーソン飛行場を発見した「夕立」は、これを砲撃して大打撃を与え、更に駆逐艦2隻を撃沈しています。
当時部下であった看護長の奥村忠義二等看護兵曹は、吉川中佐から言われた事を記憶しています。「なぁ奥村、俺は死んでも代わりがある。だがな、お前が死んだら誰が病気やけがの面倒をみてくれるんだ? 奥村、お前は体に十分注意しろよ」と。
軍医や看護長は陸海軍共皆が大事にしたが、激しい戦時中でのことです。奥村兵曹はこの言葉に涙したそうです。
さらに昭和17年11月12日深夜、第三次ソロモン海戦でルンガ岬沖に進出した日本艦隊を、キャラハン少将率いる米艦隊が待ち伏せしていました。吉川中佐は僚艦の「春雨」と共に2隻で米艦隊に向けて猛突進を敢行。
米艦隊は、この2隻の駆逐艦との衝突を避けようとパニックに陥ります。パニックに乗じて、後方にいた日本側戦艦が先制砲火を開始します。これを確認した吉川中佐は艦を反転させると、日本の主隊と交戦を始めた敵艦隊の真っただ中に「夕立」を進め、敵艦隊の最後尾に入ります。 「春雨」はそのまま離脱。「夕立」は敵艦隊に手当たり次第に砲撃を仕掛け、米巡洋艦「アトランタ」に魚雷2本を命中させて航行不能に陥らせ、次いで至近距離から米旗艦「サンフランシスコ」に多数の命中弾を浴びせます。「夕立」単艦で巡洋艦2隻撃沈、2隻撃破、駆逐艦1隻撃沈、3隻撃破という恐ろしい戦果をあげました。その為米軍からはソロモンの悪夢と呼ばれています。
この戦闘で吉川中佐は、頭と顔、それに肩、腕などを弾片でえぐられ、鮮血で全身真っ赤になりましたが、部下の手当が終わるまで、「俺にかまうな」と言って、看護兵を近づけませんでした。駆逐艦「五月雨」が救助に近づいてきて生存者93名を移乗させ、最後に血だらけの吉川中佐が、足どりも軽く乗り移っていったといわれています。
真夜中の戦いが終わった時、「夕立」は、多数の砲撃を満身に浴びて航行不能となりましたが、この海戦における吉川中佐の働きは、その旺盛な攻撃精神、卓抜した戦闘技法、まさに駆逐戦隊の華と称えられ、吉川中佐の駆逐艦の戦いぶりは、世界の海軍史を通観してもこれに匹敵する事例を他に見出せないものとされています。
吉川中佐の戦歴は、全海戦で8隻を撃沈、12隻撃破という輝かしい戦果ですが、吉川中佐は戦果を誇ることは一切しない人でもありました。
最終的には戦艦2隻他多数の艦艇を失った日本海軍の負けと認定された第三次ソロモン海戦ですが、その際の戦火を交えた日米両軍の軍人が、戦後の沖縄復帰前のパーティーでスピーチを求められました。
「我々日本海軍軍人だった者は、米海軍がいかに勇猛で突撃精神を持っているか、またどのような任務にも全力で向かうことを知っている。だから米海軍は信頼できると思っている・・・。」
すると米軍側はこう答えたといいます。
「我々も日本海軍が、どんな困難な任務でも命をかけて最後までそれを果たす海軍であることをよく知っている。だからこそあなた方を信頼できると思っている・・・。」
パーティーの場の社交辞令というより、戦場でまみえた者同士のみがわかちあえるものを感じます。共に全力で戦ったからこそ、戦後の日米間の信頼関係、特に米軍と自衛隊の信頼関係は強固なものとなったものと思います。戦闘の際にアジアの他国のような、敵前逃亡や卑怯な振る舞いや潔く無い振る舞いは有りませんでした。我が国の命運をかけて戦っていただき、敵国からも信頼された先人たちに、心から感謝したいと思います。





ソロモン海戦から帰投した吉川中佐は、エリートコースの海軍兵学校教官への転任を断り、現場を望み、駆逐艦「大波⑨」の艦長を引き受けて再び激闘のソロモン海へ向かいました。ガダルカナル島撤退の後、米軍の北進を阻止する為、「大波」はブーゲンビル島北端にある、ブカ島への輸送、補給の任務につきました。
その帰投中の昭和18年11月24日ニューアイルランド島南端でのセントジョージ岬沖海戦にて、最新式レーダーを装備した米駆逐艦アーレイ・バーク大佐指揮の米駆逐艦隊の先制攻撃を受け、吉川中佐の駆逐艦「大波」「巻波」「夕霧」は応戦をする事も出来ずに撃沈され「大波」の生存者は一人も無く、艦と運命を共にした吉川中佐の戦死は、日米の技術格差を象徴するものとなりました。ソロモン沖海戦からの1年間の間に、日米の兵器に格段の差が開いてしまったのです。夜間に初弾(最初に打った弾)が命中するなど、当時の日本海軍では想像もできないことでした。
功績を認められた吉川中佐は、戦死後、駆逐艦長としてただ一人、二階級特進の栄誉を担い、少将に昇進しています。享年43歳でした。 合掌!

神社巡り2020‼


2020年は過去最高の神社巡りができた年でした。
特に緊急事態宣言が実施された4~6月は不要不急の外出は控えるよう政府と東京都からお触れが出ておりましたので、厳選して土日を中心に、密を避け、時間に余裕をもって、身を清めてお参りをさせていただきました。御朱印帳は数冊に及び、各所で良い氣のパワーをいただくことができ、心身共に健康を取り戻すことができました。ここに一部をご紹介させていただきます。



●毎年参拝させていただく靖国神社①



●関東のパワースポットの秩父の三峰神社②③④







●尊敬する上杉鷹山を祭る上杉神社⑤ ●高千穂一のパワースポット秋元神社⑥





●熊本の幣立神宮⑦⑧
昨年は3度訪問して祝詞を上げていただいた定番神宮です。是非ご訪問されることをお勧めします。





●千葉県の一宮である安房神社(安房)⑨ ●玉前(たまさき)神社⑩(上総)はバイクで訪問。





●関東一のパワースポットといわれる榛名神社⑪⑫は厳かな雰囲気の氣で溢れた素晴らしい場所でした。





榛名神社に行かれる方は、是非お帰りの際に、国道17号線の埼玉県と群馬県の県境にある『ガトーフェスタハラダ本社』⑬⑭の直営店にお立ち寄りください!
そこでしかお買い求めできない地域限定商品がお薦めです!





●出雲大社(いずもおおやしろ)⑮⑯⑰
2013年の、本殿遷座祭以来の7年ぶりの訪問となりました。ここも素晴らしいエネルギーに満ちた場所(https://nipponiaizumo.jp/hirata/)で宿泊されることをお勧めします。
きっとさらに出雲が大好きになることでしょう!







●都内では東郷神社⑱⑲と乃木神社⑳がお薦めです。
渋谷、原宿から直ぐのところにありながら、静寂を満喫できる場所です。特にお薦めは、日本海海戦でバルチック艦隊に完勝した際に、旗艦三笠のマストに掲げられたZ旗をモチーフにした「勝守⑲」です!







●沖縄のパワースポットで有名な斎場御嶽(せーふぁーうたき)㉑
今回初めて訪問しました斎場御嶽は、実は琉球における御嶽は聖なる場所でもあり、宮古島、石垣島などでも前を通りましたが、都会の汚れた気を持ち込んでは成るまいと、訪問を控えておりました。今回は同行者が、皆私よりもはるかに良い「氣」を発する人たちでしたので、安心して訪問できました。素晴らしいエネルギーでした。



●毎年冬至に当社社員が、西早稲田の穴八幡宮㉒を訪れて「一陽来復㉓」のお札とお守りをゲットし、深夜にその年の恵方に貼ってくれます。





●茨城県の大洗磯前神社㉔㉕
ひたちなか市の国営ひたち海浜公園の有名なコキアを観に行きがてら参拝いたしました。





●酒列磯前神社㉖㉗㉘㉙
知る人ぞ知る「宝くじ神社」です。お守りをゲットした後、ロト7を購入したところ、4等の11,900円が当たりました!少しは効果があったようです。









●妻が行きたがっていた高千穂神社㉚
11月に呼子のイカを食べに福岡・佐賀を訪問、高千穂峡㉛では駐車場の選定を誤り、当日2万歩以上アップダウンを歩く羽目になりました。聖地を巡ったためパワーに癒されましたが、皆さんは事前に情報を掴んでから訪問してください。





●北九州一のパワースポット英彦山(ひこさん)神社㉜と宗像(むなかた)大社の高宮㉝㉞に参拝。
こちらもなかなかの聖地でした。







●神奈川県寒川町の寒川神社㉟
2021年1月中旬に密を避けお礼参りと更に大山阿夫利(おおやまあふり)神社㊱㊲を参拝。道中山登りの装備をした人ばかりで、完全防寒できたことを後悔しました。一昨年の江の島神社同様大汗をかく羽目に!
その後は美味しい豆腐料理に癒され、満足の参拝となりました。







最近は妻も神社巡りを楽しみにしており御朱印帳を2冊ゲットしましたので、今年1年も全国を行脚したいと思っています。皆さんも是非ご一緒に如何ですか!




昨年来、「社会の分断」という言葉を目にすることが極めて多くなりました。某国の選挙・リーダー交替に伴うものだけでなく、世界中でイデオロギー・社会階層・世代間などの分断が進んでいるように思います。また日本においても、昨今の失業問題は雇用形態と密接に絡んでいます。

さて、分断を回避し健全な運営を行っていくためには、国であれ会社組織であれ、リーダーの存在が不可欠です。リーダーにはビジョン・能力だけでなく、「健全なモラルや精神」が必要であることはいうまでもありません。

ここで思い出すのは、30年以上前、ある大手金融機関の経理主計部門で一緒に働いていた、一人の若い社員です。当時はバブル半ばでまだ社員にコンピュータが完全に普及する前でしたので決算期は1カ月以上、連日夜12時頃の終電まで働き、土日もいずれか出社、さらにゴールデンウィークも前半は出社、というような定例スケジュールでした。しかしその社員は、「毎年この時期になるとワクワクするんです!」と嬉しそうな笑顔で言っていました。


決算期のプレッシャーは肉体的にも精神的にもかなりハードなものでしたが、この社員は極めて若くしてそのプレッシャーを「ワクワクする」と表現できていたのです。
人が肉体的・精神的に成長するには、「適度な(良い)」プレッシャー(あるいはストレス)が必要と言われています。「適度な」というのは個人個人異なりますし、精神的なプレッシャーの適切性というのは、その人自身の状態にもよりますので一律ではありません。
精神的なプレッシャーを経験しながらもそれをコントロールしながら前向きに活用していけるようになると、人間は大きく成長するのでしょう。自らのストレスをコントロールする術は、経験などを通じて高まるものですが、前述の社員は若くしてストレス・マネジメントができていて、常に前向きな姿勢を持ち続けられていたのです。

一方でプレッシャーに耐えるだけのスキルを持っていない中で大きなプレッシャーがかかると、時に変な方向に向かってしまうことがあります。そうならないよう、環境を客観的に認識し自分の肉体的状態・精神的状態を含めて把握しながら適切にバランスの取れた対応ができるような準備ができている必要がありますし、本人が未熟な場合には周囲が気付いてサポートすることが不可欠です。
こういう能力は、一般的には社会的な経験を積むとともにある程度獲得できるものなのですが、それができてない大人も多いですし、昨今の急激な環境変化で、特に経験の浅い若者達はとまどっているケースが多いように見受けます。

ストレスに関して言えば、未熟であり、ストレスに耐えられない個人が、たまたま社会の中で相対的に優位な立場にある場合(管理者、教職、親など)、周囲の弱者(部下・生徒・子どもなど)に理不尽な対応をしてしまうケースがあります。会社組織であれば、パワハラの原因になることもありますし、各種施設・機関などでトラブルの原因になることさえあり得ます。リーダーに健全な精神が求められる、というのはここにもあてはまります。

組織としてはパワハラ・セクハラなどが発生しないよう、適切なマネジメントを行う必要があります。パワハラ・セクハラは人事部門だけの問題ではなく、全従業員に関わる本質的な問題です。会社としては、従業員の安全に配慮し、パワハラ・セクハラ等が生じないようにする義務がありますが、しかしながら、各種機関による調査結果を見ると、企業のセクハラ・パワハラ対策の実施率は決して高いとは言えません。


(注)労働関係における安全配慮義務については、2008年施行の労働契約法第5条において、「使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする」と定められ、労働契約上の付随的義務として当然に使用者が義務を負うことが法文上明示された。

一方、バブル期以前から会社生活を営んできた身からしますと、パワハラ・セクハラの範囲は極めて広くなってきています。言い換えれば、古かった日本の価値観が国際化とともにようやく正常な方向に向かってきた、ということです。ただしそのスピードは役所や中小企業の高年齢層などでは遅く、いまだに古い価値観・判断基準を引きずっているケースも多いようです。

いざ問題が起こった場合、安全配慮義務に違反しているかの基準は、以下の3つの基準で判断されます。
・会社側が事故を予想できたか、会社側が予想していなくとも予想できたと判断できる状況か
・会社側が起きた事故を回避できる可能性はないか
・会社側の安全配慮義務が欠けていたことと事故の因果関係はないか

昨今の環境下、必要以上のストレスを抱えている方が増えているのでしょうか、社内などでのトラブルに関し、弊社もストレス・マネジメントについてご相談を受けることが増えております。これにお応えして一人一人に提供するビデオ研修プログラムなどの開発も行っています。 ご興味のある方はお問い合わせください。

(石原 洋志)



育児や介護を行う労働者が仕事との両立をしやすくするために、子の看護休暇や介護休暇を柔軟に取得することができるよう、育児・介護休業法施行規則等が改正され、令和3年1月1日より、時間単位で休暇が取得できるようになりました。

★子の看護休暇とは?


小学校就学前の子を養育する労働者は、事業主に申し出ることにより、1年度において5日。(その養育する小学校就学の始期に達するまでの子が2人以上の場合にあっては、10日) を限度として、子の看護休暇(無給)を取得することができます。


★介護休暇とは?


要介護状態にある対象家族の介護や世話をする労働者は、事業主に申し出ることにより、1年度において5日(その介護、世話をする対象家族が2人以上の場合にあっては、10日)を限度として、介護休暇(無給)を取得することができます。


●「時間」とは、1時間の整数倍の時間をいい、労働者からの申し出に応じ、労働者の希望する時間数で取得できるようにしてください。

●法令で求められているのは、いわゆる「中抜け」なしの時間単位休暇です。
・法を上回る制度として、「中抜け」ありの休暇取得を認めるように配慮をお願いします。
※「中抜け」とは・・・就業時間の途中から時間単位の休暇を取得し、就業時間の途中に再び戻ることを指します。

1月に、緊急事態宣言が発令され、3月7日まで引き続き延長となったコロナ禍の冬におきましては、お子様のインフルエンザ予防接種や療養時の世話など、丸一日ではなくても数時間、休暇を取得する需要が増えている現状もあることと思います。
この法改正を機会として、社内で柔軟な体制がとれるよう、ルールの見直しをされては如何でしょうか。

以上



(木村佐和子)




今回の年末年始は例年と比較すると静かに過ごされた方も多いかと思います。新型コロナウイルスの感染者数も莫大に増加し、ますます先の見えない状況であり、再び緊急事態宣言も発令されました。自粛生活が続くことや感染への不安によるストレスはありますが、自粛生活を逆手に取って、自分自身を磨くための時間として自己啓発、自己研鑽に励もうと意気込んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
年明けに掲げた抱負や目標に関し、興味深い研究がありましたのでご紹介します。
サンタクララ大学のデビット・B・フェルドマンという教授によると、米国では74%もの人が年が明けると抱負を掲げますが、そのうち多くの人が1月19日までに諦めているという結果が出たと報告しています。わずか3週間足らずで挫折してしまう人が多いのですね。フェルドマン教授は、人々が目標を諦めていく理由として次のような「ワナ」があると述べました。

① 高すぎる目標設定

年が明けた高揚感で、目標を高く設定しがちな人が多いようです。達成できない目標を立てても、早い段階で断念してしまう可能性が高くなります。
【対応策】…とにかく簡単な目標を設定する。
例えば筋トレを日課にしたいなら、腕立て伏せ1回を目標に掲げます。ここで重要なのは継続することです。そして、目標達成が目に見えるように、実行したかどうかをチェックするようにします。そして気が向いたときに、エクササイズを追加していくと良いでしょう。ただし時間的余裕が無くても腕立て伏せ1回は必ず実施するようにします。こうすることで日々の習慣が変わり、継続することができるようになっていきます。

② 障害を考えていない

掲げた目標が、計画通り順調に進むとは限りません。繁忙期などで普段通り実行することが難しくなる場合もあるでしょう。フェルドマン教授も、目標達成時の初期に発生する問題と、ゴール前の問題は異なってくることを注意として挙げています。
【対応策】…順調に進まない場合の対策を事前に練っておく。
過去の自分を思い返し、どのような問題で目標達成を諦めたのか、または諦めそうなのかを予想し、対策を練っておくことが重要です。例えば立てた目標の進捗が遅れている場合、その遅れを取り戻すための予備日を設けておくなどです。

③ すべてを放り出したくなる

目標達成を阻む最も大きな要因の一つが、耐えきれなくなり「どうにでもなれ」と中断してしまい、そこから止めてしまうことです。例えばダイエット中に我慢できなくなりケーキを食べてしまい、それから一切のダイエットを止めてしまうなどです。
【対応策】… “リフレーミング”でサボった回数よりリカバリした回数に目を向ける。
リフレーミングとは、別の視点で物事を見ることです。たとえ耐えきれずにケーキを口にしたとしても、またダイエットを続ければ、これまでの努力は完全には無駄にならない訳ですが、目標達成の道を少しでも踏み外すと、「どうにでもなれ」と止めてしまう可能性が上がります。これを食い止めるために、サボったり止めたりした方に目を向けるのではなく、リカバリを図り、「リカバリした自分」に目を向けると、放り出すリスクが減ります。

ちなみに目標達成しやすい人の心理的特性は、「レジリエンスが高い」ようです。レジリエンスとは、ストレス耐性力のことを指し、レジリエンスが高いと逆境や困難に立ち向かっていくことができると言われています。レジリエンスの高さと楽観性は関連しており、“自分の将来は良いことが起きる”“結果が予想できないときは良い方向に期待する”というように、未来に対し肯定的に捉えます。この肯定的な期待が、動機づけや努力を増加させ、目標志向的な行動を誘発するので、結果的に肯定的な結果を手にしやすいと考えられています。しかし目標達成と行動はセットで考える必要がある為、ただ楽観的でぼーっと目標達成について妄想するだけではもちろん効果はありません。レジリエンスと行動力、両方備わっていると目標達成の可能性が上がります。レジリエンスを高める方法につきましては、次回以降の心の保健室だよりでお伝えします。
フェルドマン教授の研究結果は米国のものであり、もしかしたら勤勉な国民性と言われる日本人の場合に置き換えると、目標を諦める方の割合は減少するかもしれません。しかし、目標達成を阻む3つのワナは日本人にも通じるものがあるのではないでしょうか。困難があっても粘り強く目標達成に向けて努力している状況を継続できれば、モチベーションも維持できると言われています。筆者のように粘り強さに自信のない方(笑)は是非参考にしてみてください。

◆参考文献

・日本産業カウンセラー協会働く人の心ラボ 「新年の目標を達成するために避けたい3つのワナ」https://blog.counselor.or.jp/business_p/f714
・Psychology Today —So You Set a New Year’s Resolution, Now What?
https://www.psychologytoday.com/ca/blog/supersurvivors/202101/so-you-set-new-year-s-resolution-now-what
・教育心理学研究 第65巻第1号 外山美樹 著『楽観性が代替的な目標の抑制に及ぼす影響』


(千葉 風花)


こんにちは。関西事務所の永井です(`・ω・´)
まだまだ新型コロナウイルスの感染は衰えず、逆に猛威をふるい感染者がどんどん増えていく状態になってしまったことに、皆様は様々な感情をお持ちなのではないでしょうか。個人的には「感染者が増えると予想されていた冬だしなぁ。(仕方ないよなぁ)」という気持ちもありつつ、自分がかからないように、他人にうつさないように、できること(人混みが予想される場所にはいかない、時差出勤、手洗い、消毒、うがい等)をしっかり意識して、感染予防に取り組もうと再度、気を引き締めたところです。


ただ、十分に注意をしていても感染してしまうこともあるのが、ウイルス感染の恐怖・・・。
以下のような「なんだか怪しいかも・・・」という症状があれば、早めに帰国者・接触者相談センター等に相談しましょう!


新型コロナウイルス感染症に関する一般的な電話相談は、お住まいの都道府県が設置している電話相談窓口へお電話を!


ちなみに、令和3年2月3日18時時点に発表されている感染者数と死亡者数は以下の通りです。


https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000734265.pdf P2陽性者数(人)


https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000734265.pdf P2死亡者数(人)

この数字を少ないと取るのか、多いと取るのかはもう少し先にならないと判断は出来ませんが、感染症によって起こりえる事態を過去の歴史からイメージしてみたいと思います。

直近で起こった20世紀のパンデミック(広範囲に及ぶ流行病)として有名な「スペイン風邪」は1918年3月に出現し、翌年秋頃終息に向かったといわれていますが、1年間で第1波から第3波まで3回の感染拡大が起きており、全世界で5憶人が感染し、死者数は5,000万人(あるデータでは1憶人を超えていたとも推定されている)と言われるほど、大規模な被害が生じました。
世界で見ると、第1波の後、第3波の毒性は第1波よりも高く、第2波よりも低かったようですが、日本国内では、1918年8月から1921年7月までの3年間に流行し、第1波の患者数・死亡者数が最も多く、第2波で患者数は減少したが致死率は上昇し、第3波では患者数・死亡者数は比較的少人数になったようで、終息するまでに日本国内の人口約43%(2,380万4,673人)が感染し、そのうち1.63%(38万8,727人)の方が亡くなるほどの規模だったようです。( ゚Д゚)エライコッチャー

また恐ろしいことに世界で見た最終的な死者数の92%が65歳未満で、若年層の死亡者が多い特徴があり、日本の記録でも同様の傾向がみられたようです。
ただし、スペイン風邪が流行した時代の背景には、第一次世界大戦による過酷な兵役、軍需産業への動員等があり、死亡者のほとんどが栄養失調、過密な医療キャンプや病院、劣悪な衛生状態による細菌性の重感染が死因ではないかとの指摘がある為、今回の新型コロナウイルスの流行とは全く状況が異なります。(今では世界で既にワクチン開発も行われ、日本でも接種の時期、方法も決まりつつあるなんて!進歩です!)
このため、スペイン風邪のような死者数になることはないのではないか、と個人的に思いますが、感染症の怖さをイメージすることにはとっても役立つと考えます。

例えば、感染の流行は何回か発生します。(実際に現在では第3波が来たと言われていますし、この波で終わるのかもまだ不明です)リアルタイムでは対象のウイルスが原因で死亡したと考えられていなかったとしても、原因を追究していった結果、後々になって対象のウイルスが原因だと分かり、死亡者数や致死率が上がることもあります。(逆もあるのかもしれませんが。。。)

こう考えると、今現在、発表されている死亡者数を鵜呑みにするのではなく、最悪の事態を想定しながら、どうすれば感染せずに生活できるのかを意識し、一人一人が行動することは本当に重要だと改めて感じました。長期間気を緩めずに過ごすのは大変ですが、頭髪の脱毛や味覚障害、呼吸困難等の後遺症が確認されているので、最悪これらの後遺症と一生の付き合いになる可能性を考えると、落ち着くまで我慢しようと思います。・・・( ゚Д゚) (ちなみに、スペイン風邪は「南北戦争」や「第二次世界大戦」での死者数よりも多い死亡者数を出しているんですね。。。感染症、恐るべし。。。)

皆様も極力、混雑が予想される場所への移動、多人数での会食、不特定多数との接触を避け、コロナに感染せず、元気にこの冬場を乗り切りましょう!インフルエンザにも要注意ですよー!

参考URL(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%8B%E3%81%9C
https://influ-info.jp/basic/history.html


ご縁結びのコーナー 第72回 BlueCircle, LLC 山田 様

〜株式(エクイティ)によるファイナンスを経営に活用する支援活動に共感しています!スタートアップ、中小企業に強烈な味方です!〜/h3>

CXO人材がもてはやされる様になってもう何年でしょうか。耳慣れてきたようにも思いますが、実際トラディショナル系の大企業役員でCTO、CFOと名乗っている、名刺に記載されている人の存在、会社数はいったい何社でしょうか。同様に、スタートアップ界隈以外の、中小企業においても同様にCXOの肩書、役割を担っている人は希少だと思います。特にホンモノのCFOをお見かけすることはありません。これは言葉でなかなか伝えづらいですが、残念ながらいかがわしい名ばかりCFOの方々にも多数出会ってきました。実際のところ一人何役で孤軍奮闘している社長さんが全ての役割を分からないなりに担っている場面を見かけます。
CFOとは何?どんな仕事を担っているのか?も理解している方も少ないことも事実。今回の山田さんの仕事ぶりを通して、お伝えできればと思いました。インタビューに際しては、山田さんと共同代表の小野さんのお二人にお話を伺いました。

◆山田さんとの出会いについて

お会いして、2,3年?明確に覚えていないのは、お会いしてから再会まで薄いお付き合いでした。キッカケを創ってくださったのは某都銀にお勤めの川田さん。この川田さんには多数のスタートアップ、中でも将来有望で、かなりエッジの効いた経営者を多数ご紹介くださっています。ある時、川田さんから「ご紹介したい人がいます。」といわれたことだけを明確に覚えています。この会社というより “この人” それが山田さんでした。
当初、お会いした際のご紹介ポイントは、事業の連携先発掘と資金調達関連でした。その後はすぐに私もなにかお手伝いする場面もなく時間が過ぎ、2019年の9月に大きなリリースを拝見して、すごいな!と感じた、山田さんが大きな仕事の実績を残されたのが20億円の資金調達。それが以下です。
CNET Japan: 葬儀ベンチャーの「よりそう」が20億円を調達
リリースのとおり、葬儀ベンチャーでの20億円での調達。これはなかなかできるものでもない大きな単位。山田さんからも、葬儀という一見ITから縁遠そうなテーマで、ベンチャーが業界変革に挑んでいる、という事を認められての実績、市民権を得た心持ちだったと語っていらっしゃいました。


【山田さんと打合せ時に2020年11月撮影】

◆山田さんと小野さんの共同代表お二人のプロフィールについて

・山田 一慶さん

スタートアップの事業戦略・財務戦略を支援するBlueCircle共同代表、エクイティを活用した経営戦略を専門とする。
ニューヨーク市立大学バルーク校ファイナンス学部卒(財務会計・投資論を学んだそうです)、日本GE株式会社の財務会計幹部候補生(2年間在籍)を経て、2013年ソフトバンクの孫社長特命チームの財務担当としてロボット事業(Pepperですね)立ち上げに参加し財務戦略を主導(事業計画の作成、経営状況のモニタリング、仏Aldebaran Robotics SASのPMIや財務・資金調達面で事業推進を支えておられいたそうです)。2015年に葬儀ベンチャー(株)よりそう取締役CFOに就任、シリーズC/D計30億円の資金調達を実現(この調達により急速な事業や組織の成長を推進に寄与しました)。現在、立ち上げ期スタートアップのCFOを兼務しつつBlueCircle共同代表を務める。

・小野 敬明さん

戦略コンサルティングファームで官公庁や環境、外資系企業のプロジェクトを担当。その後スタートアップのB2Bマーケティング責任者、外資系IT大手のマーケティングリードを経験。2017年からは葬儀ベンチャー(株)よりそうで「お坊さん便」の事業責任者や広報・マーケティングの責任者を経験。現在、立ち上げ期スタートアップのCMO等を兼務しつつBlueCircle共同代表を務める。
(小野さんと山田さんは、おおよそ4年前に葬儀ベンチャー(株)よりそうで知り合ったそうです。)

◆山田さんにいくつか質問をしてみました。

・子供の頃からのエピソード、そしてNYの大学に行かれた理由を教えて下さい。

子供の頃からの夢が宇宙飛行士になりたかったので、お父さんのご姉弟が海外に居住している環境もあり、海外が身近でハードルが低かった。そんな家庭環境もあり、金融の中心地であるNYに行って、そこで勉強しようと思うようになり進学を決めました。

・孫さんの秘密プロジェクトだった頃について

ヘッドハンターのご紹介でソフトバンクへ入社しました。初日にNDAの締結をし、世界初のロボットビジネス(Pepper)の商業化、世の中に出すところの12、3名の初期メンバー(特命チーム)として参画、メンバーはスペシャリストの集合体で気さくで楽しいメンバーだったそうです。そこに面接1回でパス。この事業をソフトバンクがフランスの仏Aldebaran買ったばかりでなにもカタチもバラバラの状況だったそうです。当初は海外でこのプロジェクトの仕事するのか?と思ったそうですが、日本とフランスを行き来しながら日仏横断で予算管理、事業計画、試作機ができたところから実用化するとこまで財務的な部分をとりまとめをしていたそうです。すごい経験ですね。

・BlueCircleの立ち上げの前にベンチャー企業に入った理由

Pepperの仕事でかなりやりきった感が出てきたのが、プロジェクトが3,4年でローンチし、Pepperが世の中に出回り始めた頃、起業したいなと以前からの思いもありつつ、その準備のために葬儀ベンチャーに転職。ここでベンチャーの中で、少人数から大きく組織が育つ過程を4年ほど関わることになりました。この経験も大きいですね。資金調達に関わり、成長エンジンをまわし、事業が拡大し、業界へのインパクト、業界におけるプレゼンスも明らかに変化していくところをCFOとしての役割から見届けることができた。
この会社の就職事情にも変化をもたらし、優秀人材が集う良いきっかけづくりにもなって行ったこと。この経験とスキルをもって独立へ向かうようになりました。仕事への向かい方姿勢の素晴らしさを感じました。

・BlueCircleの社名の由来込めた想い

小さな頃からの夢だった、宇宙→空を想起するブルー、サークル→半径2メートルという近しいところに関わっていく。大きな夢、小さな夢の双方を叶えるお手伝いをする。それが社名に込めた想いです。


【新令和道場にも参加くださいました】

◆私からのご縁でBlueCircle社、山田さんにご紹介した経営者さんにコメントをいただきました

☆ストリートスマート社 松林社長

BlueCircle山田さんに依頼した理由
一般的なファイナンスアドバイザーだと、バリエーションを高くして資金調達をすることだけにフォーカスされるところをそうでなく、企業や事業そのものの価値を高めるという点で考えてファイナンスの支援をしてくれる考え方がお願いする決め手でした。事業のCFOという事業側での経験をされてる部分も企業のことを本当の意味で理解できて寄り添えるファイナンスのプロだと思います!

☆enstem社 山本社長

ブルーサークル山田さんの印象
バランスの良いかた、優しい、迅速に対応してくださる、フラットな考え方、経営者の考え方を尊重してくれる。
仕事ぶり
24時間いつでも対応してくれるイメージ。困ったときにはそこにいてくれて、純粋に素人経営者にいろいろインプットをくださる。頼もしいパートナーと断言できる。

☆ウブン社 森岡社長

山田さんの印象、仕事ぶり
(初回お会いした時の印象)
・落ち着いていてしっかりしており信頼できる人柄。
・笑顔がキュートで目がキラキラしており初見で心の距離を近づける人柄。
・素晴らしい実績、経験、論理をお持ちだが、それを前面には出さずに、こちらの気持ちや想いに寄り添って話を落として下さり、こちらに投げかけてくれる。
・想いを大事に、想いに寄り添ってくれる。

(仕事ぶり)
※山田さん+小野さんの2名体制で打ち合わせをしているからなのかもしれないのですが、
・クレバーで目を逸らさずに話をしっかり聞き、真意や意図を把握しているように伺える。
・議論が広がりすぎたり・方法性を見失いそうになった際に、一言で「〇〇ってこうなんじゃないかな?」と気付きを与えてくれ、本質や目的に沿った議論に一言で簡単に修正してくれる。
・発言にネガティブな要素がなく「俺は●●ってことはすごく可能性を秘めていていいしできると思うんだよね」
といった形で勇気と自信を与えてくれる。

地頭がすごく良く、笑顔がキュートで人柄としても温かく信頼できる人だという印象がとにかく強いです!
僕個人的には僕に勇気と自信を与えてくれて、笑顔で安心感を与えてくれているイメージがあります!
僕は山田さんが大好きです!

という皆さんのご意見、ご感想からも私がいかに、山田さんを頼っているかがご理解できると思います。

◆BlueCircle社のお仕事について、そして今後について


同社から受けられる実際の支援内容は上記です。
●戦略・事業計画策定:マーケット定義・分析、事業KPI分析・選定、事業予測モデル作成、ピッチデッキ作成
●ファイナンス(エクイティ・融資):資本政策立案、募集条件検討、交渉戦術検討・支援
●経理部門立ち上げ:業務棚卸し、月次決算早期化、税務顧問紹介、コンプライアンス対応

ご本人たちも最初にご説明される資料の中にある【アーリー経営企画室】そのものの立ち上げ、ビジネスモデルの検討、事業計画策定、ファイナンスと自社のチームだけではできない不足している部分を補って、スピードアップしていこうと、しかも口先(講義や知識の紹介のみ)だけでなく、個別の支援、ハンズオン、成果伴走、外部パートナーこの4つの役割を継続的に対応されているのが山田さんのチームです。

<同社の素敵なミッション> 未来を変えたい人を未来を変えた人にする

良いですね。すでに未来を変えるために20社弱の会社に関わっていらっしゃいます。どんどん未来変化が楽しみです。


<同社のビジョン> 想い一つで未来を変えられる起業文化を作りたい

ビジョンに添えられているコメントも素敵なので記載します。

サラリーマン、研究者、クリエイター、地方在住者、主婦、高齢者、学生など、手段として起業を選ぶ人の裾野は広がってきた。中小企業からスタートアップとしての展開を目指すことも増えている。けれど、特別なキャリア、ビジネス経験、ネットワークに恵まれた人以外にとっては、情報、人脈、資金などあらゆるリソースへのアクセスは今なお難しい。BlueCircleは、環境による非対称性を解消し、「一番恵まれた人」ではなく、「一番想いの強い人」が起業に成功し、未来を変えることのできる社会を創ることを目指します。

・最後に山田さんに事業に対すること、今後の展開についてコメントをいただきました。

高齢化による人口減少という大きなダウントレンドの中で、従来の直線的な成長では、社会の豊かさを維持していくことは困難です。この流れに打ち勝つには、スタートアップ企業だけでなく、日本の屋台骨を支える中小企業含めて、シリコンバレーの企業群のような「非線形の成長」を実現していかなければならず、僕はその鍵となる仕組みが「エクイティ(株式)」だと思っています。
今後、スタートアップも中小企業も含めた多くの会社に、エクイティファイナンスのノウハウを広めて、日本社会に非線形の成長を起こすことを目指していきます!

一部のIPO業界だけで、CFOを語るのではなく、広く全国にある素敵な企業、そこにBlueCircleさんが関与することでさらに将来展望が開ける可能性を感じています。山田さんも自身のリソースを狭い業界のみでなく、社会性が高い、地域になくてはならない企業にも今後も注力していこうとされています。山田さんこれからもたくさんご一緒できますように。
山田さん!小野さん!今回は有難うございました!


代表世話人株式会社 杉浦 佳浩
(http://100-dream.jp/)
1月1日付にてHPリニューアルしています。↑↑↑
是非ご覧ください!!


< ブレイン・サプライグループからのお知らせ>


既にWeeklyニュースでも何回かお伝えしておりますが、昨年12月より、動画配信を始めました。

1.YouTubeブレイン・サプライ公式チャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCo4_XYhXvKQAdAkI3u73ZCA

お客様を含め、どなたでもご覧いただけるYouTube公式チャンネルには、現時点で以下の動画を掲載しています。今後、コンテンツを次々に増やし、積極的にブレイン・サプライグループについて発信してまいります。

①「動画による情報のご提供」
お客様に対して、今後ブレイン・サプライがどのように動画を活用し情報のご提供をしていくかについてご説明します。
②「岡弘己社長インタビュー」
社長(代表)の岡が、自身の経歴やブレイン・サプライ起業の想い、どのような企業にしていきたいか、日本の未来についてどう考えて いるか、などについてお話しいたします。
③その他
労務トラブル110番シリーズ(抜粋版)・労務品質無料診断のご案内、等

2.お客様限定動画ページ(パスワード付き)(注)

皆様に直接お会いして情報をご提供する機会がどうしても少なくなりがちですし、文字だけではお伝えできる情報に限りがございますので、お客様には動画を通じてタイムリーな情報、生きた情報、役に立つ情報、具体的な情報をできる限りお届けしていきたいと考えて進めております。 お客様限定動画ページには、現在、上記YouTube公式チャンネルの動画に加えて、以下の動画を掲載しております。

(1) 研修シリーズとして、以下2本
① 「マネジメント研修(コミュニケーションを中心に)」
中小企業のマネジメント力を強化するために、どのように社内コミュニケーションを強化したらよいのかについて、具体的にご説明いたします(別途テキストあり--お問合せ下さい)
② 「テレワーク時代の労務管理」
コロナ禍でテレワークが加速していますが、これを契機に中小企業がどのように変わっていくべきか、社内のITセキュリティなどにも触れながらお話しいたします(別途テキストあり--お問合せ下さい)

(2) 労務トラブル110番シリーズとして、以下3本
① Vol01-突然辞める社員への対応策
② Vol02-もしも大地震に見舞われたら(BCP策定)
③ Vol03-問題社員にはどう対応する!?


今後とも、皆様のお役に立つ動画を次々と追加し、ご案内していきますので、どうぞご期待ください。
なお、動画に関するご質問・ご要望等につきましては、担当コンサルタントもしくは動画チーム(以下アドレス)までお寄せください。 メール:douga@brain-supply.co.jp

(注)弊社のお客様専用の「お客様限定動画ページ」をご覧いただくには、定期的にご連絡する「パスワード」が必要です。パスワードにつきましては、1月25日に各社の窓口の方などにメールにてご連絡いたしました。今後も定期的なパスワード変更に合わせ、毎月下旬にご連絡する予定です。

ヒト Labo 研修(オンライン)のご案内




Sai*reco(サイレコ) のご紹介



RPA のご紹介



複合機(コスト削減)のご紹介



セキュリティ診断 のご紹介



Eye247 のご紹介



meet-in のご紹介



heARTfulness for living協会 のご紹介


https://heartful-ness.org/

オンライン研修「レジリエンス」のご案内

なぜ、レジリエンスが現代のビジネスパーソンに必要なのでしょうか?

「レジリエンス」は、日本語で回復力と表現されます。辛く困難な状況(挫折、失敗、ストレス環境)を乗り越えていく力のことです。
日本では歴史的に「忍耐こそが美」「困難なことに直面したら、どうしたら二度とそうならないか内省・反省せよ」という風に、辛い状況は耐え忍ぶ、あるいは償いの気持ちを持つといったことが奨励されてきたように思います。
でも、それでは困難なこと自体がストレスなのに、さらに追い打ちをかけるように辛い気持ちになり、燃え尽きたり、モチベーションを無くすことになりかねません。また、反省ばかりで萎縮してしまい、気分の回復までに時間がかかり遠回りでもあります。
そういったことと、このレジリエンスは全く異なります。レジリエンスは、欧米ではビジネススキルの一つとして昨今広がりを見せています。脳科学・心理学のメソッドを用い、「燃え尽きる前、辛さに呑まれてしまう前に、自分発での心構えでウェルビーイング(心身の健康さ)を取り戻して早めに乗り越えていこう」という前向きな発想です。
ウィズコロナで先行き不透明な世の中で、新しい働き方や生き方が求められている今の時期こそ、多くの方々に必要とされている「レジリエンス」。自分で自分を励まし、前向きさや安心感を取り戻し、スムーズに困難を乗り越えていく新しい考え方を、ご自宅や自社オフィスで居ながらにして学びませんか。

こんな方々に、おすすめです

・自身も周囲に対しても、人生や仕事の荒波に呑まれずに、心身ともに元気に活躍したい・して欲しいと願っているビジネスパーソン、役員及びチームリーダーの方々
・何かとすぐに自分を責めたくなってしまう方々
・過去の失敗に捕らわれてしまい、自信の揺らぎを感じている方々
・日常的にこころの疲れや気持ちのしんどさを感じることが多く、具体的な対処の方法を知りたいと思っている方々
・上記のようなことを感じている部下がいて、対処が必要な役員及びチームリーダーの方

プログラムのコンセプト

●初級編、上級編ともに、全3回のワークショップ形式です
●座学に加えて、実際に体を動かすワーク「heARTful® bodywork」や、オンライン上で他の参加者とのシェアリングを通じて、体感を深めていただきます
●頭での知識だけでなく、ボディワークを覚えていただくことでその日から心身のリフレッシュとして活用いただけます


<初級編:しなやかに強く生きる:内面の強さは自分でしか作ることはできない>
(全3回)
※3月以降開講予定。 ※受講費は別途ご案内
第1回 レジリエンスの概要/
困難期を越えるためのキーワード「安心感」「充足感」は自ら獲得できる
第2回 モチベーションを維持し、気持ちを上向けていく
第3回 より強い自分は、自身への励ましと思いやりから


<上級編:周りとつながり、共にしなやかに強く生きる:レジリエントな組織づくり>
(全3回)
※3月以降開講予定。 ※受講費は別途ご案内
第1回 共感力を鍛える
第2回 コンパッション:真の思いやりを持ち寄る新しいリーダーシップ
第3回 ひとごとを自分ごとに:利他の精神で自分も周りも幸せ


外資系投資銀行やIT企業を経て現職。大人と子どもが安心感や自己肯定感、自他へのコンパッションを培い生きる力を高められるよう、マインドフルネスとEQ教育プログラムの開発と実践教育を行う。同分野における世界の最新教育の研究を行うほか、アート思考で自己認識力や自己肯定感、回復力や共感力を高める「こころ絵」トレーニングも展開する。ビジネスパーソン向け研修には外国人エグゼクティブへのプライベートレッスンも含まれるほか、親子向け定期クラスや子育て中のママ向け夜間ウェビナーを届けるなど、幅広く学びの場を届けている。Googleが開発した「Search Inside Yourself(SIY)」認定講師。ニューヨーク市在住時に子ども向けマインドフルネス指導者トレーニング修了。 2020年秋に国内初開催されたマインドフルネスの国際イベントWisdom 2.0 Japanでは、heARTful® bodywork発
案者としてワークショップを担当したばかり。著書「感情の知性(EQ)を伸ばす 学校と家庭でマインドフルネス!1分からこころの幸せ・安心を育む63のワーク」(学事出版)。

<お問合せ先> 株式会社ブレイン・サプライ
TEL:03-6273-7437

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